白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

Thank you very much

2013-05-14 | 音について、思うこと
2001年1月12日の朝、ペテルギウスの燈りは 早くも西の空に落ちて尽きつつあった。 僕は阪急宝塚線、石橋駅から始発の電車に乗って、 束の間の暖かな空気に身を預けて、少し眠った。 梅田に着くと、そのまま一目散に阪神百貨店前にあった チケットぴあを目指した。 朝の6時過ぎに着いてから、10時まで、開店を待っていた。 僕の前にはすでに数人が並んでいた。 時折、凍てつくような風が梅田の地下道を吹き抜けて . . . 本文を読む