
コトブキヤより4月に発売された上杉謙信です。
出典は戦国ランス。
ゲームは持っているんですがやってません・・・。
ダイナミックなポーズとオプションパーツによりなかなか見応えのあるモノに仕上がっています。
定価は¥7,140と、コトブキヤにしては少し高めですが、このボリュームなら値段相応かと。
ちなみにレビューが1ヶ月遅れなのは写真撮影に手間取ったせい。
どの角度をもって正面とするか、それが全然決まりませんでした・・・。
以下詳細です。

パッケージは結構大きめ。

取説とシール。
シールを張り替えることで状態の変化を再現できるようですが、本レビューでは使用していませんのであしからず。
それよりもこのデフォルメされた謙信が可愛い。
ねんどろとかで出ませんか?

戦闘中の一瞬を切り取ったかのようなダイナミックなポーズ。
翻る髪とスカートがスピードを感じさせます。
出来はかなりいいと思うのですが、前髪のダルさは致命傷かも。
でも十分カッコイイと思います。










目線が結構上向きなので、基本的に見下ろす感じになります。
と、いうか正対する位置からだと全然撮れません。




顔は可愛らしくも凛々しく仕上がっています。
しかし、残念ながら前髪の造形がとんでもなくダルいです。
これがどうしても許せなくて、購入を躊躇ったくらい。
言い換えれば、それ以外は文句無いんです。






体は細いんですが、肩やスカートのボリュームが凄いのであまりそう感じません。

家紋。
後述する帝Ver.ではこの家紋をシールで変更します。

刀の造形も細かいです。


こっちの方が装備としては自然かも。






前髪のダルさが少し気にならなくなります。

頭部の髪飾り(帝ハチマキ)と武器(帝ソード)の持ち替えで帝Ver.に。
本来なら家紋を貼り替え、帝リングのシールを貼るんですが自分は使用していません。
自分はこの姿が一番気に入っています。





ハチマキにより、躍動感がよりいっそう増しています。




これでもっと髪がシャープだったらかなり印象良くなったと思うんですけどね。

帝ソード。
幅広の両刃剣です。

一応、二刀持たせることも可能です。

で、さすがコトブキヤというべきか、スカートは着脱可。
まさか脱げるとは思わなんだ。

全パーツパージ。
同じフィギュアとは思えないくらい印象が変わります。
それだけスカートのボリュームが凄いってことですね。
ただ、脚が長くバランスは良くないです。
完全にパンツ鑑賞専用のギミックじゃないでしょうか。




やっぱスカート無いと不自然ですね。

せめて肩鎧が外せればバランス的はもう少しマシになるのかも。

あんまキマらないなぁ・・・。

パンツはシンプルデザイン。
でもちょっとローライズ。


だから後ろは少しハミ出てます。
スカートが脱げるのはコレを見せたいがためですよね?


寸法比較。
そのままだと謙信は明後日の方を見ていることになるので、ベースの後ろを持ち上げています。
ええ、こんなに傾いているんですよ・・・。
全高は通常&帝Ver.が約20cm、兜装備が約23cmとなります。
高さは大した事無いんですが、横幅もあるので数字以上に大きく見えます。

満足度:★★★★☆
髪のダルさが無ければ星5つ。
こういうポーズだと、髪がシャープであればあるほどスピード感は増すと思うんですけどね。
それゆえに残念でなりません。
しかし、それを除けばかなりいい出来だと思います。
差し替えパーツにより3パターンの状態を再現できるのでプレイバリューも高め。
ただ、シールの貼り替えってのが少し厄介ですけど。
帝リングに関してはいっそ手首差し替えでも良かったんじゃないでしょうか?
家紋は・・・まぁしょうがない。
クドイくらいに髪に関して苦言を呈していますが、それだけ(髪以外の)完成度の高いフィギュアだと思っていただければ。
オススメです。
以上、上杉謙信でした。