のぶのぶの音楽雑記

演奏会のお知らせだけでなく、色々なことを書いていこうと思います。

メタルに本格的にハマるまで

2016-02-14 18:49:03 | 日記
お久しぶりです。忙しくてなかなかブログの時間を確保出来ませんでしたが、今日はのんびりです♪

以前の約束通り今日はCharonについて書こうと思います。前回はメタルを聴くようになるまでの流れを書いたんですよね。今回は本格的に聴き出したきっかけとでも言いますか、今の私が形成されるきっかけを書きます(笑)大袈裟かな?

そもそも私は、浪人時代にメタルを聴くようになったわけですが、それまではただのうるさい音楽と思っていたわけです。ところがNorthern KingsやSonata Arcticaを聴いて、そのイメージが覆りました。そしてNorthern Kingsのメンバーである「JPレパルオト」という人の声に惹かれました。調べたところ、どうやら「Charon」というバンドのボーカルだそう。

そうなれば早速Charonについて調べました(笑)しかし、国内盤のアルバムは1枚しか出ていなく、Charonに関する情報はほとんどありませんでした。前のブログにも書いた通り、TSUTAYAにもありませんし、残された道はCDの購入しかありませんでした。しかし浪人の私にはCDを買うのは大きな決断。ましてやそれまで買ったことの無いジャンルのCD。当たりか外れかも分かりません。

その頃はYouTubeからウォークマンに入れて聴いていたので、音質は最悪でしたし、PVのある曲しか入れていませんでした。なので、わずか3曲しか聴いていませんでした(「Colder」,「Little Angel」,「Ride On Tears」)。PVは全部で4曲あるのですが、この頃は3曲しか存在を知りませんでした。

その3曲はとてもハマって聴いていたので、結局CDを買うという決断をしました。どのアルバムにしようかとても迷いましたが、3曲がまとまって入っているベストアルバムが運良く発売しておりましたので、迷いなくそれを購入しました。値段的にもかなりお得だったと記憶しています。一緒にクラシックのCDも買いましたし。

手元に届いたときはとにかく喜びましたね。早く他の曲を聴きたい一心でした。

しかし、予想外の結果が待ち受けていました。
他の曲を聴いた結果→なにこれ、つまんない。意味わかんない。でした(笑)今聴いても確かにCharonはメタル初心者が聴くにはちょっと厳しい気がしますね。私は完全に順番を間違えてしまったようです。

Sonata Arcticaから入ったのであれば、Stratovarius、Edguy、DragonForce、Helloweenあたりに行けばよかったのかもしれませんが、思い切り段階をすっ飛ばしてしまいました(笑

そんなCharonショックの私はせっかく買ったベストアルバムも、それまでの3曲+なんとなく気に入った数曲を聴くに留まり、ほとんど聴かなくなってしまいました。結局一番聴いていたのはSonata Arcticaでしたね。Sonataもベストアルバムを中心に。

しかし、数週間経ったある日、ふとCharonのベストを手に取りじっくり聴いてみました。Sonataを聴きすぎて飽きた、というのもあったかもしれませんが、以前と何かが違いました。表現は少し間違っているかもしれませんが、以前は意味不明だった音楽が少し理解出来た気がしました。

それからはSonataのようにテンポが早く乗れる曲も良いですが、Charonのように薄暗く重い曲が好きになりましたね。そういえば、今思えば恥ずかしい話ですが、この頃はまだSentencedを知りませんでした。もちろん今では大好きなバンドです。

Charonにハマりだしてから本格的にメタルを聴くようになった感がありますね。Sonata、Charonがいるフィンランドには他にどんなバンドがいるんだろう?と思って色々調べた記憶があります。Nightwishについてはこの前書きましたね。

さて、そうしてCharonにハマってしまった私は、次のアルバムを楽しみにしていました。ベストしか持っていなかったくせに。それから毎日情報を集めていましたが、7月に悲しい情報を見つけてしまいました。その年(2011年)の夏に解散するとのことでした。それはそれはとてもショックでした。いつか来日したら絶対に行こうと思っていたバンドでしたから当然落ち込みますよね。アルバム数枚分は録ってあるよ~みたいなこと言ってたのに(T-T)

解散を知ってから一気にアルバムを集めましたね。在庫なしのアルバムがほとんどでしたが、解散前には全部のアルバムと、レパルオトがボーカルをしていたPoisonblackの1stを買いました。Charonの1stはなかなか手に入りませんでした。廃盤になっていたため、ヤフオクに出るのを待っていました(笑)600円くらいで買えた思い出がありますww

解散して間もないころは、解散ツアーの映像がだいぶありましたが、そのほとぼりが冷めてしまった12月ごろ、解散ツアーのオフィシャル映像のようなものがYouTubeにUPされていました。Charon熱が再燃した瞬間でしたね。「Colder」,「Little Angel」,「Ride On Tears」はもちろん、「Bitter Joy」,「Deep Water」,「At the End of Our Day(アコースティックバージョン)」,「In Trust of No One」,そしてベストを買った時からずっと好きだった「As We Die」。

Sentencedのラストライブ同様、これから解散するとは思えないようなパワフルなライブでした。解散の悲しみはある程度癒えていましたが、また悲しくなり涙してしまったのを覚えています。

先ほども書きましたが、やはり、Charonをきっかけにメタルにハマっていきましたね。Sonataに飽きたあの時、Charonにハマっていなかったら、そのままメタルからもフェードアウトしていたことと思います。Charonにハマり、フィンランドとフィンランドのバンドに興味を持って、今色々なバンドを聴いています。Charonを知らなければLACRIMOSAにも出会えなかったわけですからね。そうなると音大に行って音楽を勉強する、ということもしていなかったかもしれませんからね。

はしょった部分も多々ありますが、大雑把に言えばCharonについてはこんなところでしょうか。

「メタル」というジャンルに留まらず、「音楽そのもの」に私を引きずり込んでくれた、私にとって大切なバンドです。あの時イマイチだった曲も、今じゃ大好きです(笑)Charonに嫌いな曲なんかありません!

再結成はないでしょうが、去年のハロウィンでレパルオトがCharonの曲を歌ってくれたのには感動して涙がちょちょぎれましたwwレパルオトがCharonを大切に想っているようで嬉しくなりましたね。少~しだけ再結成を陰ながら望んでいたいと思います。

じゃバイバイ(^-^)/
コメント
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