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11月1日(火)フクロウ

2011-11-01 10:59:38 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
11月1日(火)フクロウ

ゆうべ風呂に入っているときフクロウの鳴き声が聞こえたような気がした。耳を澄ますと「ホホー」「ホホホー」と二声三声、暗い裏山からくぐもったような声がする。間違いなくフクロウの声である。40年以上この地に住んでいるが、フクロウの声を確認したのは初めてである。過去にも聞いたことがあるのかもしれないが記憶に残っていない。

闇の中から聞こえてくるフクロウの鳴き声は何となく怖い感じがする。ドラマのおどろおどろしい場面などに、フクロウの声が使われるのはその効果を狙ってのことだろう。

音も無く闇の中から飛んで来て、ネズミなどの小動物や爬虫類などを狩るさまをテレビで観たことがあるが、忍者の行動を思わせる巧みな身のこなしである。日本には8属10種類のフクロウの仲間が住んでいる。その中には俗にミミズクと言っているものも含まれる。耳のように見える飾羽の羽角(うかく)がある種をミミズクと便宜上呼んでいるだけである。

ゆうべ裏山から聞こえてきた声の主は何と言う種類であろうか。声の質から想像するに大型の鳥のような気がした。「五郎助ホーホー」あるいは「ぼろ着て奉公」などの聞きなしで親しまれている、いわゆるフクロウであろうか。

フクロウは体長45cmから55cm、体重1kgぐらいになる大型種で、留鳥として日本全国に分布しているそうだから、その可能性はある。

フクロウは西欧諸国では「夜の鳥」あるいは「死の鳥」のイメージが強い。そのために評判は芳しくないけれども、一方でギリシャ神話のアテナの聖鳥であり、知恵の象徴ともなっている。それにあやかったわけではないが、何となく愛着があっていろいろなフクロウの置物を集めている。