白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

緋の庵にて

2009-01-04 | 純粋創作
手指を凍らせてしまいまして あんまり愚かなことと途方にくれてしまいました けれど ひとたび焦ったり思い余ったりして 鉄瓶のなかの熱湯にでも差しいれてしまおうものならば おそらくは瞬時に黒く砕けてしまうことでしょうから 包帯でぐるぐる巻きにでもして 炭鉢の淵にかざしているより他にありませぬ *************************** いったいどうして凍らせてしまったも . . . 本文を読む