声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

医療費の返還

2020-11-26 09:25:00 | Diary
先週末のこと、

いきなり簡易書留で

《医療費返還のお知らせ》という封書が届いた。

見れば、

かれこれ10年前にかかっていた医療機関からのものだった。

“お詫び文書”によれば、

監査からの指摘で不適切な請求が確認されたものについて返還しているのだそう…

書類によれば、

23年から27年までの4年間で6,000円弱の払い過ぎ医療費を返還してくれると言う。


(あっ、この前買ったLightningコネクター分が補填されたわけだ)

と、
ちょっと嬉しくなった。

本来なら、
(今頃になって、なんなのよ)

と思う人もいるのかもしれない…

が、

私は、

通院中にこの医療機関を全面的に信頼していたし、

主治医をはじめ、

医療スタッフには本当に親切にしてもらったと思っている。

返還分の6,000円以上のケアをしていただいた。


今は、違う病院にかかっているが、

受けた恩は忘れていない…。


医療費に関しては、患者は言われるがままである。

それは、“信頼”という一番大切なものへの対価だと私は思う。

今回のように、

後で不適切な請求があったので返還するということ自体が、

稀なのではないだろうか?


過去に遡って返金するにあたり、すでに故人となった患者には、

遺族が請求することもできるらしい。


件の医療機関は、

信頼を失うほどの大きな不祥事を起こした事もあって、

その後、信頼を取り戻すべく改革に取り組んできたと聞いている。

この医療費返還も、その一環だろうか?

いずれにせよ、

コロナ禍で多忙な時期に、いくら事務方とはいえ、

元患者に対して返金業務を担う職員の方々も気が重いことだろう。

クレームもあるかもしれない。

でも、

私のように感謝している元患者もいる事を知ってもらいたい。

ありがとうございました。

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