かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
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独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

7SEEDS

2019年04月15日 18時32分20秒 | マンガ

田村由美さんの長編マンガ

「7SEEDS」全35巻+外伝(1巻)読みました(*'▽')

田村由美さんの作品で初めて読んだのは 

「BASARA」でした

マンガ好きのママ友が

「かなたん絶対好きだと思う この漫画」と言って

貸してくれたのですが

ページめくってビックリ仰天( ゚Д゚)

あまりにも絵の迫力がスゴすぎて!!

なんといっても 

人物の目のデカさ

ワタシが持つ

人物の絵に対する許容範囲

を大きく超えており

その驚きたるや

小学生の頃読んだ

「ロリイの青春」(☜上原きみ子著)を彷彿させるくらいの

衝撃で・・・

 ☜ロリイです(お話はとても面白いんです・・)

上原きみ子先生のマンガも大好きでしたけど

とにかくとにかく目がデカい・・・

目で始まって目で終わるっていうか・・

目は口ほどにものをいうって言いますが

目は吹き出しよりもインパクト大・・・っていうか・・

そこまでデカく強烈に訴えなくても・・・

しかも大人になったワタシに 

この絵は ちょいとキツかったのですが

1巻が終わる頃にはナントカ慣れました

「BASARA」は

何といっても「朱里」の豪快さが面白くて

よくこんなキャラを描けるなぁ・・と

ただただ作者様の天才ぶりに驚きました(≧◇≦)

展開としては 基本的に王道ですが

とても面白いし感動します

セリフも とても意味の深いものが散りばめられているし

キャラが固まってくると ちょっと笑えるやりとりもあったりして

ツボにハマる箇所もたくさんあるし

ワタシのような50歳が読んでも充分考えさせられ納得させられ

そして感慨深い気持ちになる・・そんな作品です 

基本的に「BASARA」と「7SEEDS」は設定が似ておりまして

今ある文明が何らかの形で壊される その後、人類はどう生きるか

それがテーマかな・・と思います

ワタシは子供の頃から歴史と生物が大好きで

この二つは理系と文系 

ワタシの年代は高校に入ると

理数系と文系のどちらかしか選べなかったので

この2つの教科に異様に興味を持ったワタシは非常に悩みました

歴史が好きということは国語の古文や漢文も好きということなので

ワタシは社会と国語に関心が深かったということになり

国・社の2教科 VS 生物の1教科・・・とくれば 

進むべきは当然文系で、その方が自分には合ってたと思うのですが

どういうわけか理系に進んでしまいました

短大では 国語も社会も学ぶことが出来ず

大変ストレスがたまり 随分後悔したものです・・・

でも生物と歴史ってのは 実はものすごく共通してて

本当のところ 

ワタシは何にたいして興味を持っていたのか・・ということに

気付いたのは 40代になってからでした(おそ・・)

結局 ワタシは生き物について知りたかったんです

生き物の生態もそうですが

その生き物がどういう目的でこの地球に芽生え

どういう本能で 何をするために生きるのか

それを知りたかっただけなんだな と

いろんな生き物がいて 

生態はそれぞれ違うし、生き方も持っている能力も違う

でも、どんな生き物でも絶対に共通しているものが

少なからず1つはあります

それは命をつなぐこと

命をつなぐために生き物は生まれてくるのです

これは絶対なのです

どうしてか分からないけど 

極論で言えば、これしかないのだと思います

でも 人間に関していえば

命をつなぐこと 

それは子供を産むことだけではありません

子どもを作らなかったとしても

生まれてきた誰もが 

自分たちと同じヒトを残すために

結果的には

絶対に何らかの手段で関わっているということが

面白いところなのです

医学が進歩して便利な世の中になるのも

すべて子孫が 少しでも生きやすくなるために

本能が起こす欲求ですし

本や歌が生きる希望を与えてくれたから死ぬのを思いとどまったり

町ですれ違った人、バスで隣り合わせた人

ほんの些細なこと、小さなことが 

すべて見えない所で繋がっている

そういうものが この歳になると 

だんだんハッキリ見えてきます

この世界に今現在生きている人たちは

見えない力で 

お互いを支え合って守り守られて

そして生かされているんですね

たとえば 年老いた父が今も健在でいることは

父を見送るまで死ねないな・・と思う力をワタシに与える

ワタシが生きてるということは 一応子供たちに安心を与える?

これはかなり基本形ですが

わらしべ長者や 風が吹けば桶屋が儲かる的に

たくさんの事例が数限りなく展開されていきます

今回読んだ「7SEEDS」も

そういう気持ちを 

すこし共有できるような内容で

そういう意味では とても面白かったです

ちょっとグロテスクな場面も多いですが

興味あるかたは読んでみて下さいませ(*'▽')


 



 












 



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