一書曰天皇崩之時太上天皇御製歌二首
燃火物 取而□而 福路庭 入澄不言八面 智男雲
燃ゆる火も 取りて包みて 袋には 入ると言はずやも 智男雲
一書にいわく、(天武)天皇が崩御したときの太上天皇(持統天皇)の歌二首
「燃え盛る火を、包んで袋に入れることも可能だというのに。□□□」
●“智男雲”の訓読が難解とされる
●第四句が字余りなので、末尾の「面」を終句に移して『―/入澄不言八/面智男雲』とする(「面智男雲」は「もちをくも」と訓む)説もある
燃火物 取而□而 福路庭 入澄不言八面 智男雲
燃ゆる火も 取りて包みて 袋には 入ると言はずやも 智男雲
一書にいわく、(天武)天皇が崩御したときの太上天皇(持統天皇)の歌二首
「燃え盛る火を、包んで袋に入れることも可能だというのに。□□□」
●“智男雲”の訓読が難解とされる
●第四句が字余りなので、末尾の「面」を終句に移して『―/入澄不言八/面智男雲』とする(「面智男雲」は「もちをくも」と訓む)説もある