ライフ&キャリアの制作現場

くらし、仕事、生き方のリセット、リメイク、リスタートのヒントになるような、なるべく本音でリアルな話にしたいと思います。

119.変わらずにいるために変わり続けなければいけない・・・

2019-09-25 23:03:08 | 仕事 キャリア ライフキャリア
 タイトルの言葉は、映画の名セリフで含蓄がある。いくつかの解釈があるが、私は仕事の面から意味を捉えている。「仕事における自分の役割やポジション、理念やスタンス等を変えずに守るためには、周囲の環境や時代の変化に合わせて変えてゆかなければならないことがある」と。例えば、商売で地域一番店という地位や評判を守るためには、お客様ニーズに敏感に対応して、商売のやり方を変えて行く必要があるということ。そうしなければ、競合店にその地位を奪われかねないことになる。

 とは言うものの、自分のやり方や考え方を変えるのはそう簡単ではないと思う。「今のままでいい」「大した問題じゃない」「もう少し様子を見てから」などと、変化に鈍感だったり対応を先送りしたりすることは誰にでもあるだろう。もちろん、変えなくても良い事や守るべきこともあるが、自分を正当化したり認知のバイアスがかかったりするのは人間の性分だ。妥協や迎合も、そうせざるを得ない場合もあるのだろう。

 私の場合、人と競ったり人をリードしたりするよりも、人との調和や人をフォローする方が合っている。ここは、これからも変わらないし変えなくて良い点と思う。一方で、自分の頑固さや独善には注意しようと思っている。他人の意見や価値観を受け入れずに否定したり、独りよがりの言動をしたりという様なことに。

 ただ、そう心がけているだけでは、つい忘れたり安易な方へ流されたりしかねない。そうならないためには、やはり他者を尊重する姿勢や、その表現として人の話に耳を傾けることを大事にしたいと思う。そして、自分の中の「芯」や「信」を守りながら、「新」を取り入れ「真」を見極めて行きたいと思う。

 ちょっと格好つけすぎだと思うが、「変わる」ということを「成長する」ということと捉えて、そのスピードや方向や方向転換も人それぞれで良いと思えば、気が楽になった。


 
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする