のぶのぶの音楽雑記

演奏会のお知らせだけでなく、色々なことを書いていこうと思います。

お世話になった方

2020-05-31 19:14:26 | 日記
先日、こちらの演奏会の無期限延期を決定しました。
理由はもちろん、コロナの影響のためです。宣言は解除されても、大声で宣伝するのは憚られますし、もし感染者が出たとしても責任は持てませんので…本当に残念ですが。

今回、私の初のソロ演奏会でした。もちろん色々な想いがありました。
でも、一番の理由は、お世話になっている方々に、少しでも成長した姿を見ていただきたい!という気持ちでした。

私が幼稚園の頃からお世話になっていたお医者さんがいました。よく風邪を引いていた私は毎週のようにお世話になっていました。当時、私は病気で心臓に穴が空いており、他の先生に診ていただいていたのですが、そのこともよく気にかけてくださっていました。

中学1年の時、先生に紹介していただいた先生に診ていただき、翌年手術をしました。今思えば、本当にあの時に手術をして良かったなと実感しています。

また、その先生はピアノが好きで、若いとき音楽に進むか医者になるか悩んだほどだったそうです。それを知り、よく家に先生を招いて夕飯を一緒に食べ、その後先生の前で持ち曲を演奏する、ということを何度かしました。どの曲もしっかり聴いてくださり、夜が更けるまで楽しい時間を過ごしました。

ですが2年ほど前、体調を崩され、引退されました。その後、両親は何度か会ったようですが、私は会えていません。しかし、車椅子であれば動けるようだと聞いていました。

本来、ソロの演奏会は東京だけを考えていました。しかし、地元には家族や親戚、昔からの友達、お世話になった方、応援してくださる方がたくさんいることを考え、福島でも演奏会をしようと決めました。

もちろん先生のこともご招待するつもりでした。ですが、先ほど、先生の訃報が入り、一瞬で落ち込んでしまいました。予定通り開催できたとしても間に合わなかったのですが、ぜひ聴いていただきたかった方でした。

ResonanCeの演奏会も都合が合わず、聴いていただけませんでした。個人的にではなく、「演奏会」という場で観てほしかったな…という気持ちでいっぱいです。

本当に本当に言い表せないほど先生には感謝しています。その分、会場で聴いていただきたかった気持ちも大きく、今はただただ悲しみでいっぱいです。人の前で弾いた時、喜んでくれる姿を一番見せてくださる方でした。喜んでくれる人がいるんだな、と自信がついた瞬間でもありました。

この世からいなくなってしまうと、「いつかまた」はなくなってしまうのです。
今はゆっくり過ごしたいと思います。
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Schönberg(シェーンベルク)というバンドとの出逢い

2020-05-14 21:34:08 | 日記
最近TwitterでやたらSchönberg(シェーンベルク)というバンドについて呟いてるのでここに書くことにしました(笑)

元々の出逢いは数年前、Twitterでフォローしていただいたことがきっかけでした。メタル関連のツイートが多かったので恐らくフォローしていただいたのでしょう。あの頃は海外や国内のバンドからかなりフォローしていただいたので、少し聴いたぐらいで、他の多数のバンドには関心があまりありませんでした。

しかし、Schönbergというバンド名だけでまんまとホイホイされた私…大学の課題で十二音技法についてやってたのも重なり、また音楽やコンセプトも好みだったのもありフォローさせていただきました。

しかし、大変失礼ながら、もっぱらYouTubeで観るばかり…CDが欲しいと思いつつも、学生であったためお金もなく(笑)いや、お金はいつの間にか楽譜に変わってたよね…今もだけど。

それからしばらく時が経ち…今年の3/1に新曲をYouTubeで聴いてめちゃくちゃ衝撃を受け、その時までに出てるアルバム2枚を仕事行く前に購入し(笑)職場で開けて歌詞カード読んでニヤニヤしてた記憶がある(笑)ちなみにこの時、平沢進とMOON SAFARI、Opus Avantraのアルフレッド ティゾッコのソロ、ずっと欲しかったAkphaezya、そして崇拝するLacrimosaのベスト(これもやっとだよねぇw)を買いました…クラシックないやん…

1st、2ndと順に聴こうかなぁなんてのんびり考えていたんですが…1st聴いたらあっという間にハマってしまい…何周してもなかなか2ndにたどり着けず…(笑)
モーツァルトの交響曲がこっそりではなく堂々と顔を出すあたりがスゴく好き!こういうの聴くと、「そうだよな、モーツァルトだって当時は現代曲だよな」って思える。


Twitterでフォローしていただいた時は2nd発売の少し前だったと記憶しておりますが、その時の曲も印象的だったので、なんとか2ndに手を伸ばし(笑)まぁ言わずもがなハマりましたよね。
この2ndは何周しても最後の曲で必ず感涙します。曲調こそ違うけど、Indicaの「A Way Away」の終曲Eerie Edenのよう。あれも感動的よね。



先日発売された3rd。
他のアルバム同様、何周しても全く飽きない。それどころか、毎回ドキドキできる本当に素晴らしいアルバム!ってか、アルバムのタイトルがそもそも俺ホイホイだったよね。「Baroque Gravity」って…バロックだもん。俺がチェックしないわけがない(笑)しかもアルバムのタイトルと同名の曲にはバロックと言いつつも、古典派のベートーヴェンが顔を出すあたりにいつもニヤニヤしてしまう。


シェーンベルクって速い曲は全てカッコいいし、ギターにもドラムにも歌声にもキュンキュンするんだけど、個人的にはミドルテンポやバラードが全てツボで、音楽にも歌声にもものすごくときめくんですよね。こんなにドキドキできる音楽って本当に久しぶり!インストゥルメンタルも全て好き。

なんだろ…好きが溢れてまとまりのない駄文だけど(笑)1曲1曲書きたいけどさらにまとまりなくなるからな…そして、とばす曲が本当に1つもないので、全曲本当に大好きなんですよね。

コロナが落ち着いたらライヴをするでしょうから、ぜひ行きたいです。
こういう素晴らしい音楽に出逢えると、人生の一部が満たされるんですよね。
私も演奏会の後、すごく喜んでくれたお客様をお見送りすると、少しそういう思いになってもらえたかな?って思ったりしますが…こんな素晴らしい音楽を聴くとやはりそう思うし、自分も頑張ろうって思えます。本当にこのバンドに出逢えたことに感謝です✨

じゃバイバイ(^^)/

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