強羅について宿に電話をすると
お迎えの車を寄こしてくれました
Googlemapで調べた時に
1キロもなさそうだったので歩いてもいいかなぁ・・
なんて思ったのですが 来てくれるなら頼んでしまおうと
お願いしたのですが
結果的に・・・頼んで良かったんです!
このお宿、とにかく ものすごい坂の中腹にありまして
こんな急坂みたことない( ゚Д゚) というくらい
例えるならば まるで雪が降ったらスキーのジャンプ台!
というくらいの角度の坂! しかも長い!
これを上ってくるとしたら・・と思っただけでゾッとしました
とはいえ、ここまで上るからこそ 大文字焼が見えるというわけなので
スゴイ傾斜で車が上っていくほどに期待が高まります(*'▽')
お迎えの車はネパール出身のお兄さん
お部屋案内のお兄さんも そっち系な感じのお顔立ち
お料理案内、運搬係のお姉さん2人もそっち系
最初にフロントで梅ジュースを出してくれた女将さんのような方は
唯一日本人でしたが そのあとは帰るまで
外国人のお兄さんお姉さんスタッフにしか出会いませんでした
お食事処の各テーブルに置いてある名前札も
素直に忠実に一線一線ていねいに書いた漢字で(小学生のような)
なんだか微笑ましく感じてしまいました
クチコミの外国人スタッフばかり・・というのは事実のようでしたが
ワタシが接した限りでは
どの方もしゃべりにクセはあるものの日本語は堪能で
笑顔だし気遣いも素晴らしく
とにかく一生懸命接客してくださいました
箱根の温泉宿みたいな古風な職場で
今どきの若い子だって務まらないかもしれないのに
よく頑張っているなぁ・・と
実際のところ、ワタクシおおいに感動してしまいました
息子と泊まる宿は なんとなく個性的な所が多く
数年前の紅葉シーズンに鳴子峡に泊まった時も
仲居さんが全員男性(推定平均年齢70歳以上)で
食事処でさえも男性・・帰るまで男性従業員しか見かけませんでした
それも どの仲居さんもハキハキ笑顔でチャキチャキ動く動く・・
なんだかビックリな旅館でした
去年泊まったお宿のスタッフさんも ちょっと個性的でしたし・・
でも 今まで息子と泊まった宿でイヤな思いはしたことはありません
逆に娘と泊まったテレビや雑誌で
めちゃめちゃ紹介される高級老舗旅館に大奮発して
過去最高額!で泊まった時は
お高くとまったプライドの高い仲居さんばっかだし
古株みたいな年配の仲居さんは威圧感がハンパなく
客をマウンテングしてる感じでものすごく不愉快な思いをしました
絶対に二度と泊まらないし 今でもテレビとかで紹介されてると
怒りが再燃してくるくらいです
お部屋に案内して下さったお兄さんは 必ず最初に
「そうですねー」をつけて話すのですが
「そうですね」が なかなか便利な言葉だということに
ワタクシ 初めて気づきましたよ
きっと まだ日本語をうまく話せない頃、
この「そうですね」という言葉で いろいろ乗り切ったんだろうな
それが 日本語が堪能になった今も
クセになってつけてしゃべってしまうんだろうな
なんて勝手に思ったりして またほっこり・・
お部屋を案内して頂き ドアを開けると
あら!ステキじゃないの
壁に大文字焼きの彫り物が飾ってあるところがニクイ演出(∩´∀`)∩
「この窓から大文字が見えます 花火も見えます」
「花火も見えるんですか?!」と聞くと
「はい 見えます この辺りから 上ります」
それを聞いてワタシも息子もテンションMAX!です!
覗いてみると じゃじゃん! 目の前に明神ヶ岳がどどん!
ちょうど日が差したところに「大」の字が!
分かりマスでしょか
準備かな? ブルーシートが見えます
すごいわ すごいわ すごすぎる~ ホントに見えてる!(≧◇≦)
てか! これだけバッチリ見えてるこのお宿が
なんで4日前まで空室4部屋(・・? しかも2万円台で泊まれるの?
一泊2万円って普通に考えれば結構お高い宿泊代ですよ
でもお盆で大文字焼に花火まで見れるんですよ
どう考えてもおかしいくないですか?・・・・
それが見えない旅館でさえも 今日のお値段は超割高なのに
まだなにかからくりが・・・(。´・ω・)?
しいて言うならば 窓の前に大きな大木が立っていたのですが
これが花火を邪魔するとか(・・?
とにかく今の所 文句のつけようのないこのお宿
とんだ落とし穴が待ち受けているかもしれません
浮かれ過ぎないように
とりあえずはお風呂へGO!