いつの間にやら
NW-S705Fを購入してから2週間。
ココで取り上げたのは18日ですけど、買ったのはさらにその前なんで。
早い・・・。
なんだかんだで毎日のように使用しているのですが、2週間使用していると最初は気にならなかった点や、他人から指摘されて気づいてしまった点やらがちらほら。
ということで粗探し、って訳でもないんですが気になったところを少々。
1.ディスプレイが見難い
NW-S705Fは3行表示の液晶なのですが、少し見難いです。
というのも情報が必要最低限過ぎるというか、さみしいというか・・・。
ぶっちゃけジャケット表示要りません。
実際の再生中の表示です。
表示される項目は、(Sonic Stageで楽曲に登録した)ジャケット画像、曲名、アーティスト名、動作状態(再生・停止)、経過時間、再生モード、バッテリ残量など。
必要な情報は揃ってますが、ここで少し問題が。
本機では、楽曲のソートをプレイヤー側で切り替えることが出来ます。
設定画面は以下の通り。
・アルバムタイトル順
・アーティスト・アルバム順
・アーティスト順
・ジャンル順
・年代順
という項目で並べ替えられます。
ちなみに上の再生画面はアーティスト・アルバム順のソートです。
ここで、ソートをアーティスト順にすると・・・、
アーティスト名が表示されていた部分が、アルバム名になります。
再生中のアルバム名とアーティスト名は同時に表示することは出来ないのです。
また、同様に再生中のプレイリスト名も同時には表示できません。
で、何が言いたいかというと、
3行表示は少ない!ってことに尽きます。
サイズ的に4行表示は可能な気がするんですけどね。
多分、アルバム名を表示する代わりにジャケットが表示されてるんだろうけどなぁ・・・。
参考までに
iriverのN10は41行表示の有機ELでこんな感じ。
表面がハーフミラーなので写真が上手く撮れませんでした!
情報としてはこれで十分。
2.ファイルの転送速度が遅い
これはNW-S705Fの問題なのか、Sonic Stageの問題なのか。
はたまた自分のPC環境の問題なのか。
・・・多分、Sonic Stage。
一応、インターフェースはUSB2.0なのでそんなにストレスは無いと思ってたんですよ。
具体的に、
230曲(約1.1GB)のファイル転送に20分かかりました。
普通だったら5~10分程度で終わると思うんだけどなぁ。
Sonic Stageを介してNW-S705Fにデータを転送する際に暗号化してるからだよな、きっと。
で、単純計算すると2GB分のデータを一気に転送しようと思ったら40分、もし4GBモデルだったとすると、80分・・・。
やってらんないな。
特に、NW-S705FのデータをSonic Stageに読み込む時間。
その時間の方が転送時間よりもストレスを感じた。
PCからデータを転送した後や、PCに接続してSonic Stageを起動した時。
あれが長い。
もうちょっと早くなりませんかね?
3.シャッフル再生が単調
これはiriverも弱かった・・・。
で、NW-S705Fも弱かった・・・。
230曲(約15時間)をシャッフル再生して、6時間中に同じ曲が3回再生された。
2回再生された曲もちらほら。
当然、重複再生された曲のファイルは1つしかありません。
でも再生されてない曲は当然ある訳で・・・。
あと、抽出するときもなんか偏りがあるように感じた。
気のせいか?
シャッフル再生についてはやはりipod shuffleが良いのかなぁ?
いずれ試そう。
他にもイロイロと不満(というと大げさだが)はあるのですが、この辺で割愛。
個人差もあるし(慣れの問題とか)。
音は良い。
コレはホント。
でも、なんか使い難い。
(プレーヤ単体ではなく、Sonic Stageなどを含めたシステム全体として)
変な風に拘り過ぎてシンプルでない。
何か変なクセがある、と感じた。
で、感想としては、どこか直感的でない。
判りにくいってのはちょっと減点かな。
もし、購入を検討している方は、
店頭で実物(モックアップではなく実機)を触って、試用してみることを強くお奨めします!!
誤解無きよう繰り返すと、
決してモノは悪くは無いですよ。