よかったら、読んでみてね
ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「十二分な皮下脂肪を見つめるゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。
夕方4時30分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。
ゆうこ:マカダミアクッキーの寝技には、かなわない~♪はぁー、誰も来ないなぁ。
???:あの、今いいですか?
ゆうこ:やさしい瞳のイケメンさん。あなたのお名前は?
???:真夏の夜に、薮ちゃんのことを目を三角にして、問い詰めたので、「なつめちゃん」って呼ばれています。
ゆうこ:なにも言わずに、首にそっとうなぎを巻き付けたくなるね。じゃあなつめちゃんの悩みはなーに!?
なつめ:漢字の「ろく」っていう漢字が怖いんです。ゆうこ、グッドアドバイスプリーズ。
ゆうこ:そうねえ。ゆうこも前々から、そのことは、気にはなってたんだけど・・・。「ろく」っていう字と、アムステルダムの響きは、結構似てるわよね。
なつめ:えっ!?
ゆうこ:アムスってすごーく親しみやすく笑顔でやってきて、こっちがホッとして、気を許す瞬間
に、テルダムってすごーく冷たく突き放す感じ。
なつめ:あーなんとなくわかります。右手を差し出されたと思って、こっちも握手しようとしたら・・・。
ゆうこ:ミスターテルダムが近くの小鳥にパンくずをあげてるだけだったりしてね。今、口に出しただけでも、泣きそう。
なつめ:ほんとそうですね。ぐすん。ぐすん(涙目)。
ゆうこ:鹿鳴館で行われるパーティも、しかなのに「鹿鳴館」って読ませるところも、ほんと謎だし、不気味だよね。
なつめ:えっ!?あのーゆうこごめんなさい。ろくはろくでも、「鹿」じゃなくて、数字の「六」っていうことだったんですけど・・・。
ゆうこ:あーあーそうなの!?恥ずかしいわぁ~。私としたことが・・・(顔が真っ赤)こんなときは、ゆせんちゃんとこころちゃんにTelして勇気をもらうに限るわ。
なつめ:ル・ル・ル・・・(着信音)。ゆうこごめんなさい、最初にぼくにかかってきたみたい。
ゆせん:ゆうこ!!なつめちゃん!!ヤッホー 世の中色々、まいっちんぐまちこ先生。気にしないでがんばろう。
こころ:二人とも、明日があるさオーバー
ゆうこ:うっうっうっ、ゆうこうれしい!!今日はこのままかえって、カーネギーと小一時間おしくらまんじゅうするね。なつめちゃん、ばいばーい、またね!!
なつめ:一大事未解決!!でも、ゆせんちゃんとこころちゃんの声聞けたから良かった。さぁーて、まっすぐ帰って、ギターの練習でもしようーと!!
六・七・八・九の次は「十二分な皮下脂肪を見つめるゆうこ」でした。
今回は岡本圭人くん編です。ほうほうほでした