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11月18日(金)続ボージョレ・ヌーボー

2011-11-18 11:24:26 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
11月18日(金)続ボージョレ・ヌーボー

昨日の閑話は急用ができて中途半端でやめざるを得なかったので続きを書いておこう。

ボージョレ・ヌーボーは産地によって二つに大別される。クリュと呼ばれる名産地が多いのは北部で、ここで生産されるものはボージョレ・ビラージュと呼ばれて値段も高い。ラベルに産地名が「○○クリュ」と記されているものは750mlで2500円見当である。さっさと飲んでしまうワインとしては割高な感じであるが質はいい。一方南部産のものはボージョレ・クーランと呼ばれ値段が手ごろなものが多い。

ご存知の方が多いと思うが、フランスのブドウ栽培は日本で大半を占める棚に蔓を這わせるものではない。畑に等間隔に立てた高さ1mほどの棒杭に針金を張り、それに蔓を絡ませて育てる。だから収穫は上を向いてするのではなく下を向いてする。摘み方はワインの造り方によって様々であるが、ボージョレ・ヌーボーの場合は房ごと摘んで背中に背負った籠に放りいれる方法を取っているようだ。

ボージョレ地方はそのようなブドウ畑と牧場が混在している。この地方で飼育されている牛はシャロレー種という白くて大型の肉用牛である。ブドウ畑の間に点在する牧場でのんびり草を食む白い牛の姿はまさに牧歌的である。

赤身が多いシャロレー種の分厚いステーキのメインディッシュとブルゴーニュ・ワインのマリアージュはこの地方ならではのご馳走である。