天使の図書館ブログ

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萌え語り♪(^^)-その6-

2012-02-22 | 
 これ、持ってました♪(^^)でも声があってるかというと……だったかなガラ=玄田哲章さん、アビ=大友龍三郎さんっていうあたりは良かったと思うんだけど。いえ、声優さん自身にはなんの責任もない話ですよね、ほんとww


 まだまだ、バスタとカルへの萌えが続いています♪(^^)

 っていうか、わたしのカルへの偏執的な愛情(爆☆)っていうのは、一生治らない種類のものだと思ってるのでww

 前回の記事で「カルってほんとは何考えてるのかわかんない、クールな性格」みたいに書いたんですけど……カルって二面性どころか三面性、四面性(?)のあるキャラだと思うんですよね(^^;)

 そこで、カル=スっていうキャラをわたしなりに軽く分析してみると。。。


 ①1~8巻、「闇の反逆軍団編」の頃のカル。
「何を考えてるのかわからないクールなキャラ」でありつつ、8巻で原作者様も書かれているとおり、「真面目で冷静で冗談の通じない知的」な性格であることは、読者に十分伝わっている。
 そんでもって真性(?)カルファンは、出番の少ない彼にこの頃からすでにメロメロ☆にされているのが普通である(笑)

 ②8~11巻、「地獄の鎮魂歌編」の頃のカル。
 アンスラに洗脳されてる間、カルはすごくつらかったんじゃないかと思います
 いえ、過去の暗い記憶が<今目の前で実際起きている>かのように、その部分を何度も繰り返しアンスラに見せられてたんじゃないかなって思うので(泣)
 そうなるともう、<自分>というものを完全に手放してしまったほうが楽だと思うし、そういう形でカルってアンスラに操られてたんじゃないかな~なんて。。。
 でも、それであればこそ見られた10巻あたりの鬼畜ドSカルは貴重。
 その後正気に戻ったカルは、二度とS的性格をファンに見せることはないと思われる。
 10巻に登場する子カルについては、ただ「萌え死ぬ」とだけ、とりあえずは言っておこう。
 そしてさらに11巻からは、とうとう師であり友でもあるD・Sとの戦いがはじまる……このD・Sとの超絶バトルはファンの中でももっとも人気の高いバトルだったのではないだろうか。
 なんにしても個人的に、カルの唱える呪文にはわたしはD・Sの呪文よりも魅力を感じるものが多い。
 11巻の絶対冷凍破(テスタメント)、同じく11巻の帝王水龍瀑(アク・シーズ)、5巻の極零列凍破(ビス・カヤー)などがそれである。

 ③12~18巻、「地獄の鎮魂歌編」、「罪と罰編」の頃のカル。
 12巻でとうとうD・Sとの決着が着く。思うに、この戦いにおいては双方互角であったといっていいのではないだろうか。
 個人的に、12巻の展開については完璧だと思う反面、わたしのまわりにはカルファンってひとりもいなかったので(泣)、「あれは公式のやおい?」といったよーに、周囲で囁く人の声を聞く。
「ちっがーう!!あれはカルとD・Sの純粋な友情なの!!純粋なゆーじょおおっ!!」と力説してみても、おそらく誰も聞いていなかったに違いない。
 とはいえ、その後も何かというとD・Sのことしか考えていないよーに見受けられるカル。
 でも自分的にはやはり、カルとD・Sの関係というのは深い友情で繋がれた絆だと思っている。
 正気に返ったカルは、1~8巻の頃とは別人のようにも思え、透き通る雪のような純粋さを備えていることがさらに判明。
 個人的にはやおい疑惑のことなどどーでもよく、カルのこの純粋さにますます萌え死にそうになった。
 だが、カル戦終了後のカルは、おもに物語の解説者的役割を果たすために登場するだけとなり……わたしがバスタのコミックスを買わなくなったのはちょうど、18巻くらいからだったと記憶している。
 嗚呼、ほんとカル戦の頃まではバスタは超絶神漫画でした、わたしにとって(泣)

 ④24巻、「背徳の掟編・最終節」で再登場したカル。
 原作者様の絵がすっかり変わってしまい、ほとんど別人としか思えないカル。
 しかも顔に傷があるだけでなく、失明までしており、さらには髪型も変わっている。
 個人的に、カルの髪型には偏執的な執着を持っていたため、非常に残念だった……が、ここまでの変貌を遂げていると、むしろ唖然とするあまり、特に原作者様に対する怒り等もわいてこない。
 それよりも、カルがエリヤであると聞いて、少しギクッ☆とする。というのも、聖書内において、預言者というのは大抵ろくな死に方をしていないからだ。その文脈でいくと、カルは救世主(メシア)のために命を失うor命を失うような危機にこれから瀕するのではないかと思われるが、原作者様の四天王に対する扱いはD・Sについで優しい(?)ものなので、その点は安心して読めそうな気がしている。
 なんにしても、わたしが一番知りたいのは、方舟であの後、一体何があったのかということだ。
 ところで、26巻のあとがきページにて、原作者様御本人が、作中でまだ描かれていない欠落エピソードを列挙されているのだが……個人的に18巻の続きにあたる、D・Sが6大悪魔王から6大ペインとやらを手に入れる過程にはまったく興味がない。
 それより、カルとネイが巨人の神域とやらでどーなるのかとか、25巻で新キャラらしき悪魔と遭遇したシェラのその後をさっさと描いてもらいたいものである。
 27巻が来月の3月19日に発売になるとは、正直わたしは思っていない。また、発売が数ヶ月延期になるという程度のことなら、我慢して待ちもしよう……が、問題はその本の内容が、読者が読んだあと「ハギワラ、テメェ、ブッ殺ス!!!」とならないストーリー展開であることがもっとも重要なのではないだろうか。
 何故なら、カル戦については読者が待った甲斐のある展開を原作者様は提供してくれているし、魔人コンロン編やウリエル戦同様、今回もまた裏切られるのであるとすれば――流石に読者もそろそろ限界の限界の限界であろうと思われるからである。


 んー、なんかカル語りからあちこちちょっと脱線してますけど(すみませんww)、話を再びカル萌えに戻すとするとですね……カルってD・Sに見せてる顔と魔戦将軍たちに見せてる顔では全然違ったのかな~なんて(^^;)

 まあ、そこは違ってて当たり前でもあるわけですけど、カルに二面性・三面性があるよーに思われるのは、そこらへんが関係しているのかなって思ったり。つまり、12巻P148のカルとか、17巻P150のカルとか。。。


「私と来い。捨てる命なら私にあずけろ。お前の命に真の燃焼を与えてやろう」
 
「卿らもよく見ておけ。下らん国が滅びようとも、民が生きのびれば良いのだと言う事を」


 ……カルってほんと、どこまでいっても真・面・目☆ですよね(もちろんそこが好き

 そして今回再読してて気になったのが、17巻のイングヴェイの死のシーンです。。。(泣)


「私には見える。貴方様がお作りになる、戦争も飢えもない平和な国で笑いさざめく人々の姿が……」


 って、イングヴェイが言ってるところ。いえ、最初読んだ時は、この時点でかなりストーリーがグダグダ☆路線に突入してるから、「いや、たぶんもう何をどーやっても、それってなさそうだよ、イングヴェイ」としか思えなかったんですorz

 でも今回24巻を読んでると、「おお、その手があったか!!」みたいに初めて思えました(^^)

 もしカルがエリヤなら……まあ、救世主(メシア)のために道をならすのがバスタ内で言われてるエリヤなので(この場合のエリヤは、新約聖書における洗礼者ヨハネのことを作者様は言いたいんだと思います)、実際には戦争や飢えのない平和な国を実現するのはメシアだったとしても――そのために欠かせない働きをこれからカルはするっていうことのような気がするんですよね。

 自分こそが今の世界を襲う、超々危機的状況を作りあげた元凶である……と思って思い詰めてるだろうカルに、原作者様はそうした形で<救い>を与えてくださるんじゃないかなって期待してるんです

 あと、カルに二面性・三面性があるっていうことについては、17巻のP8のカルの言葉もそうだと思う。。。


「愛という言葉は大嫌いだ。
 何かを愛し続ける事は、時には地獄のような苦しみだ。
 求め続けてもそれが得られないと知れば、人は絶望し、それ自体を憎み、破壊しようとさえするだろう。
(中略☆)
 人を愛し続ける事の苦しみは、愛という罪を犯した者への、神の罰なのだ」
 

 あのですね、わたし的にはこれ、D・Sに対するカルの思いとかじゃなくて(笑)、あくまでかーさまに対するものだろうと思うんですよね(^^;) 

 まあ、ウィキを見るとカルって推定年齢120歳とか書いてあるから……他にも人生で何かあったのかなとも思うけど

 なんかキルケゴールとかニーチェの本を真面目に読んでそう、カルって(笑)

 もちろん、ファンとしてはそーゆーカルにももちろん萌えるんだけど、でも愛という言葉が嫌いっていうことは……今も満たされない飢えを持っているから嫌いっていうことなわけで……それはつまり、不幸なことなんじゃないかなって思うと、カルファンとしては悲しいのです

 なんか、カルの理想郷実現って、たとえば日本で裕福に暮らしてる子が親の暴力とかにあって、もっと貧しくて悲惨な生活を送ってる遠い国の子供たちを救うことで自分も救われたいみたいな、それに近いことだったのかな、とすら(^^;)

 だから、そういう意味で12巻でカルが「十七年前に私はもうすでに死んでいたのだ……」って言ってる気持ち、なんかすごくわかるというか。。。

 本当に欲しいものは二度と手に入らないから、そのかわりに理想郷を求め、でもそれがまたとんでもないことになっちゃって……とか思うと、「うわーん!!カルーーっ!!!(><)」っていう感じで、ファンとしては悲しくなっちゃうww

 うん、でも24巻を読む限り、本当にあともう一歩っていう気がするんだ。

 なんといっても、汎人類連合を形成したのはカルみたいなものなんだし、これからきっと大きな<救い>が彼の上に訪れるって信じてる!!!

 まあ、個人的にはそこにシェラに絡んできて欲しいけど……それが無理ならせめて、カルの魂が救われるような終わりを原作者様には描いてほしい(祈☆)

 ほんと、今はただひたすらに「だから27巻を頼むぜ、ハギー!!」と思っていたり(^^;)

 なんにしてもこの程度の文章じゃ、カルの本当の魅力についてちっとも書けてないなあorz

 でもいいかげん長いので、このあたりでやめておきますね

 それではまた~!!





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