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光圀伝を読んだ♪

2014年11月18日 16時00分00秒 | 日記

今日は良いお天気の横浜

朝が寒いのは、もうしょうがないのでしょうねぇ~


今日は、昨日やっと読み切った光圀伝のお話

なんか、成し遂げた感のある、全751ページに及ぶ大作

この本はねぇ~、なんといっても重たい

持ち上げて読むなんてことは無理

すぐに手が疲れちゃうからね

それでも面白くて、一気読みでした

私の中では水戸光圀といえば、

人生楽ありゃ苦もあるさ~ っていうあのドラマの黄門様

その伝記のようなものだから、さぞかし痛快時代劇チックなものかと

気楽に読み始めたのですが、これが違っておりまして・・・


かの徳川家康の直系の孫にして、御三家の世子である光圀

当然長男だと思っていたのですが、実は3男にして、兄が健在なのに世子

それが人生のねじれの始まり


しかも、家を出されてしまう兄と大の仲良し

そうなれば、どうして自分が水戸家を継いで、

優秀で、優しい兄が出ていかなければならないのか

その不条理が若き光圀を苦しめる


暴れるし、勉強するし、甘えるし、とんでもない若様

まさしく猛虎なんですよ

これがあの黄門様になるとは信じられないです

猛勉強の末に、安泰の世に自分の立つ位置を鑑みて

詩歌で天下をとろうと決心し、後年それに近づくことが出来て・・・


様々な友がいて、教えを乞える師がいて、それを受け入れる頭があって

大義に生きる人、光圀を形作る

久し振りに伝記のようなものを読んで面白かった

難を言えば、紋太夫を重用するくだりを強調すれば

殺さねばならなかった心情がより一層悲しみ深くて良いのに・・・


秋の夜長に、歴史好きの方にはお勧めです




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