今日の自動車教習は学科でした。
普段だったら、学科は教習における私の唯一の得意分野です。特に授業なんて最高です。私は講義形式の授業を聴いてるのがとても好きだし、なにより車を運転する恐怖から解放されるオアシスです。
以前も教官に「学科は退屈でしょう、運転している方がいいでしょう」といわれ、「滅相もない。実地が免除されるならこの10倍の講義を聴いても平気です」と力強く即答した記憶があります。
しかしそれは、個人単位で授業を受けていられればの話。
今日は勝手が違いました。なにしろ救急措置の講義ということで、受講者総出で実習しなければならないのです。
講義はなんと3時間連続でおこなわれます。
最初の1時間はいつものような自習で安心しました。しかしながら、3時間ひたすら講義を聴かせてくれるわけもなく、2時間めからは実習室に移動です。
実習室は東京の学生アパートのサイズで、そこに受講者8名プラス教官が入ります。
って、うぎぇええぇ、私以外みんな若者じゃん!!!
高密度で若者のただ中に座らされ、それだけで私は既にグロッキー!!
おっと、昨日書いたばっかりなように私は実年齢では人を差別しない主義です。ここで「若者」というのは年齢のことではなく、若者オーラを発している人々のことですね。
だから中高生でもそういうキャピキャピ(←とか言ってる時点ですでに死語)オーラを見境なく放っていない人なら平気だし、30代でも40代でもナウなヤングの気配を醸し出していれば、それは私にとっては若者です。
今日の実習で居合わせたのも、まさにそういう若者オーラをびしばしと発射している人々でした。
彼らはお喋りの話題からイントネーション、ピースサインの出し方まで、私とはほぼ別人種です。ときおり、別の惑星から来たんじゃないかとさえ思います。
おかげで、自分が中高生だった時分に常に感じていた違和感というか居心地の悪さを思い出す羽目になってしまいました。
男子は寝癖なのかスタイリングなのか判然としない髪型でジェリースライムのようにうだうだしているし、女子は何が可笑しいのかさっぱり分からないながらクスクスクスクス笑いどおしで、男女共に語尾の発音が必要以上にだらしない、そんな人々がよりによって集っています。う、うああああ、わからん。こういう若者は苦手だ。
若者の生態を観察しても苦悩の悪循環にはまり込むだけなのでこのへんにして、教官の行動に目を転じますと、横倒しに置かれた縦長のロッカーから何か取り出しておられるところでした。
って、人体じゃん。
そう、横長のロッカーに寝かされて収納されていた人体(全身2体&上半身のみ1体)を取り出すところだったのです。しゅ、シュールだ。なんてシュールなんだ。
しかもその人体にはしんのすけ等といった名前までついています。シュールすぎです。
教官がその人体に何やら機械を装着して準備完了です。
なんと、人体に対して人工呼吸や心臓マッサージなどを行い、正しく行われれば音やランプでお知らせしてくれるという、ありがたいのかありがた迷惑なのか微妙な装置なのです。
いえ、それで実演を見せてもらえるってんならありがたいですが、これで自分が実際にやらなきゃならないとなると.....ねえ..........。(沈黙)
危惧していた通り、その後の2時間は結構キツイひとときでした(笑)。
受講生8人に対して人体は2体のみですから、誰かがやっている間ほかの人はひたすら観察に回るわけで、私はなぜかどうしても人工呼吸がうまくいかないのを、若者女子のクスクス笑いに耐えながら凌がねばなりませんでした。
なんでもこの救急措置の講義は上からかなり厳しく義務づけられていて、やったことにして誤魔化すことが決して許されないために、こういういたたまれない3時間を過ごさなければならないのだそうです。
せめて実地終盤の高速教習はなんとしても一人でやらせてもらおうと固く心に誓ったのでありました。
普段だったら、学科は教習における私の唯一の得意分野です。特に授業なんて最高です。私は講義形式の授業を聴いてるのがとても好きだし、なにより車を運転する恐怖から解放されるオアシスです。
以前も教官に「学科は退屈でしょう、運転している方がいいでしょう」といわれ、「滅相もない。実地が免除されるならこの10倍の講義を聴いても平気です」と力強く即答した記憶があります。
しかしそれは、個人単位で授業を受けていられればの話。
今日は勝手が違いました。なにしろ救急措置の講義ということで、受講者総出で実習しなければならないのです。
講義はなんと3時間連続でおこなわれます。
最初の1時間はいつものような自習で安心しました。しかしながら、3時間ひたすら講義を聴かせてくれるわけもなく、2時間めからは実習室に移動です。
実習室は東京の学生アパートのサイズで、そこに受講者8名プラス教官が入ります。
って、うぎぇええぇ、私以外みんな若者じゃん!!!
高密度で若者のただ中に座らされ、それだけで私は既にグロッキー!!
おっと、昨日書いたばっかりなように私は実年齢では人を差別しない主義です。ここで「若者」というのは年齢のことではなく、若者オーラを発している人々のことですね。
だから中高生でもそういうキャピキャピ(←とか言ってる時点ですでに死語)オーラを見境なく放っていない人なら平気だし、30代でも40代でもナウなヤングの気配を醸し出していれば、それは私にとっては若者です。
今日の実習で居合わせたのも、まさにそういう若者オーラをびしばしと発射している人々でした。
彼らはお喋りの話題からイントネーション、ピースサインの出し方まで、私とはほぼ別人種です。ときおり、別の惑星から来たんじゃないかとさえ思います。
おかげで、自分が中高生だった時分に常に感じていた違和感というか居心地の悪さを思い出す羽目になってしまいました。
男子は寝癖なのかスタイリングなのか判然としない髪型でジェリースライムのようにうだうだしているし、女子は何が可笑しいのかさっぱり分からないながらクスクスクスクス笑いどおしで、男女共に語尾の発音が必要以上にだらしない、そんな人々がよりによって集っています。う、うああああ、わからん。こういう若者は苦手だ。
若者の生態を観察しても苦悩の悪循環にはまり込むだけなのでこのへんにして、教官の行動に目を転じますと、横倒しに置かれた縦長のロッカーから何か取り出しておられるところでした。
って、人体じゃん。
そう、横長のロッカーに寝かされて収納されていた人体(全身2体&上半身のみ1体)を取り出すところだったのです。しゅ、シュールだ。なんてシュールなんだ。
しかもその人体にはしんのすけ等といった名前までついています。シュールすぎです。
教官がその人体に何やら機械を装着して準備完了です。
なんと、人体に対して人工呼吸や心臓マッサージなどを行い、正しく行われれば音やランプでお知らせしてくれるという、ありがたいのかありがた迷惑なのか微妙な装置なのです。
いえ、それで実演を見せてもらえるってんならありがたいですが、これで自分が実際にやらなきゃならないとなると.....ねえ..........。(沈黙)
危惧していた通り、その後の2時間は結構キツイひとときでした(笑)。
受講生8人に対して人体は2体のみですから、誰かがやっている間ほかの人はひたすら観察に回るわけで、私はなぜかどうしても人工呼吸がうまくいかないのを、若者女子のクスクス笑いに耐えながら凌がねばなりませんでした。
なんでもこの救急措置の講義は上からかなり厳しく義務づけられていて、やったことにして誤魔化すことが決して許されないために、こういういたたまれない3時間を過ごさなければならないのだそうです。
せめて実地終盤の高速教習はなんとしても一人でやらせてもらおうと固く心に誓ったのでありました。
1.助けを呼ぶ 「誰かいませんか!」と叫ぶ。
という行動をとったことだけは覚えてます。つーかそれしかおぼえてねーっす。
ちなみに私がチューした人形は、ジャニーという外国人でした。
私も叫ばされました、「助けてください」&「誰かいませんか」...。
なおかつ「大丈夫ですか」(with人形の肩を叩く真似)にいたっては3回も繰り返させられ、結構いたたまれなかったですね。
いたたまれなかったのは私だけではなかったらしく、誤って肩ではなく頭部を叩いている若者が約2名おられました。いやそれ、本物の人体だったら事態を悪化させるから確実に!!!
でもきっと、そういうヘンなことばっかし覚えてて、肝心の措置法なんてすっかり忘れるんだろうなという気はヒシヒシ致します。