白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

「誰」を待つ

2009-08-16 | 哲学・評論的に、思うこと
グラクソスミスクライン・デルモベートを 両の腕の皮膚に塗布してから 紫外線の直接照射を防ぐために長袖を着て、 人いきれに咽かえる丸ノ内線に乗っていたときは 腕に茸でも生えやしないかと、少しく不安になった。 細かな水泡が、あちらこちらに出来ていたためで、 これまでいくら酷い陽焼けをしても、疼痛こそあれ 赤黒い半球を生じるようなことはなかったから。 幸いにして、台風が東京に運び込んだ大量の蒸 . . . 本文を読む