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笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

上野でドナウの流れに翻弄された件

2011-02-27 12:37:25 | フルート【イベント参加】
昨日はパールフルートギャラリー月イチ企画の【アンサンブル倶楽部】でした。
音出しをしっかりしておきたいから、20分ぐらい早めにつくように家を出るのがさいきんのひゃらりです。


今回の初級クラスは参加人数なんと8人!
いつも6人(サイトの募集要項にもいつも6人って書いてある)以下なのでびっくりです。
「譜面台は全員ぶんないので、顔見知りの方と仲間で使ってくださいねー」
と言われ、わたしは以前にもこの企画でご一緒したことがあるうちの母と同世代くらいの女性の方と共用させていただくことに。
あとはお友達同士で参加された方々が共用したら、ほかの参加者はひとり一本で使えるようになったみたいでひと安心。
しかしこれが後々悲劇を招く要因となるのです(´Д`)


いつも通りたっぷり半音階ロングトーンをしたあと、アンサンブル曲に移ります。
今回の一曲めは【コラール 日本の歌】。
賛美歌のコラール調の展開で【ふるさと】と【もみじ】をメドレーにした、あたたかくうつくしい曲です。
「お友達と老人ホームの慰問なんかに行くときは、難しいものよりこういったもののほうが自己満足にならなくてすむのよー」
確かになぁ。
慰問で自己満足っていちばんあってはならないと思うし、
いつかやってみたいボランティアでもあるので、興味深く聞きました。
ひゃらりの割り振られたパートは1st。
コラールですから、和声を意識しながら、下のパートの響きを聴きながら、進めていきます。
そんなに速くないので各パートが聴きあい、響きあう余裕があるみたい。
いい流れで音を作れたと思います。


続いてはシュトラウス二世の【美しき青きドナウ】。
アンサンブル倶楽部は合奏やセンセの指導もさることながら、
センセが教えてくださる音楽トリビアが楽しかったりします。
今回はこの曲で豆知識が炸裂!
パパ・シュトラウスと子シュトラウスの不仲の原因は子シュトラウスの進路問題だとか、
【美しき青きドナウ】はもともと男声合唱の曲だったとか、
その歌詞がなんともおまぬけだったから初演はコケたとか、
演奏旅行でアンコールピースが玉切れになったときに四声に分かれていた原譜を弦楽でまんまやらせてみたら意外とイケたからオーケストラ用に書き直したとか、
ドナウは美しくも青くもないしブダペストは自殺率が高いからうっかりドザエモンが流れてたりするとか、
うちのセンセは笛だけじゃなくお話もじょうずなんです!

で、パート割り。
さっき1stを吹いたからこんどは違うとこ吹きたいなーと思ったけど、
民主主義的多数決で敗北してまたも1st。
この曲はページ数が多いので踏めくりが発生します。
譜面台を共用しているマダムとひゃらりではひゃらりのほうが若輩ですし内側に座っているしで、
自然とひゃらりが踏めくり係に。
これがまずかった。
合奏経験があまりないとおっしゃっていたマダム、
譜面台の共用にあまり慣れてらっしゃらない。
視線を按配しながら楽譜を追うのがお得意ではないみたい。
そしてひゃらりが踏めくりのために笛を止めると、ご自分も不安になってしまって落ちてしまうのです。
1stは2人しかいないんだから、音を無くさないでくれよぉ(T_T)
「このタイミングでめくりますから、ここ、覚えちゃってください」
「えー、できるかしら…」
ひそひそひそひそ。
センセの指導、しっかり聞きたいのにぃ(´Д`)


結果的になんとかメロディー不在の状況を打破することはかないましたが、
いつもよりは指導を味わいきれなかったです。
残念…
けど、不測の事態に対応することも合奏力のうち!
日々精進ですな。


写真はおととしの夏、ひゃらりがブダペストに旅したときに撮ったドナウ。
ね、青くないでしょ。(青いのはお空!)


上野で友達の輪!の件

2011-01-29 18:47:06 | フルート【イベント参加】
きょうはパールフルートギャラリーのほぼ月イチ企画、【アンサンブル倶楽部】に行って参りました!



先月5分前に行ってびりっけつだったので、今日は余裕を持っておうちしゅっぱつ。
30分前に最寄駅につきました!
ほぼ同時にビルに到着した方もアンサンブル倶楽部のひとかな?と思いながら一緒のエレベーターに。



これがモモさんとの初対面(*´∀`*)
笑顔のすてきな、あかるい雰囲気のかわいらしい方です(*/ω\*)




とりあえずギャラリーに着いて、まずは音出し。
時間に余裕があると気持ちがラクだよ(笑)
次第にぱらぱらと人が集まって、
センセもいらして、
アンサンブル倶楽部のスタートです!


まずは半音ずつのロングトーン。
姿勢や吹き方を矯正しながら、
中音域から下がったり上がったり。
個人レッスンだといつも立って吹くけど、
座って吹くロングトーンはまた違うね。
姿勢が崩れやすくなるのが座ったときのひゃらりの悪いところです。
高音域のときは体幹を引き上げるように、とはセンセの指導。
上に引き上げられるような感覚で、とおっしゃったあと、
「おんなじくらい高い音でハミングする感覚よ」
と。
こっちのほうがより具体的でひゃらりにはわかりやすいかも。
実際にやるとニワトリ絞め殺したようなハミングが出るけども。
てなわけでロングトーンだけでゆうに45分の指導でした。
いやはや、たっぷり。


今回の一曲目はモーツァルトの『酒飲みカノン』。
酒飲み?
呼んだ?(笑)
いや、そーゆーことじゃなく、
曲の名前ね。
同じ旋律をずらしながら追いかけていく輪唱みたいな曲です。
わりとシンプルでやさしめの楽譜とあなどってはいけなくて、
所々にいじわるな音の配置になっていたり、
なにより、


追っかけっこになったときに崩れやすい(´Д`)


まずは全員でさらったあと、ふた班に分かれて輪唱、じゃなかった輪奏(そんなことば、あるん?)
モモさんと同じ班だ。わぁい。


…ひゃらり、撃沈(・∀・)


なんで輪奏ってさ、
違うグループの音に釣られちゃうの?

「次は3つに分かれてみよーか?」
ぬぬ、難易度アップ。
しかもモモさんと離ればなれ。
とはいえさっきと同じ失敗はよくないから、
一生懸命カウントして迷子にならないようにがんばったよ!
けど、カウントをがんばると追っかけっこの楽しいところを味わう余裕がなくなるから、せつない。
必死にならなくても吹けるだけの技量が欲しいです。


続いて、『鏡』。
またもやモーツァルトです。
これねー、面白いの。
楽譜を上からふつうに読むだけじゃなくて、ひっくり返しても読めるの!
しかもそれがきちんとアンサンブルになってしまうという、モーツァルトのあたまの良さとおちゃめさがよくわかる一曲です。
これは初級クラスには難易度が高いので、センセとギャラリースタッフのKさんのデモ演奏だけでした。
お見事!


さいごはヴィヴァルディの『四季』の『冬』からいちばんオイシイところを抜いた、『ラルゴ』です。
これは1stが旋律を奏で、2nd/3rd/4thが伴奏を担当する編成です。
ひゃらりは2nd、モモさんは3rdに立候補。
この曲の伴奏パートは
【あかるい日差しのなか、サク、サクと雪が降るヨーロッパの公園】
のイメージで穏やかに吹くとうつくしい、とのこと。
笛センセの発想力はいつものことながら具体的です。
さく、さく、ね。
ボタン雪みたいにべたべたしないのね。
さくさくさくさくさくさくさくさく…


難しい(´Д`)
べったらべったら、民謡リズムが身体に染み付いている大和民族の悲しさでしょうか。
なんか…
アタシ、べたべたしてる(´Д`)
隣のモモさんはサクサクしてるのに。
これが実力の違いですよ…
と、ひゃらりはへたくそだけどこの『ラルゴ』は音を重ねるのにまこと楽しいピースです。
『酒飲みカノン』より味わえた感がありました。


かように今回のアンサンブル倶楽部も充実した会でした。
楽しかったぁ!
そして帰り道、電車のなかでモモさんとおしゃべりの花が咲いたことは言うまでもありません。


咲きすぎて乗り換えホーム間違えたりね!(爆)


モモさぁん、
仲良くしてくれてありがとおおヾ(=^▽^=)ノ

定例のアンサンブル企画が今回はクリスマス特集だった件

2010-12-11 22:28:38 | フルート【イベント参加】
パールフルートギャラリー東京のほぼ月イチ企画、
『アンサンブル倶楽部』はひゃらりの再開フルートライフにとってビッグプレゼントです。
これがなければ音をほかのひとと重ねる楽しみを思い出すこともなかったし、
ダイスキなセンセと出会うこともなかったから!!


てなわけで今日は今年最後の開催日でありました。
10分前に着くように向かったら、
ギャラリーではすでにほかの参加者の方が音出しちう。
本企画の講師である我がセンセも、各参加者に細かに指導ちう。
「…遅刻じゃない…です…よね…?」
次回からは30分前に行こう。
さもないと直弟子のくせしてカッコ悪すぎる…(´Д`)


まずは笛の構造に関する身近な解説、そして半音階ロングトーン。
半音階ロングトーンの大切さって、最近ひしひし感じます。
これはセンセが気付かせてくださった宝物。
しかしこんな地味なトレーニングも、大人数ですると楽しい。


楽譜をいただいていた曲は、

※もみのき
※ひいらぎかざろう
※ホワイトクリスマス

なんというクリスマスムード!(笑)

ビギナーズクラスゆえ、
「ファースト吹くひと~」
というセンセに乗る参加者はまずいません。
そーなると、 こないだお弟子になったばかりとは言えイチバン振りやすい相手はひゃらりなわけで…


みっつともファースト吹いた!(・∀・)

以下は曲ベツの備忘録です。

※もみのき

付点リズムのハギレが悪いとすぐにカッコ悪くなる曲。
リズムの振り方に注意。
バリエーションつけた後半の各パートの追っかけっこでつっかえやすい。

※ひいらぎかざろう

リズムを意識しないと失敗しやすい!!
八分音符や三連符をがんばりたい。

※ホワイトクリスマス
ラルゴとかアダージョとか、ゆっくりオンガクは逆に走りやすい。
自分のなかでリズムを守ること、
グループのほかのパートのひとの音を聴くこと、
とてもたいせつ(≧ω≦)


てなわけで楽しくも厳しい一時間半もあっという間。
音を合わせるのって、なんでこんなに楽しいのでしょう?
考えるべきことが多いぶん、
うまくいったときのウレシサったら!
やっぱりこの企画はステキ。やみつきです、パールギャラリーさん(*^□^*)


私が参加したビギナーズクラスのあとのコマで実施されたアッパークラスのアンサンブルには、
ブログつながりのたかさんさんが参加されるとおっしゃっていました。
きっとそちらも楽しかったんだろうな(≧ω≦)

上野にてアンサンブルの楽しさに胸キュンした件

2010-10-31 13:30:33 | フルート【イベント参加】
昨日は上野はパールフルートギャラリーにて開催された『アンサンブル倶楽部』にまたも参加して参りましたヽ(´▽`)/


今回の参加者は前回よりも多い5人。
アンサンブルするにも楽しい人数で、ワクワクです。
最初の30分はまず姿勢や息のあて方、高音をキンキンさせないコツ、低音を響かせるためのコツなど。
現状で先生についていないひゃらりなので、すべてが貴重なアドバイスです。
ひとりでしているとつまらない音階練習も仲間がいると楽しいよ!


さて、今回のために事前に頂いていた楽譜は2曲。
讃美歌『最初のノエル』とウェーバーの『オベロン』より、『人魚の歌』です。

『最初のノエル』は、もしかしたら『まきびとひつじを』というタイトルのほうが浸透しているかも知れないクリスマスソング。
幼小中高大とキリスト教の学校に通っていたひゃらりにとって讃美歌は心のふるさとです。
うれしくてたまらなく、ウキウキしながら吹きました。
3部に分かれているので、パートを移行しながら3回リピート。
ふだんの礼拝でよく歌う讃美歌の場合、音域がそう広くないし曲としても短いからかんたんに見えるけど、
それだけにひとつひとつのフレーズを大切に吹かないといけないなぁと思いました。

『人魚の歌』はソロフルート&1番~3番フルート、アルト&バスというなかなかの大規模編成。
アルト&バスはギャラリーのスタッフさん方が参加してくださり、ソロと1~3番を参加者で割り振ることに。
てなわけで先生が
「ソロやりたいひとー?」
と立候補者を募りました。
…しーん。
「じゃあ、指名しますよー」


目が合っちゃったよ(´Д`)


かような流れでソロを吹かせていただいた訳ですが、
やってみれば5部の伴奏に乗っかって吹くなんてめったにある機会じゃないし間違いなく気持ちいいわけですよ。
指名してもらえてよかったかも(≧ω≦)


とまあ1時間半のアンサンブル倶楽部、今回も堪能させていただいたわけですが。
レッスンが終わってからひゃらり、先生にこそこそナイショのお話。
実は、12月に始まる先生の講座に通いたいと相談させていただいたのでした(^ω^)
音を重ねる面白さを実感して、
教えていただく先生も決まって、
台風の空模様とは正反対の楽しい嬉しい土曜日となりました。

上野で楽しく体験レッスンしてきた件

2010-10-02 18:24:10 | フルート【イベント参加】
今日は上野のパールフルートギャラリーで、
『アンサンブル倶楽部』と銘打ったお試しグループレッスンでした。
ずっと楽しみにしてたんです(≧ω≦)
今回初めてですので大事をとって初級者コースを選択。
なにしろ再開したてですからね。
ほかの方に迷惑かけたくないし。


教えてくださったのはおそらくひゃらりと同世代のヨコウチ先生。
ひゃらりを含めて3人のニワカ生徒を気さくかつ丁寧に指導してくださいました。


最初っからいい音の出る構え方とか、
クリアに高音のピアノを出すこつとか、
指の動きにつられて息がブレてしまわないようにという教訓とか、
すぐに実践したい豆知識をたくさん教えていただいてホクホク。
息の出し方をレクチャーするのに風車を使って可視化してくださるところなど、
初級者コースだからこその親切さがうれしいです。


アンサンブルした曲は、

*ふるさと
*川の流れのように
*シチリアーノ(フォーレでもバッハでもないの。誰のなんだろ?楽譜に書いてなかったからわかんないや)

の三曲。
ハモリ好きのひゃらり、率先して2ndパート立候補。
1人で吹いてるとこれはできないもんね(≧ω≦)
やっぱりアンサンブル楽しい(*´∀`*)


一時間半のスケジュールが大幅に延長して気付いたら二時間になろうとしてました。
先生ったらサービスいいなぁ。
いや、うれしいけど。


レッスン後はバスフルートを試奏させていただいたりもしてしまいました。
バスフルート楽しい!
あったかい包み込むような音色が気に入って何度もトライしてたら先生に、
「バスフルート持ってるとアンサンブルサークルでモテモテよ!」
と購入を勧められてしまいました(笑)。
いや~ん、欲しくなっちゃう!
でも、まずはメインフルートをゲットせねば。。。