びっくりした。
死んじゃうのかと思った。
夜中、玄関にある犬の寝床がガタガタと五月蠅い。
「ゴキブリか蜘蛛でも出たのかしら?」と覗きに行くと、
口から泡を吹いて、痙攣を起こしながら倒れていた。
痙攣はしばらく続いた。
体を摩ったり、涎を拭いたりしながら、
声を掛け、励ましたりする他なす術がなかった。
痙攣が収まった後、フラフラとして立ち上がれず、
不安そうに吠えたりしていた。
翌日病院へ。
たぶん、てんかんでしょう・・・とのこと。
血液検査の結果、腎臓が弱っているらしい事も分った。
もう随分前からシニア用のドッグフードを与えていたけれど、
おやつにあげる煮干し(塩無添加)が良くなかったのかも。
とりあえず薬もナシ。しばらくは様子を見ることに。
すぐに生死に関わる病気ではないらしいので、少しホッとする。
13歳になったこの春、ガクンと一気に年を取ったみたい・・・と、
心配していた矢先の出来事だった。
先に逝ってしまう命だと分かってはいるけれど、
少しでも長く生きていて欲しい・・・強く願わずにはいられない。