今回もとても面白かったデスノート♪(当社比☆笑)
もちろん、Lが原作通りの展開になってしまったので……ただ単純に「あー、面白かった」っていうことではもちろんないんですけどね(^^;)
冒頭で、「ここまでLに詰められたら、もうキラの負けなのでは??」というくらい、ライトくんのことを追いつめたL
L:「L・ローライト……名前、それで合ってますよ」
ライト:「まさか……デスノートじゃない?」
L:「ええ。それはワタリが作ったニセモノです」
(原作では、ジェバンニの仕事だったものをワタリが!!いやいや、デスノートの複製なんて大変ですってばLったらもうほんと、老骨にムチ打つことばかりしてww)
L:「夜神ライト……いや、キラ(ニヤリ☆)君にわたしは殺せましぇーん。ゆえにわたしは死にましぇーん!!」
ライト:「フッ。101回目のプロポーズか。日本のお笑い芸人だけじゃなく、おまえが日本のドラマにまで詳しいとは知らなかったよ、L!!」
(※ここで場面が変わって、ワタリとニアの会話になります。そして↓がその続き。。。)
L:「このノートには、ライトくんの筆跡でぼくの名前が書かれています。自白以上の証拠、ありがとうございますいいかげん自分をキラだと認めたらどうですか?」
(ドバーン!!)
(ババン!!)
(ドン!!)
(ドン!!)
(※ドラマ内の効果音なので、どうかお気になさらずm(_ _)m)
ライト:「そうだ、俺がキラだ」
L:「わたしの推理は、最初から正しかった。リンド=L=テイラーを替え玉として使った時から……世の中は正義が勝つように出来てるんです」
ライト:「そうなってないから、キラが生まれたんだろ!!」
L:「あなたのその、幼稚な計画を叩き潰してみせます」
ライト:「警察にこんなことが出来るっていうのか」
L:「まさか、世の中に必要とされてるとでも思ってるんですか?」
ライト:「救われる人間が大勢いる。誰にも出来ないことが、キラなら出来るんだよ!!」
L:「出来るのは人殺しだけです」
ライト:「悪を裁いてるんだ!!」
L:「自分が神にでもなったつもりですか!?」
ライト:「キラは神にだってなれる!!」
L:「わたしに言わせれば、救いようのない、愚かな人殺しです」
ライト:「L……」
L:「そして、たったひとりの友達でした。こんな形でなく出会いたかったです」
ライト:「こんな形でしか出会えなかったんだよ、俺たちは」
――ここで
それにしても、ここでのLとライトくんの会話は、もしかしたらファンの方によって評価が分かれるかもしれません
確かにわたしも、Lとライトくんは(ある意味)似ているだけに解りあえなかったという気はするのですが、原作ではそこは曖昧にぼかされたまま終わったと思うんです。そして読者の中には、ふたりの出会い方が違ってれば、本当の友達だったんじゃないかな……と感じる方もきっと多かったと思うんですよね。
でもドラマでははっきり、Lとライトくんは悪と正義として「分かり合えない」という結末までがはっきり描かれました。
やっぱり<ドラマ>ですから、キラという存在を擁護する描き方はまずい……という部分はあると思うのですが、原作とか読んでるとこう、わたしも軽くキラというかライトくん側に傾くようなところはあったり。。。
たとえば、職場内にいる自分にとっての「嫌な奴」が突然いなくなるとか、あるいは学校内でいじめの首謀者になってる生徒がある日死んだとしたら――その日からもしかしたら「キラさまさま」とか思って、てるるんみたいに「キラこそ正義ィッ!!」とかってネットで熱く書き込んでるやもしれぬ……とは思っていたりして(^^;)
でもそこのところを掘り下げていって、「だからライトくん好き」みたいには、100%絶対になれないのは何故かといえば――わたしの場合、ライトくんが100%まったく好みのタイプじゃない、むしろドアのところにシャーペン挟めてたところでどん引きしたっていう感じだったからだと思います
そして続くライトくんのモンキー芝居
まあ、あのデスノートは偽物なわけですから、確かに原作ライトくんなら、ここまで一瞬にして機転が利いたとは思う。でもドラマ版ライトくんもまた、だんだん原作ライトくんのずる賢さに近づいてきたせいか、火事場の馬鹿力的にものすごいシナリオを一瞬にして生み出しますww
Lに自白を強要されてノートに名前を書いた……だなんて、その前にLが夜神月って途中まで書いてるだけに、妙に説得力があるじゃないか!!
Lは本当に無念だっただろうなあ
ここまで、ここまで、ここまで追い詰めていながら――チェスでいったらまさしくチェックメイトをかけたところだったのに、クイーンかビショップあたりでキングの駒をまさに取ろうとしたその瞬間……というところが、なんとも切ないです
でも、わたしが個人的にドラマを評価するのは、原作ではLって、「やはりわたしは間違ってなかった」と、真理を知ったところで事切れてしまうわけですけど、ドラマ版Lはそれ以上にかなりのところライトくんに詰め寄ることが出来たということ……この点についてだけは高く高く評価したいって心からそう思いました(´;ω;`)ブワッ。
あとでライトくんは、「正義が勝つんじゃない。勝った者が正義なんだよ」なんて言ってましたが、この時点でわたし、キラって間違いなく絶対Lに負けてると思う。デスノートなんていう飛び道具(?)で殺人を行う相手を、これだけの短期間で調べて確かな証拠を挙げたということ――まさしく<世界一の探偵>の名に恥じない素晴らしい業績だと思います。。。
それと、ドラマではもうひとつ、原作内でもあって欲しかったシーンとして、Lのお墓の前でライトくんたち捜査本部の面々が黙祷を捧げるといったシーンがありましたよね。お墓のほうもまた、真っ白い十字架の立てられた、Lらしいとても綺麗なもので……松田さんあたりが「♪千の風になって~」と歌っていたら、もっと完璧だったと思います(もちろん嘘です☆)。
もっともわたし、二次小説の書きすぎで、Lとエースをねらえ!の宗方コーチについてはふたりとも、わたしの心と脳内で間違いなく死んでないことになってる感じなんですけど(^^;)
それはさておき、ここから第二部の展開へ入っていくことに
ただし大きく違うのは、ワタリ→死んでない。レム→もちろん死んでないというか、砂になってない。ニア→考えられないことに夜神ライトにすぐ顔見せしている……など、ドラマのオリジナル要素がてんこもりという展開!!
もちろん、ニアに関してはそうじゃないとドラマとしてお話を進めずらいというのがあるとは思うんですけど――捜査員の日村さんが突然、裏切り者のB!tchになってるのがもしかしたら一番の驚きどころだったかもしれません
でも、Lが持ってるのが偽のデスノートだっていうのは、視聴者にすぐ丸わかりだったのと同様に、日村さんがニアの指示の元動いてるっぽいなっていうのは、これもまた誰もがすぐ思いつく展開だったり(^^;)
あ、もちろんだから面白くないっていうんじゃなくて、わたし自身そこは「そー来たか」と思いましたし、脚本家さんを責めるものではまったくありません
いやいや、それにしても死してなお、まるで亡霊のようにライトくんにまとわりついて、最後の最後まで苦しめる要素をいくつも残していったL。もうこれほんと、実際にはキラってこの時点で完敗してるも同然だと思います(^^;)
ライトくんがLの残していったメッセージビデオを見て、「こいつはどこまで俺を……ッ!!」ってギリギリ歯ぎしり(?)するところ、すごく良かったです(笑)そしてワタリもニアも「夜神ライトがキラだ☆」というLの伝言を知ってるだろうに、素知らぬ顔をして一緒に働いてるところもおそろしや!!という気がしたりww
ニア/メロについては、多くの方が色々イロイロいろいろ言いたいことがあるとは思うんですけど、そことは別に、演じてる役者の優希美青さんはすごく大変だと思うんですよね。メロとニアをそれぞれ演じ分けるっていうのと、時々腹話術師にもならなきゃいけないっていうのがなんとも(^^;)
そして早速、「Lを死に追いやった者は検察にいると思うんです」と、鋭い推理を展開してみせるニアたん♪
おっと神、またしても苦しい展開だじょ!(ダレ??)デスノートを押収しにきた地検15名の中にLの名前をデスノートに書いて殺した者がいると、捜査の包囲網をすぐに縮めたニアたん……神、またしても神なのに大ピンチ!!
でもここはもしかしたら、キラとみかみんが繋がってるって知る上で、原作以上に自然な描写のような気もしたり。。。
それにしても、「ライトさんって呼んでもいいですか?」なんて、ニアも可愛い振り(?)して相当腹黒ですよねww「所詮子どもだ☆」と油断させておいて、そこから地の底の地獄まで突き落とす作戦と見た(・∀・)
そして、ライトくんの妹である粧裕ちゃん誘拐の件なんですけど……いえ、設定だけ見たとしたら、オイラ、かなり萌えると思いますた(笑)でも、初期設定として「性格ブス」っていうのが刷り込まれてるせいか、原作粧裕たんに感じるような「デスノート登場人物中、唯一の癒し」といったものを何ひとつとしてドラマの粧裕たんに感じられずorz
いえ、原作のイメージにかなり近い粧裕たんがドラマで演じられてたとしたら、あの縛られてるシーン見ただけで、「まま、ままままだ、十一時台だけどいいの??」みたいに思って、かなりドキドキしたと思います
でもなんか見てて、「あー、べつにドラマ版の粧裕たんはこのまま殺されちゃってもべつにいいや☆」としか思えない悲しさがあると言いますか(^^;)
それはさておき、日村章子捜査員の裏切りがここで発覚
そして次週の予告にて、ニアたんがメロ化してたことから、「そーいうことになるのね」と、来週の第10話目以降がちょっと心配にww
なんにしても、視聴率のほうも二桁台に回復したことだし、このまま失速することなくドラマ版デスノートはドラマ版デスノートとして革新的な終わり方をして欲しいと思います♪(^^)
それではまた~!!
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