露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

9th Story Concert 『Nein』 5/2 Ⅳ

2015-05-04 10:12:10 | SH/LHイベント記憶留書


しばらく呼び続けていると

「うるせぇ!!」と言いながら出てきてくれたNoël

良かった…!!

Noël「お前らうるせえ。だがな、マジでヤバイババアだった。

あのままだったら俺の命をとられていたかもしれねぇ

クソサンキューな」

「だがよぉ。その代り俺の一番大事な…ギターをあのババアに取られちまった。

Flying Frei…っ。クソ、ショックで名前までわかんなくなって…

Flying NightHawkを取られちまったんだ

あれは、俺の大事な…

グラサン作ってくれたギターで

メジャーデビュー10周年のオープニングアクトで弾いた

かけがえのないギターなんだ」

「明日からどうすりゃ良いんだ」

Freiheit!とか、エア!とか、声が上がっていた中で

Noël「何かアコギって聞こえたな」

「あれか、MVで弾いてた。ったくよお、俺が何時間待ったと…

それなのにヘラヘラ遅れて来やがって…!

音楽は遊びじゃねぇんだ。俺はそう思ってる。

この舞台でも当たり前のように弾いているが

アニキたちは10年も20年も続けてきて、そうしてできることなんだ

悔しい想いをしたことだってあったと思う

それでも続けてきて、こうして凄いものを届けられるんだ」

「それに、バンドってのは心を一つにしてやるもんだ

温度差があってはできねぇ。その点、あの頃のヴァニスタは駄目だったな。

出会いは大事だ。でも、少し歯車が狂えば簡単に別れちまう

お前らだってそうだろう?

でもな、もしヴァニスタが10周年を迎えることができたら

その時には、あいつらにも客席に来てもらいてぇな」

「なんか真面目に話しちまったな…

最近なんか変な店主に迫られるしよぉ

昨日はねーちゃんだったのに今日はババアだった

明日はどうなるんだろうな」

ローラン「幼女っ」

Noël「幼女?どうだろうな

お前らの裏をかくことばっか考えてるグラサンのことだから

明日もババアだったりしてな」

「クソッ、あのババア、俺のギターを…明日はエアか?」

エアケースからエアギターを取り出しながら

「もうやめてくれ…」のシーンを再現

ストラップをかけて

「聞いてくれ!『Nein』っ!!…締まる気がしねぇえっ…!!!」

叫びながら崩れ落ちるNoël

「あのクソババア!…お前なんか一人反応がいいな、めっちゃ笑ってる」

と花道横の男性に話しかけるNoël

「そのTシャツ「わんこ堂」って書いてあるのか?

お前が店主か?違うのか。

まあいい、お前のために1曲歌ってやろう。何がいい?」

「超重力」

そして皆で超重力 Short ver.

さりげなくバンドも参加し、幕の向こうで密かにサッシャさんもノッてました

でもやはり気になるのはギター

「女を殴る趣味はねえが、あのババアは別だ。

屋根裏堂に取り戻しに行くしかないのか…」

ローラン「「「かんばれ~!」」」

Noël「お前ら簡単に言うけどな…俺だってどうやって行ったかわかんねぇんだよ

気づいたらあったんだからな。今行ってもたぶんFLOWER ASATOだぜ?」

「しょうがねぇ、本当は嫌だがグラサンに相談するか」


果たして明日どうなるのでしょう…

そんなこんなでアンコール一曲目「辿り着く詩」

階段で楽器を携え語るルーナ

戦で引き裂かれる2人の詩人

過酷な旅、人づてに訪ね歩き彷徨う

激昂した女王により投獄され、処刑されるエンディミオ

牢番の元へ辿り着く

子供達に囲まれ歌い語るルーナ


Noël「良い曲だな。俺もあの台詞言ってみたいな

運命よ。お前がこの瞳から光を奪い去ろうとも、光は奪えない

…何か違ったか。唇的なものがなかったか。

お前がこの瞳から光を奪い去ろうとも、唇から唇は奪えない

よし、俺も使お♪」

最後まで間違ったままの可愛いノエノエでした


2曲目は「星女神の巫女」

捕えられたミーシャ

覚悟を決める瞬間の表情を見ることができました


Noël「元はこんな話だったんだな

どっちが正解で、どっちが不正解なのか…俺には判らねえ

だけど、何を選んでも胸を張って生きていけるといいな」

「ここでメンバー紹介に行こうか

…OK Osaka!!

今夜のクソいかれたメンバーを紹介するぜっ!!」

淳士さんは今回も不在で、舞台奥から登場

ドラムの一つを叩きながら花道へ疾走

あっちゃんは1本ベースを鳴らしたまま

別のベースを持って花道へ、そして可愛く猫ポーズ

英ちゃんは「Broque」を弾いてくれました

YUKIさんもいなくて後ろから音が…と思ったら

客席を走って登場

アニキも花道へ

そして弦一徹ストリングスは圧巻の演奏

お次は黒猫ダンサーズ

そして各曲のシンガー・アクター

「言えなかった言の葉」で出てくる人がいなくて

Noël「こんな日もありま~す」

ミーシャは黒猫四姉妹を連れて登場し

Noëlと客席に水をかけまくる

その後登場したエリーザベトも

投げキッスのあと

Noël→舞台上のメンバー→客席の順に

水をかけまくってくれました

そして最後にバニオン君!!

そしてみんなで歌唱

「「「気になる曲が在るなら、どうぞ最後までご覧になって

隔たる地平を超えてキセキが集まるコンサート

それが当店、西洋骨董屋根裏堂!!!」」」

みなさま勢揃い

ローランが「「「可愛い~」」」と騒ぎまくってましたら

Noël「そんなにバニオン君が好きか?」

ローラン「「「好き~!!!」」」

Noël「バニオン君ぬいぐるみとかグッズがあったら買うか?」

ローラン「「「買う~!!!」」」

Noël「「「10万円とかしても買うか?」」」

ローラン「「「買う~!!!」」」

Noël「今どこかで算盤をはじいてるスタッフがいるかもしれないな」


ここで何か1曲やるか、ということで

Noël「何が良いかグラサンに相談したらさ

何かさ、グラサンの他にもグラサンがいるらしくって

何人いるかわかんねえんだけど…

で、そいつが銀河でコウテイをやってるっていうんだ

…コウテイって学校の庭のことだよな?意味解んねえと思ったけど

とにかくそいつがCDを出したらしくて…その曲をやれば良いって

金持ちしか知らねえ曲らしいが大丈夫か?」

ということで始まった「即ち…小惑星を喰らう超紅炎」

そして一部盛大に間違うノエノエ

はにかんだ様に笑っていて可愛かったです

Noël「こういう日もある。とりあえず楽しかった」

そして皆さまで手を繋いで一礼

順番にはけていく中

エリーザベトの後ろをついっていって

修道服のベールの端っこをつまむ様にして直した(?)Noël

振り返って口元に手を当てながら微笑むエリーザベト

可愛い光景でしたが、何処かで月光が睨んでたりして…


そして、Noëlが再び登場し、東京以外での公演の話

ローランからの声に応えながら

「名古屋にも行けたら行く。大阪もまた、ヴァニスタでも来たい」

「だからそれまで元気でな」

下手の前から2列目でしたので、この時Noëlが本当に目の前で

「元気でな」の時に目があっているように思えて

すっごくドキドキしました

絶対に何が何でもこれからの大阪での公演も参加したいと思います


Noëlが去って、国歌を歌って

「「「Sound Horizon Kingdom!!!」」」


そういえば、閉演後にスマホの電源を入れたら

LINEに屋根裏堂からのニュースレターが…!!

さっそく64進数でデコードして読んでみたら

あのババア、さっそく店に並べて宣伝してやがるっ!

…思わずノンたんの口調が移ってしまいましたが

明日どうなるのか心配になりました

しっかり見届けないと


さて、ずっと楽しみにしていたプレミアム路地裏

本当に間近でNoëlの姿を見ることができて

他にもバンドメンバーやシンガー・アクター・ダンサーの

美しく、カッコいい姿や

圧巻のパフォーマンスを見ることができて

本当に幸せでした

今日見た光景はわたしの人生の中で

ずっと輝き続ける記憶になると思います

本当にありがとうございました

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