大好きがいっぱい

女・四十代半ば。残りの人生「大好き」で満たされたいもんだ

今更・・・「マトリックス」シリーズを観る

2009年02月26日 | 映画・ドラマ・芸能人
この映画が公開された時は、随分と高い評価だった気がする。

当時はまだCGって珍しかったのだっけ???

コンピューターの中の仮想空間?の物語って言うのにも興味があって、
観たいなぁ・・・と思いながらも今になってしまった。

で、観た感想。
ま、こんなものなんでしょう。

それにしてもアメリカ人の感性って言うのは、
コンピューターの中の話でも、
マシンガンぶっぱなして、じゃんじゃん破壊して、
派手なカーチェイスをやって、
素手での戦いはカンフー・・・なのですね。

カンフーの時に、掌を上に向けて敵に“おいでおいで”したり、
スーパーマンのポーズで空飛んだ時は、
もうこれはパロディ映画なのだと自分に言い聞かせましたわ。

最初は、カッコいい~!と思った黒のロングコートも、
そのうち、観ていて笑いが出てしまって・・・どうしてかしら?
何だか変じゃなかった?

現実世界の描き方も、愛を確かめ合う為にまずSEXで、
最後に世界を救うのは超能力・・・。

終わり方もこれでイイんかい?

・・・・ま、良いんでしょうね。

この世界観は好きなのに、何だか消化不良なんですけどねぇ。

もっくん、おめでとう~♪

2009年02月24日 | 映画・ドラマ・芸能人
昨日から日本中がこの話題で持ちきりですね~。
久しぶりに明るくてうれしいニュースでした。

DVDをレンタルしようと目論んでいた私としては、
借りられるのがずっと先になりそうで、嬉しいやら悲しいやら・・・。

同世代なので、あえて「もっくん」と呼ばせて頂きますが、
良い俳優さんになったのですね。

アップで映るお顔が、なんて美しいんでしょう。
43才なのに、若い時よりもイイ感じです。
たぶん、心の奥から滲み出ているものが良いんでしょうね。

今朝、はなまるマーケットの冒頭でやっくんと話してましたけど、
二人の間に流れる空気が、気のせいか何だか痛かったなぁ。

やっくん、目が怖かったよ。ハハハ
何か・・・あるんでしょうねぇ、やっぱり。


「納棺師」と言う仕事があることを知ったのは、
一昨年に伯父が無くなった時のこと。

東京の葬儀場でしたけれど、
静かに、穏やかに、そして丁寧に、納棺の儀を執り行って頂きました。

それまで、このような儀式があることも、
それを職業とする人がいることも、全く思い至らなかったのだけれど、
実際に身内を納めて頂いた時は、感謝以外の言葉は見つからなかった。

伯父さん、本当に良かったね、最後まで大切にしてもらって・・・と、
本当に思ったもの。


もっくんが納棺師をどう演じているのか。
おくりびと・・・早く観たいなぁ。

『ミスティック・リバー』を観る

2009年02月20日 | 映画・ドラマ・芸能人
なぜだか急に、
そうだ、私はケビン・ベーコンが好きだったのだ・・・
と思い出し、借りてみた。
なんと後味の悪い映画なんでしょ。

ディブの小さい時の経験から、殺されてしまうまでの人生が、
あまりに救いがなくて辛い。

ジミーもショーンも、まだ少年だった頃の事件に傷ついている事がわかる。

でも、一番傷ついたディブが一番不幸になり、
二人はそれぞれ幸せな家庭を持てるんだよね。

結局、自分の事件ではなかったから・・・なんだよね、きっと。
それにしても、ディブの女房がバカ過ぎ!!


「ミスティック・リバー」を観て、
やっぱりどうしてだか分からないけれど、私はケビンが好きなんだわ!
と改めて思ってしまったので、
OL時代に観た「フラットライナーズ」も借りてみた。

ううう、やっぱりカッコいい~!!

ちょっと長めの髪が、なんともまぁ似合う事。

今とはちょっと・・・いえ、かなり違う風貌だわね。

でも、おでこが広くなってしまってもケビンの魅力は衰えないのだ!
また違うの借りちゃお~。

『パンズ・ラビリンス』を観る・・・その2

2009年01月15日 | 映画・ドラマ・芸能人
もう一度観ようかどうかと迷った挙句、結局そのまま返すことにした。
見直す気力が無かったのと、珍しく内容をよく覚えているからだ。

あまりにも衝撃的なシーンが続く映画で、悪夢にうなされそう・・・。

印象に残ったのは、人喰いの化け物が出てくる場面。

シィ~ンと静まり返った地下室、
長いテーブルに並んだ数々の御馳走
テーブルの端に座る目玉が無い裸の怪物は微動だにしない、
壁に飾られた子供を喰う怪物の絵、
山積みになった小さな靴・・・

絶対に食べちゃいけないと言われていたのに、
我慢できず、美味しそうなブドウを2つ口に入れたオフェリア、
化け物の長い爪の指が動く、
手元の皿には目玉が2つ、
それを摘み上げ、掌に埋め込む怪物、
顔の前で掌を広げる、
目玉が動く、
探す、オフェリアを見つける・・・!

静から動へ、

美しい晩餐の食卓と、不気味な化け物、

恐ろしいけれど、なぜか惹かれたシーンだ。

この映画、全編を通してホラーやスプラッタのように血みどろシーン満載。

その残虐なシーンの殆どが、
『現実世界』の人間であるオフェリアの継父がらみだ。

拷問のシーンも怖かったけれど、口裂け女化した継父が、
自分で裂けた口を縫っていたところなんか・・・。

一方、ファンタジーの部分であるオフェリアが見る世界も、
不気味なものばかり。

前出の化け物もそうだし、迷宮の番人はミノタウロス?
ヤギのような目玉が気味が悪いし、何故だか信用ならん顔つき。
動きは、何だかお笑いタレントの江頭みたいに奇妙。

羽根の生えた小さな妖精は、ティンカーベルのように美しく輝くのではなく、
油粘土のような肌質と色。
どちらかと言うと、悪魔の使いのようだった。

それでも、オフェリアにとっては魅力的な世界の住人だったのかも。
最後に見た地下世界は黄金色に輝いて、少女を歓迎していたなぁ。

あぁ、思い出すだけで切ない。

もう少し期間を置いたらまた借りて見てみようかな。

『パンズ・ラビリンス』を観る

2009年01月14日 | 映画・ドラマ・芸能人
やっと借りられた。
期待通りの後味の悪さ・・・とでも言うのだろうか。

夢と希望に満ちた所謂フツウのファンタジーを観たいなら、
これは間違いなく観ちゃいけない映画だろうな。
R-12だそうですが、子供は絶対に観ちゃいかん映画でもある。

辛く過酷な運命の先に、希望の光が見えるのがファンタジーだと思うけれど、
冒頭のシーンの通り、この映画には絶望があるだけだ。

悲しいまでの現実が、これでもかと言うほど描かれ胸を締め付けられる。

戦争で狂った残虐な大人と、過酷な環境にただ耐えるしかない子供の話。
子供を守れない弱い母親と、その母親を慕いひたすら求める娘の話。
望まれて尊ばれる弟と、不要な者として蔑まれる姉の話。
僅かな希望さえも奪われる話。
光を求めながら、闇に取り残される話。
母の命を奪った弟の命を守った後、継父に命を奪われる少女の話・・・。

とにかく、内容を思い出せば思い出すほど、
ファンタジーの要素は少々トッピングされているだけ、としか思えない。
しかも全編を通してホラーやスプラッタのようなエグイ映像が流れる。

それでも、
主人公である少女オフェリアが行きたいと願った平和な世界と、
残酷な現実とのギャップが大き過ぎて、
最後のシーンは号泣・・・。
ちくしょう~!!

何であんなに可愛いオフェリアが命を奪われなくちゃいけないのさぁ!!

最後の地下王国のシーンが現実なのか幻なのかで評価が分かれているようだけれど、
これはファンタジーを描いた映画じゃないと思うので、
私は「オフェリアが見た最後の夢」に1票。

それでも、夢の中に生きたオフェリアにとっては、
それが現実なのだから良いのかもしれない。
笑顔で逝けたのだから。
・・・たぶんね。

今更・・・「バイオハザード」シリーズを観る

2008年12月29日 | 映画・ドラマ・芸能人
まぁ、単純に楽しみました。

薬品会社によるバイオハザードって言う筋書きは、まぁいいんだけど、
ゾンビが全然怖く描かれていないのが不思議であった。

なんでだろ?

昔見たスプラッタムービーと変わらぬゾンビの姿と演技に笑っちゃって、
ドキドキハラハラもしなかったから、
安心して見ていられた分、良い暇つぶしになりました。

本当に怖いのは苦手なのよね。

まぁ真面目に考えれば、
ゾンビの集団に喰われるのは、かなり恐ろしい事態なんだけどさ。

でも、主人公のアリスを演じる女優さんの目が好き。

無敵の女戦士なんだけど、と~っても美しくて、ちょっと悲しくて、
たぶんこの女優さんじゃなかったら、シリーズ3まで観なかったかも。

(同じ強い女でも、カリブの海賊のエリザベスには拒絶反応が出た)

それにしても、最後は超能力まで出てきちゃっうし、
ワクチン打ち過ぎてエイリアンに変化しちゃうし、ホントに笑える映画だなぁ。
作り手は何を狙ったんだろうか?

懐かしの≪ツインピークス≫を観る

2008年12月16日 | 映画・ドラマ・芸能人
「デスパレートな妻たち」で、ブリーの再婚相手を演じていたカイル・マクラクラン。

あまりの懐かしさに借りてしまった「ツインピークス」は、
覚えている通りの訳の分からなさ。

しかも、当時あんなに夢中になって観ていたにも関わらず、
ローラの事件だけが鮮明で、
なぜか後半のウィンダム・アールのエピソードを丸ごと忘れていた。

最後、クーパーが赤いカーテンの部屋(ブラックロッジ)から戻った時に、
悪に取り込まれてしまった事だけは覚えていて、
その時も今と同じく「なんだかなぁ~」と興醒めしたんだった。

ローラ事件では諸悪の根源だったボブよりも、
後半のウィンダム・アールの方がずっとずっと恐ろしかった事と、
前半のエピソードでは重要だったボブや巨人や小人が影を潜めてしまったおかげで、
最後のシーンが取って付けたような印象になってしまったのかな。

前半ではやたらとチベット仏教だの宇宙との交信だのと言って、
精神世界や神秘的な事を描こうとしていたけれど、
後半はもっとストレートな表現になってしまって、全体として中途半端。

それより何より、
ショック死してしまった中国人女性(=保安官の恋人)のクネクネとした色気の出し方が、
実に奇妙でかなり笑える。
アメリカ人から見ると、ああ言うのが東洋的美しさなんでしょうかねぇ・・・。

まぁ、ローラの親友ドナは、最後まで底意地の悪そうな顔つきだったなぁとか、
ホテルの娘オードリーは、何で爆死しなくちゃいけないんだよ~!とか、
前半憎らしかったレオが最後には哀れに思えたり、
でもシェリーは大バカだけど美人だから幸せになって良かったわとか、
若かりしカイル・マクラクランは、やっぱりカッコ良いわねぇとか、
見どころは満載で、かなり楽しめました。ハハハ

デスパレートな妻たち シーズン3

2008年11月12日 | 映画・ドラマ・芸能人
何という寒さだろうか・・・。
こう寒くて風が強くちゃ、庭仕事も出来やしないわ。

なので、や~っと最後まで見終わった。
なかなか借りれなかったのよね。

シーズン3の最後になって、
やっとスーザンのアホさ加減に慣れてきたし、
リネットも、なかなかイイやつじゃん・・・と思えた。
ガブリエルのおバカさんっぷりにも目をつぶれるようになった。

ブリーは一番のお気に入りだったけど、
3の最後には殆ど出てこなくて残念。

それにしても・・・やっぱり続きがあるのかしら?
あれじゃぁ、まだ何も完結してないものね。
きっとあるわよね、きっと。


スーザン
一番嫌いなタイプの女だ~! 面倒くさい!!
マイケルを追って山に入った時、ガイドの女の人がズバリ言い当てて、なんかスッキリしたわ。
マイケルとはお似合いだと思う。

リネット
ダンナがあまりに阿呆で同情するけど、彼女の性格がどうも・・・。
でも、コックとのプラトニックな関係が良かったわ~。で、好感度UP

ガブリエル
もう少し賢い人かと思っていたけど、そうでもなかったのが残念。
美しいだけで、本当にただのお金好きなおバカキャラなのね。

ブリー
もう彼女が必死になればなるほど、単純に可笑しい・・・。
でも、ピッタリのダンナさんができて良かったわ~。

     

ツインピークス ローラ・パーマー最期の7日間

2008年10月10日 | 映画・ドラマ・芸能人
デスパレートナ妻たち・シーズン3、
あと少しで見終わるのに、続きがなかなか借りられない。

なので、ブリーの再婚相手役をしている
カイル・マクラクランさんの若かりし日を思い出し、
まだ観ていないこのDVDを借りてみた。

懐かしいこのメチャクチャぶり。

訳が分からなくてのめり込んでしまう、デヴィット・リンチの世界だわね。

ローラがあまりに美しく猥褻なので、こりゃたまらんわ。
・・・ってことで、お父さんが狂っちゃうわけなのよねぇ。

そしてやっぱりと言うか案の定、
本篇が気になって仕方ないので、ツインピークスを借り始めた。

OL時代、夢中になって観ていたのに、
ほとんどの内容をすっかり忘れていて新鮮。

何しろ、カイル・マクラクランのカッコイイこと~!
若いって財産だわね・・・。

そして私は、
ウィステリア通りから引っ越して、今ではツインピークスの住人であります。


ハリー・ポッターシリーズを観る

2008年09月26日 | 映画・ドラマ・芸能人
何故だか今まで全く興味が湧かなくて、
DVDも本も見る気がしなかったハリー・ポッター。
どんな気まぐれが働いたか忘れたけれど、シリーズ5作を観てみることにした。

で、観た感想。

うん、さすが! CGすご~い!

魔法学校の雰囲気も大好き。

ストーリーも悪くない。

悪くないけど・・・魔法使い、めちゃくちゃ多過ぎないか?
あんなウジャウジャ魔法使いがいる世の中なんて・・・何かなぁ。

魔法使い通りなんてあって、すごい賑わい。
魔法省なんかも、すごい大きな組織。

なんか違和感が・・・。

それは、私が無垢な心を忘れてしまったせいなのか?

そうかもしれない。そうかもしれないけれど、やっぱり変だ。

魔法使いの人数が多過ぎて、リアルに感じられないんだな、きっと。

せめて人種を限定すれば良かったのに。
西洋の魔法学校に、黄色人種や黒人は変。
ま、現代を描いているから仕方ないのか。
ハリウッド(アメリカ)的な何かが見え隠れするし=興醒め。

でも、それがイメージを深める妨げになっている気がする。
あくまで主観だけど。

前にロード・オブ・ザ・リングを観た時は、描かれている世界にどっぷりと浸ることができた。
魔法だって信じちゃったぐらい。
それは、リアルに感じさせる何かがあったから。

ハリー・ポッターにはそれが無い。なんだか嘘くさい。

それは何故なのかと考えてみたけれど、
ハリーは現代で、リングは神話の世界を描いているからなのかしら?

それに、敵の描き方が弱い。

どちらも恐ろしい存在の復活を描いているけれど、
リングの目は、背筋が凍るほど怖かった。
何が何でも蘇らせてはいけないと、真に迫るものがあった。

たかだか10数年前にハリーによって封印されただなんて。
両親の愛だとか連呼されてもなぁ。
ま、あっさり復活しちゃったけどさ。

ハリーもフロドも、どちらもヘタレだけど、純粋な心は同じ。
その純粋な心で敵をやっつけるのよね。

あ、似ているわけだ、この2つは。なるほどねぇ。

いろいろ批判を書いてみたけれど、続きが出たらまた見なくちゃね。
その前に本をチェックかな?

それにしても、校長先生、ガンダルフとそっくりなんですけど?