すっかり一般市場のOSといえばWindows Vistaになりました。
ですが、まだまだWindows XPの需要はあります。
1.ハードが対応していない。
特殊なハードでは、まだまだVistaに対応していないものが多くあります。
大は工業用機械(旋盤制御)などから、小ではEPSONインクジェット複合機など。
Vista対応はしないと明言されているものまであります。
2.既存のソフトを使いたい。
ハードは寿命になったので買い換えたいが、旧ハードで使っていたソフトや周辺機器を使いまわしたい場合があります。
例えば、Microsoft Access2002を使っていて、今後も使わねばならない場合ですね。
※VistaではOffice2002以前が使用できません。
3.ソフトが対応していない。
一部のソフト(特に業務用)などでは、Vista対応未定もしくは不能なものがあります。
4.使い勝手(慣れ)と信頼性。
まだまだVistaは、こなれたOSとは言えません。
オンライン業務など安定性と信頼性が必要な場合には、新しいVistaよりも、実績あるOSが優先されます。
例えば官庁や銀行などで使われるPCが、この最たる例ですね。
5.安く手に入れたい
Vistaは安定動作の為に要求されるスペックが高くなりがちです。
例)メモリは2.0GB以上欲しい。グラフィックボードも良いものを....
XPはVistaに比べれば、スペックを1段下げても快適に動作。
その分ハードを安く抑える事ができます。
またOS価格もEditionにもよりますが、Vista > XPです。