寄浦沙
紫之 名高浦之 愛子地 袖耳觸而 不寐香将成
紫の 名高(なたか)の浦の 真砂土(まなごつち) 袖のみ触れて 寝ずかなりなむ
浦の砂に寄せる
「“紫の”名高の浦の、砂浜よ。袖ばかり触れて、抱き合うこともない」
●紫:ムラサキ(紫草)
●和歌山県海南市
紫之 名高浦之 愛子地 袖耳觸而 不寐香将成
紫の 名高(なたか)の浦の 真砂土(まなごつち) 袖のみ触れて 寝ずかなりなむ
浦の砂に寄せる
「“紫の”名高の浦の、砂浜よ。袖ばかり触れて、抱き合うこともない」
●紫:ムラサキ(紫草)
●和歌山県海南市