よかったら、読んでみてね
昔々、あるところに、優しくて、勇敢な男の子が住んでいました。
いつもバベルの世界のコトを心配しているので、ベルベレちゃんと呼ばれていました。
今日は、大好きなママに頼まれて、おばあちゃん家へ、十月の澄み切った青空の下、トコトコと歩いています。
(ピンポーン♪)
おばぁ:良くきなすったねぇ。さぁさ、お入り。
ベルベレ:おばあちゃん。こんにちわ。コレ、そこのコンビニで買ってきたおみやげのラムネ。
おばぁ:まぁ、キレイな色だこと。
ベルベレ:本当は、ファミチキを買ってきたかったんだけど、おこづかいが足りなくて・・・。
おばぁ:おや!ファミマかい?ファミのファメのファミマかい?それと、もう1人お客さんがきてるから、一緒にお茶をしないかい?小松原のエミリーのらいでんのためえもん。ふっふっ、びっくりしたかい?今日はとってもいい日じゃよ ぐふっぐふっ娘と孫に会えるなんてぐふっぐふっ
ベルベレ:え~と・・・。あのね、おばあちゃん。
おばぁ:ひゃあ~、びっくりしたじゃろぉ~。まさか、ママがここにいるなんて。ストーンズの髙地くん位、目を丸くしてもいいんじゃよ。
ママ:ベルベレちゃんちゃん。ヤッホー!!
おばぁ:なんだい?
ベルベレ:そこにいる人、ママじゃない。
おばぁ:えっ!?そうなのかい?つうことは、ママじゃないそこのアンタは誰だい?
そこにいる人:もちろんママよ。エミリーよ。雷電為右衛門よ!!
ベルベレ:このままだと埒があかないので、カンタンな問題をだすよ。ママが大ファンの歌手の大川栄策さん。歌番組でかつぐタンスの引き出しの数は、7つ、8つ、どっち!?
おばぁ:さぁ、エミリー。サービス問題じゃよ。
そこにいる人:カンタンすぎて、言うほどでもないわ。
おばぁ:お前のチャームポイントの、眉間の大ボクロに汗かいとるけど、サラーと答え言うてみぃ。
そこにいる人:8つ。
ベルベレ:ブッブー!!正解は、7つでも8つでもなくて、6つでした。
そこにいる人:はかられたぁ~。
ベルベレ:それに、骨おりゾンのくたびれもうけ。
おばぁ:どういうことじゃあ、ベルベレちゃん。
ベルベレ:実は、うちのママね、おととい、近くの皮膚科で、チャームポイントの大ボクロを取る手術して、今は、眉間はつるっつるっ。コンビニのラムネで、ほくろっぽくしてても、丸わかりなんだよねぇ~。
そこにいる人:だったら、それ、最初に言いなさいよぉ~!!アロ~ン!!(走り去る)
おばぁ:さすが、聡明で、イケメンなベルベレちゃん。助けてくれて、ありがと。大活躍で、おなか空いたじゃろ。ここらで一発ついといで!!
ベルベレ:どこに行くの?おばあちゃん。
おばぁ:年金が入ったポチ袋持ったから、たんとおあがり。
ベルベレ:ファミマ?ファミマでファミチキ買ってくれるの?やったぁ~。ワーイ!!ワーイ!!
30分後、二人とも、ファミチキを完食しました。
今回は、菊池風磨くん編です。ほうほうほでした