天使の図書館ブログ

 オリジナル小説サイト「天使の図書館」の付属ブログです。

花子とアン-第79~84話-

2014-07-05 | 花子とアン
【ブルーボンネット畑】ダリル・グリン(オールポスターズの商品ページよりm(_ _)m


 今週は珍しく、妄想文はナシ☆で(笑)

 いえ、もちろん書いてもいいんですけど、どうせまたバルタン閣下のことだから、いいかげんこのへんにしときたいと思います(^^;)

 とりあえず、今週で懸念事項(?)の嵐も過ぎ去り、来週の予告を見たりすると、これからのストーリーの筋が大体のところ見える気がしたり。。。

 でもこのあたりはやっぱり、「大体のところわかってるけど、それを映像として見るのがこれまた面白いのらよ☆」という感じで、このままノンストップで面白いまま行ってほしいと思います

 花子とアンは、すでにわたしの中で「ツッコミどころの多いこと含め、とても面白いドラマ」ということに落ち着いたかもしれません(笑)

 たとえば、花子が辞書を凶器にして、教会の下にいる人を殺そうとした件……いえ、もちろんそんなシーンはありませんけども(笑)、ここなども結構苦しいシーンだなと個人的には思いました(^^;)

 いえ、「ゆりかご」を読む限り、村岡花子先生は絶対そんな人じゃない!という意味において

 かといって、じゃあどうやって花子が村岡さんを忘れようとするシーンを演出すればいいか……ということになると、やっぱりその人を思いださせる辞書をいつまでも大事そうに手元に置いておくのはおかしい、ということになるかもしれません

 それと、映像で見せようとした場合、どうしてもある程度「動的」な動きというか、実際よりも派手な行動が要求されたりしますよね

 なのでまあ、実際の村岡先生のことを想定した場合、英治さんからもらった辞書を大切に胸に抱きしめ、その上に涙をこぼし、「たとえ結ばれないでも、この辞書をあの人だと思って大切にしよう」という感じであったにしても、まあドラマはドラマで別物として見たほうがいいんだろうなっていう、何かそんなふうに思いました(※言わずもがななことですが、「ゆりかご」のほうにはkeizoさんが花子に辞書をプレゼントするといった描写はなかったり。念のため^^;)

 そんなこんなで、花子が村岡さんへの思いを断ち切るシーンは「ちょっとなんだかな」と思いつつも、ドラマはドラマで花子は別のキャラなんだからということで納得し、村岡さんの奥さんの香澄さんもかなり強引な展開で亡くなったな~と思うものの、まあしょうがない(?)ということで、次週の花子とアンは。。。



 >>「最高のクリスマス」


 月日が経ち、12月。
 ある日、朝市(窪田正孝)と武(矢本悠馬)が、かよ(黒木華)の働くカフェーへやってくる。
 はな(吉高由里子)が理由を尋ねると、武は葡萄酒の売り込みのため朝市をお供に上京し、しばらく滞在すると言う。
 はなはカフェーに居合わせた宇田川(山田真歩)に積極的に話しかけ、連載が好評の『銀河の乙女』を単行本化したいと持ちかける。
 相変わらず居丈高な宇田川も、単行本の話にはまんざらでない様子。
 朝市は、はなが元気を取り戻している様子に少しほっとするが、甲府ではなが辞書を捨てようとした日のことが忘れられないでいた……。
 聡文堂では『銀河の乙女』単行本化の打合せが始まり、宇田川は『王子と乞食』で挿絵を書いた人物、すなわち英治(鈴木亮平)にぜひ挿絵を頼んで欲しいと言う。
 はなと英治のいきさつを知る醍醐(高梨臨)は躊躇するが、はなは宇田川に、必ず説得してみせますと請け合う。
 一方の英治は、妻の香澄(中村ゆり)を亡くして半年、平祐(中原丈雄)の再婚の勧めにも耳を貸さず、仕事に打ち込んでいた。
 そこへはなが醍醐とともに現れ、ふたりは久々の再会を果たす。
 真剣な表情で挿絵を書いて欲しいと依頼するはなに、英治は……。



 このあらすじを読んでまず思ったポイントが「半年の月日が流れてる」ってことだったでしょうか(^^;)

 いえ、奥さんが亡くなったばかりで恋の火花がバーニングしてたら、やっぱりマズいでしょという、そんな優しい配慮を感じます(笑)

 とりあえず、朝ドラヒロインのイメージを汚さぬため(?)、奥さんの生前にすでに離婚が成立していた(それも奥さん自身の意志で☆)、そしてそののちに突然死したということになったのかな~と(※not突然死!

 まあ、なんにしてもこれで奥さんの件については概ね片付いたということで、来週は花子が東京へ戻って来、失恋を乗り越えようとするかの如く仕事に没頭。キャリアウーマンとしての本領を発揮し、英治さんとも私情抜きで「本当にいい本を作りたい」という情熱のみで彼と向きあうのかな~なんて(そして村岡さんはそんな花子をあらためて素敵と思ったりするのでしょうか

 わたし、鈴木亮平さん演じる村岡さんが好きなので、あんましこーゆーことは書きたくないんですけど……まったくなんの先入観もなく花子が「好きです!」と告白したシーンと彼が花子を抱きしめるシーン、それから彼が「忘れてください!」と頭を下げるシーンを見たとしたら、こう思うかもな~という気がしたり(^^;)

「好きです!って、こんな可愛い子がまじぇ!?」、「てか、オレ結婚してんだけど……結婚してるって花子さんが知らないわけないし」、「あ、でももしかしてこれは、奥さんが御病気で何かと大変そう。村岡さん可愛そう。だからナマケモノのこのわたしの体であったまってっていう、そーゆー誘いなのか!? (*゜∀゜)=3!!」、「よしいけ、英治!!ナマケモノの可愛いあの子をオレのモノにしちゃうんだ!GoGo!!」、(頭の冷めた翌日)→「いや~、実はあの子、オレが結婚してるとすら知らなかったとか」、「そりゃまずいぜ、ベイビー☆」、「とりあえずなかったことにしてもらうか」→「きのうは本当にすみませんでした!忘れてください!!」……みたいに、思わなくもなかったりしてww


 いえ、本当の村岡印刷さんはもちろんこんな人じゃありませんとも(笑)

 でも奥さんが亡くなって半年が経ち、色んなことがクールダウンして、落ち着いた頃に花子と仕事で合流し、そしてお互いやっぱり好きだ!ってことになってゴールイン……みたいな感じなのかな~なんて勝手に想像したりして

 そしてそのお仕事というのが、宇田川てんていのご本を通してっていうのがなんともポ・イ・ン・ト☆という気がします

 宇田川先生の「逢引」、もろ花子と英治さんがモデルなシーンがあるので……もしかしてこれから意外にあの悪魔のように見える宇田川てんていが恋のきうぴっどになったりして……と想像する次第であります

 あと、蓮子さまとりう壱さんの恋のゆくえも、これから楽しみですね♪(^^)

 次週の予告見てると、花子が「道ならぬ恋だけはダメ☆」みたいに言ってましたけど、ここもまた「ゆりかご」と矛盾するやうな……とかいうのは、ドラマは別ものとして見るということで以下略します(笑)

 なんにしても、人妻なのに初恋してるような初々しさがまぶしい蓮子さま。

 しょっちゅう転んでばかりで、体のバランス感覚(三半規管?)に問題ありそうなりう壱さんと、とてもお似合いだと思います♪


 蓮子嬢:「今度、わたくしが平均台のお稽古をして差し上げるわ」

 りう壱:「平均台の上に、バナナの皮を置くのはナシですよ

 蓮子嬢:「じゃあ、りんごの皮ならいいのね?

 りう壱:「意地悪な人だ……」


 みたいな??(笑)

 なんにしても、次週も「花子とアン」から目が離せません(>_<)

 それではまた~!!






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ルシア)
2014-07-07 07:18:32
 あ、そういえばそうですよね!(って、オマエはww

 たぶん結婚後……かなとは思ったりするんですけど、もしかしたら正式に結婚される前のことだったりして(^^;)

 いえ、どう考えてもあの描写はおかしいですよ(笑)わたしみたいな村岡先生を敬愛してるタイプの視聴者じゃなくても、普通に「だーらって辞書捨てんなよ☆」みたいな話

 それに、べのさんのおっしゃるとおり絶対村岡先生に失礼だと思う。村岡先生にとっては辞書ってきっと、聖書と同じくらいかその次くらいに大切な本だったと思うので……時代的なことを考えても相当貴重なものを村岡さんはプレゼントしてくれたわけで、それを捨てるっていう選択肢はまずありえないんじゃないかって思うんですよね(^^;)

 最近、わたしの中でも醍醐ちゃん株がすごく急上昇してます♪最初はてっきり、花子と村岡さんを取りあって、もうちょっとドロドロ☆したことになるのかなと思ったんですけど……高梨臨さんの出てるシンケンジャーを真剣に見たいと一瞬思ってしまったほどでした(そしてバルタン閣下とシンケンピンクを絡ませようかと・笑)

 でもほんと、蓮子さんといい、花子はまわりの女性キャラに食べられてばかりという気がします先週などは醍醐ちゃんのほうが女性として綺麗に輝いて見えて、花子は日陰のたんぽぽみたいに見えました(^^;)そして蓮子さんは登場するたびごとに薔薇か芍薬のような存在感を放っているという

 やっぱり朝ドラで不倫を描くのは難しいみたいですよね。「あなたの心には他に女の人がいるわ」と見抜いた奥さまは流石と思うし、「死ぬのを待たれるのはやなの」っていう気持ちもわかるんですけど……実際、村岡さんの<本当の気持ち>が全然見えてこないっていうのがあって(^^;)「奥さんのことはこんな形で愛してる(た)」、でも「花子さんがあんなにナマケモノに似ていて、会うたびに胸のドキドキが止まらないんだ!」とか、村岡さんの本当の気持ちが知りたいな~と思ったり(笑)

 もちろん、これからそんなことも少しずつ語られていくのかなって思うんですけど……そういえば次週の予告で郁也くん、「安東さんはやめてほしい」みたいに言ってましたっけ。すごく慕ってたお姉さんっぽいので、余計にお兄さんのことが許せないのかもしれませんよね。

 香澄さんが亡くなったのが土曜日の回なので、これからおいおい色々なことが明らかになるのだとしても……とりあえず、先週の全体の印象としては、わたしもべのさんと同じくなんだかモヤーッとした感じで、「このあたりとか、博打かもしれないけど、もう少し突っ込んだ描写があっても良かったんじゃないかなあ」と思ったりしてました(^^;)

 蓮子さんは、二度結婚されてるにも関わらず、清らかな乙女的な何かを失っていない人ですよねそして実をいうとわたし、龍一さんに関しては、花子を男にしたらこんな感じかも……なんて思ったり。文学が好きで、性格が一本気で一途なところが、なんとなく似てるな~なんて(^^;)伝助しゃんは、蓮子嬢にとって夫であって男じゃないんでしょうね(笑)もし最初に龍一さんが九州の嘉納邸まで行ってなかったら、龍一さんも間男っぽかったかもしれないんですけど、「100%、僕はピュアな気持ちで貴方が好きなんだ!」みたいなキスシーンに見えました(笑)

 醍醐さんが担当外されたのは、間違いなくそれっぽい気がします!(笑)「占い師に言われてある人が運命の人だと思いこみ、でも相手が結婚してるって知るなりクールダウンした?馬鹿じゃないの、あんた」みたいなwwでもそこで、「宇田川先生だって、ご自分に逢引の経験がないからネタに詰まるんじゃありませんか?(`ω´)ノ」なんて言おうもんなら、聡文堂は潰れること間違いなしですよね(^^;)

 マスター:「こちら、カフェードミンゴですが、梶原編集長お願いします……支払いのことがわかる会計課の方でもいいんですが」、醍醐ちゃん:「編集長、カフェードミンゴの方が、ツケのことでお話があるそうです(*・ω・*)」、梶原さん:「今いないって言ってくれ」、醍醐ちゃん:「で、でも……」、梶原さん:「いいから、とにかくいないって言うんだ、醍醐君」、みたいなww

 聡文堂、出版社としてもしかしたらすごくヤヴァいのかも(というか、花子が徹夜で校正してるの見てて、ブラック企業かと思いました・笑)

 べのさん、コメントどうもありがとう~!!

返信する
Unknown (べの)
2014-07-06 13:24:01
 「アンのゆりかご」で村岡氏が亡くなった後、彼から贈られたウェブスター大辞典の第3版が机の脇の回転本棚の上にという記述がありますけど、やはり結婚後の話なんでしょうね。毎日の翻訳の大きな助けであり、愛読書である。辞典を読むのは楽しみであり、膨大で楽しみは尽きず、夫そのもののようだったという記述を見てると、ドラマのあの表現は、さすがにやり過ぎで花子さんに失礼かも…。だからか、朝市が奪い取って「罰が当たるだ!」って一喝されるシーンが入ってきましたね。 さすがに、漬物石事件の反響が大きかったんでしょうか 史実の花子さんの部分を、醍醐さんが受け持ってるんじゃないかって気がして来ました、最近。仕事に関する場面で。朝ドラのヒロイン的立ち位置として、ドジな所を強調したかったのかとも思うんですが、酒癖の悪さに「居眠り癖」が加わったのかと。知らない人が見たら村岡花子さんを勘違いさせてしまいそう。でも、どうやら仕事の部分は立ち直りそう…だと信じたい!
 恋愛パートに関しては、白蓮事件を描く為なのか、かなり薄味の曖昧な表現と時間ずらしの為に、3人の苦悩じゃなく、村岡夫妻の苦悩と花子の苦悩に二分されたような感じ。奥様に対する罪悪感よりも、「好きになってはいけない人」である村岡氏への思いに特化してるような気が…。村岡夫妻はというと、村岡兄の優柔不断さと香澄さんの鋭敏過ぎる洞察力と美人薄命さが際立って、花子が遠く圏外に。郁也くんは、もしかしたら香澄さんが初恋の人なのかも。史実の村岡氏は8人の兄弟姉妹ですが、ドラマでは二人兄弟のようです。母親は、原案の方でも弟さんが英国留学に出発後に亡くなっているので、母の面影を香澄さんに見て、慕っていたのかなと。母を病気で亡くしている父が、兄に離婚を奨めてる矛盾が許せないと。そんな風に感じました。
 香澄さんのおかげで、英治氏が絵描きを志しながら、事業の後継者としてその夢を断念した事が明らかになりました。ミスタードミンゴはいい人ではあるのでしょうが、経営者としてはシビアな面を持つ方ですね。父親としても、結局英治氏が逆らえないだろうって事を、香澄さんはよくわかってそう。自分から離婚を口にしたのは、そういう様々な理由からなんでしょうが、英治氏の過去とか背景が、今まで詳しく出なかったから唐突感が否めないという…花子を励ます中で、「僕にも夢があったんです」とか話すシーンがあれば良かったのにね。
 香澄さんは、村岡兄を母か姉のような気持ちで心配してる部分があったのかも…。郁也くんには、それを伝えたくて呼んだから、最後に郁也くんがそばにいたとか。でないと、離婚後も毎日通ってたのに、最後に間に合わなかったなんて、二人共に心残りですよね。 香澄さんと二人が向き合う事なく、恋愛らしい恋愛にもしなかったから、何かこうモヤーッとした感じが拭えないのが、悲しいところです。
 蓮子さんの方は、まさかのラブシーンが週末に。その後の村岡夫妻のシーンだから、余計に印象的です。醍醐さんは、「男の人と手を握ったことしかない」とのことでしたが、蓮子さんは「男の方の部屋に入るのは初めてなの」とのこと。新聞記者さんの場合は、嘉納邸のサロン?書斎?でしたからね。兄やんは、気付いてるんでしょうね。宮本氏の尾行の撒き方は、上手とも言えないし。あの家、窓にカーテンもついてなかったみたいです。
 宇田川先生、きっと醍醐さんに「貴女、逢い引きの経験は?」って聞いたんでしょう。で、醍醐さんが「お見合いなら山ほど。あっ、でも手をつないだ事ならありますわ!」とか答えて、宇田川先生が「…お話にならないわね。貴女、クビよ。あ、梶原さんにツケといて」というやり取りだったりして。カフェードミンゴ、聡文堂はかなりのお得意だと思うけど、そろそろ会計課が怒りそうです。
返信する

コメントを投稿