のぶのぶの音楽雑記

演奏会のお知らせだけでなく、色々なことを書いていこうと思います。

なぜ「ピアノ」なのか

2019-07-10 18:55:34 | 日記
最近こういう内容を書いたり呟くのが多いですね~。
きっと、今の自分にとって大切なことなのだと思います。たとえ「これっ!」て答えが出なくても。

ただ、この前の演奏会でバードを弾いたとき、やっぱりルネサンス/バロックもピアノでの演奏も大いにアリだ!と感じました。「感じた」というだけで、あくまでも主観でしかないのですが。

そう感じたのは恐らく、ダンスのステップだったり、チェンバロでの演奏法を勉強できたからだと思います。長く苦労したことが少し実を結んだのかも。

特に、今回の演奏会では、ピアノで良く響かせるための装飾音を考えて臨みました。ピアノはそれぞれの音の強弱を変えられますが、チェンバロではそれはほとんど出来ません。そのためにアルペジオを使ったり装飾音を付けて目立たせたりします。しかし、やはりそれはチェンバロ特有の演奏法です。ピアノでやると、それは全く別物になってしまいます。

だからと言ってピアノだけでやってしまうのはやはり危険です。それはあくまでも「ピアノで自分を表現する」ことになってしまいます。

私がやりたいのは「ピアノでルネサンス/バロックを表現する」ことなので、やはりチェンバロ、クラヴィコード、ダンスは必須です。

でも、聴く人にとってはそこまでのことは重要じゃないのかも…?と思ってしまうと、また「何故?」が生まれてしまう(笑)こればっかりは仕方ないのかもしれませんね(^^;

じっくり考えながらまた練習していきます。

じゃバイバイ(^^)/

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いちけーという人について

2019-07-09 18:37:57 | 日記
私のTwitterにちょくちょく登場してくる人物「いちけー」。
彼は高校時代からの親友であり、ResonanCeのステマネを担当してくれています。

最初はResonanCe(という名前がまだ付いていない頃)の初コンサート、R/B meets M/Cいわき公演でした。出入りの扉の開け閉め、譜面の出し入れでした。
ところが、10月に行われた郡山でのコンサート…後半は照明と音楽とお話が一体になる必要がありました。そこでいちけーはバッチリ素晴らしい仕事をしてくれました。

12/1のR/B meets M/C東京公演までいちけーはお手伝いに駆け付けてくれました。当時、彼の乗っていた車はスポーツカーで2人乗りでした。ですが、その少し前から「新しい車が欲しい」とは言っていました。しかし、まさかの11/30に「明日の荷物乗せられるように納車した」と……え?一瞬理解出来ませんでした(笑)どこまで良くしてくれるんだ!と思いましたね(笑)

この前の演奏会では最初から最後まで照明が大事でした。しかし彼は本当に完璧な仕事をしてくれました。
アンコール終了後、彼をステージに呼び、お客様に紹介しました。

いや~…高校から一緒とは言いましたが、学校自体は小中も一緒だったんですよね。偶然クラスが一緒にならなかっただけで。そんな彼とまさか同じステージに立ってお辞儀をするとは…夢にも思いませんでしたね(笑)しっかり笑わせてくれたし。
ResonanCeのメンバー一同、本当に信頼しています。都合のつく限りお世話になりたい存在です。


さて、彼とは本当に仲良しで、よく東京に遊びに来てくれます。お前は俺の彼女か!ってくらい会ってますね。あ、彼は福島に住んでいます。仕事を終えたらうちに泊まりに来て、よく遊びます。

去年は長野へプチ旅行を。この前は泊まらずに2日続けて秩父へ(笑)電車でどこか行くのも楽しいけど、彼とは車でどこかへ行くのが好きですね。まぁ問題は彼の車はマニュアル車ということ…私はオートマ限定なので代わってあげられない…もっとも彼が自分の車を運転させるとは思えないけど(笑)

いちけーは最近ルンルンです。深くは話しませんが。高校時代から今まで、見せたことのない表情をよく見るようになりました。彼に自覚はないようですが、共通の親友も同じことを言っていましたので、間違いないはず…(笑)

「人って変わるもんだなぁ」
「ね~」
と話しました。いちけーの目の前で(笑)

ずっと仲良くやっていくだろうとは思っていましたが、まさか音楽面でもこんなに助けられるとは思いませんでした。

これからもTwitterにちょくちょく登場します(笑)あ、ResonanCeのステマネさんだな、って思っていただければ幸いです(笑)

じゃバイバイ(^^)/
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終演しました!

2019-07-08 17:53:32 | 日記


ResonanCe初の満員!嬉しいですね!
ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございましたm(__)m

初めて人前で演劇をしながらのコンサート…開演前は頭がクラクラするほど緊張しました(笑)
演技だけでなく、話がちゃんと伝わるかな?とか…何より、楽しんでいただけるかな?という不安もかなりありました。主観的になりすぎていないか?という点ですね。

結果的には上記の不安は杞憂に終わりました。お客様をお見送りする際の反応、戴いたお言葉はこれからの活動の励みになります。感動して涙を流してくださったお客様も何人かいらっしゃいました!これからも三人で頑張っていこうと思いました。

さて、熱も冷めてきたところでじっくり私個人の演奏を思い返してみました。Twitterに「反省点は山のようにあります」と書きましたが、その山は富士山…いや、マッターホルンほどありました。

私は、このような状態が続くのでは、人前で演奏することは考えなきゃいけないと強く感じております。このまま続けていったら取り返しのつかないことになるし、自分の感覚が麻痺していくのが目に見えています。

いつも言ってますが、やはり人前で演奏するというのはとてもとても大きな責任が伴います。忘れていたわけではもちろんありません。しかし今回の演奏会、お客様の感想を受けて、改めて強く想いました。喜んでくださったからこそ感じる責任です。

今はかなり落ち込んでしまっています……ちょっと先が不安になりました。三人での活動を続けていくためにも、このままでは危険だと思いました。

積み重ねてきた音楽が崩れつつあります。とっても難しい問題ではありますが、これ以上自分の質を落とさないようにしなくては…

うーん…心が大きく乱れておる…
嬉しいことではあるけど、成功したからこそ見えてきた課題だと思っていこう…

じゃバイバイ(^^)/
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ResonanCe

2019-07-05 15:41:04 | 日記

メンバーは二人とも私の1個下です。そんなこと一切感じないけど(笑)

東城里奈とは小学校の合唱部で一緒でした。一度も話したことはありませんが…(笑)その頃からすでに一緒に音楽をやっていたんですね。中学校も同じだったけど、会った記憶はありません。

渡邊拓也と私は直接的な接点はありませんでした。しかし、面白いことに私は高校1年、彼は中学3年かな?の時、コンクールで隣にいた…はず(笑)確証はない、ただそんな気がするだけ。

そして、渡邊と東城は同じ高校で同じ時間を過ごしていたようです。しかしお互い話したことはなく、存在だけを知っていた。

私が大学2年の時、地元のコンサートに3人とも出演していました。そのコンサートの代表を渡邊がしており、私はそれをきっかけに彼と話すようになりました。東城ももちろん覚えてはいましたが、自分のことなんか忘れてるだろうなと「互いに」思っていて、結局話すことはありませんでした。後々聞いたら「互いに」そう思い込んでいただけでした(笑)

集まるきっかけとなったのはそこから更に数年後。去年の1月に東城が企画した演奏会に私と渡邊が伴奏で出たのがきっかけ(それぞれソロもありました)。

私と渡邊の連弾での伴奏があり、二人で練習をした時のこと。私が渡邊に一緒に演奏会をやらないか?と持ちかけました。私はルネサンス/バロック音楽を専門にやっていますので、演奏会で近現代と組み合わせたら面白いんじゃないかと考えていました。

メンバーにも言っていませんが、当初は私が両方やるつもりでした。シュトゥックハウゼンとかね。でも、人を分けて演奏したほうが、同じ人が演奏するより表現が違って面白いんじゃないか?と思うようになりました。

そんな中で渡邊に出逢い、人間的にもとても魅力的で、彼とならやれそうだし、彼とぜひやりたい!と思い、思い切って声をかけました。もし断られたら一人で…と思いながら。彼は即答で私と組んでくれました。その場ですごく盛り上がったことをとても鮮明に覚えています。

そして1月の演奏会を無事に終え、2月半ばに東城を迎え入れてトリオを結成しました。

9月29日、記念すべき第一回目の演奏会は私のやりたかったルネサンス/バロックと近現代のみの演奏会。R/B meets M/C(ルネサンス/バロックとモダン/コンテンポラリーの出逢い)。この時、アンコール前のMCで東城はこんなことを言いました。「私たち、トリオは組んだのですが、名前がまだありません」………あ、たしかに。そうだね…名前ないね…(笑)

そしてその二日後、ResonanCe(レゾナンス)という名が付きました。共鳴、感情を呼び覚ませるといった意味です。そんな演奏ができたら…という願いも込められています。
また、R/B meets M/Cから、RとCが大文字になっています。

それからResonanCeは10月に郡山で、12月に東京で演奏会を開きました。
グループ名通り、メンバーは共鳴し合い、仲はどんどん深まりました。

この前は合宿までしました。スゴいですよね、三日間ずっと一緒にいるのにイヤにならなかったんですよ(笑)今じゃお互いを「おじょー(じょーちゃん)」、「たくや君」、「のぶ君」と呼び会うように(去年からだけど)(笑)
普段はおふざけ全開なのに、音楽になるとめちゃくちゃ真剣で…どうしたら音楽をもっと伝えられるか…そんなことを常に考えていて…本当に素晴らしいメンバーと組んだなって思います。

明日のコンサートは去年の時点で企画していたコンサートです。メンバー一同、想像以上の内容になっています…このコンサートに向けて練習していくうちに、自分にとって音楽とは?と私自身も考えています。

私はResonanCeが大好きです。団体自体はもちろん、おじょーのことも、たくや君のことも大好きです。だからこそ、たくさんの人にResonanCeに出逢って欲しいですし、私自身、たくさんの人に聴いていただきたい想いでいっぱいです。

もっとたくさんの人に出逢えるよう、これからも頑張っていきます。
さぁ!まずは明日!頑張ろう!

じゃバイバイ(^^)/
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Dreaming~一夜の音楽物語~

2019-07-03 16:38:31 | 日記


もうすぐ我々ResonanCeの演奏会。
宣伝はこちらの動画をご覧ください。
宣伝動画

宣伝動画でも話しているように、今回はストーリー形式になっています。内容は言えませんが、ヒントは演奏会のタイトル…とだけ(笑)

この演奏会に向けて、我々は合宿をしました。施設を借りて2泊3日の合宿。最終日には本番の会場でリハーサル。





とにかく三日間、音楽にだけ没頭できるという幸せな時間でした。

ただ、楽しい中でも考えることはたくさんありました。自分が音楽で伝えたいことは何か、それがなぜバロック音楽なのか…そして、バロック音楽ならなぜ古楽器ではなくモダンピアノなのか。

きっと答えが出るのはずっと先だろうし、もしかするとずっと答えは出ないのかもしれない。でも、「なぜ」が無い演奏ではきっと聴いてる側に何も伝わらないだろうと思っています。

私はバロック時代の音楽を深く知るためにチェンバロ、クラヴィコード、バロックダンスを習っています。
それは何の為か?

近年、バロックをピアノで演奏するコンサートを昔より見かける気がしています。意識しているのもあるかもしれませんが…それでも、「何か違う…」という違和感はずっとありました。ヨーロッパ人だから皆が正しいということは決してありませんし、それはバロック音楽じゃないだろう…という演奏も山のようにあります。反対に、ピアノでもこんな演奏が出来るのか!と感動する演奏ももちろんあります。

今回、私のソロは全5曲。そのうち3曲がルネサンス/バロックです。ウィリアム・バード、ディートリヒ・ブクステフーデ、ヨハン・パッヘルベル。
人前で演奏するのは初のルネサンスであるバード。先生と話し合い、チェンバロとは違う装飾音にしています。しかし、それはピアノという楽器で聴かせるためにやったことで、決してバードの意図を無視しているわけではありません。きっとこれならバードも怒らない(よね?笑)

パッヘルベルも初の曲です。シャコンヌ。曲が曲だけにとても感情的になりやすいですが、そこを注意して演奏しなければ…「シャコンヌ」という舞曲であることを忘れずに。

チェンバロ、クラヴィコード、バロックダンスを習っているのは何の為か?
それは、ピアノで演奏する場合でも根拠のある演奏をしたいからかもしれません。自分の考えだけで演奏するのではなく。
チェンバロ、特にクラヴィコードのタッチはピアノを弾く場合にとても重要です。
バロックダンスのステップはテンポの指標になりますし、呼吸のタイミングがとてもよく分かります。いかにテンポが遅い演奏が多いか…とても痛感しました。

今回の演奏会、私は他にラフマニノフのエチュードと、ロッシーニのアリアの編曲ものをやります。どちらもテクニック的にめちゃくちゃ大変ですが、バロックとのバランスもとれていて、自分はピアノ奏者であることを再認識しております(笑)

さぁ、あと数日…やれることはやりきって本番に臨みます!
演技が…もう…棒読みでイヤになる( ;∀;)

じゃバイバイ(^^)/
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