2/10のイベント写真・曲別紹介、第2弾をお送り致します。
曲の正式名称は"Lei Ana O Manoa I Ka Nani O Na Pua"でございます。
司会の吉見さんも丁寧にご紹介くださったとおり、虹の女神カハラオプナが住まうと言われるオアフ島の緑ゆたかな美しい地・マーノアが舞台の曲です。
その辺りをふまえてか、照明にも緑を多用してくださいました。
スタートはだんだんに明るくなっていき、
このように全体が鮮やかな緑になりました。
このイベントは出演者が照明の色などを指定するのではなく、どんな照明になるかは完全に本番まで分らないのです。
まあ指定すればリクエストに応じてくださるかもしれないけれど、こちらの主催のイベントは必ず照明が非常に素敵なので、全幅の信頼を置いて本番まで楽しみにしております。
一緒に踊っていた生徒さんの中には、写真を見て初めて「こういう照明だったんだー!」とおっしゃっていた方も。
確かに本番の真っ最中って、自分の踊りに神経が行ってて周りの色彩まで見えないですよね…。
今回のこの衣装は当たる照明によって驚くほど色が変わります。
上の二つの画像を見ても全然違うし、蛍光灯の下で肉眼で見ればこのいずれとも違って見えます。
緑系の生地にはこういうのがとても多いですね。
あと、緑は退色しやすい色でもありますので、ウチの皆さんはお家の蛍光灯が明々と灯っているところに吊るしっぱなしにしたりしないようお気をつけくださいませ
この曲は「一所にとどまるのは6小節以内」とすら囁かれる鬼仕様のフォーメーションでした(笑)。
無事にこなせてホントに良かったです。まぁ、個人レベルの小さな間違いがあっても、全体的に見てそろっていればそれでいいのだ。
回転時のスカートの美しいシルエット…にもご注目いただきたいところですが、それより何よりこの写真の最大の注目ポイントはウェルドンさんです。
後ろからダンサーをじっとご覧になっているウェルドンさんの姿を見てると、よくインド映画のダンスシーンで無心に踊るヒロインをちょっと離れたところから眼光鋭く見つめている男優さんを連想してしょうがないのは私だけでしょうか(笑)。
メジャーなところでアイシュワリヤー・ラーイさん主演作の劇中歌で言ったらNimbooda, NimboodaとかDola Re Dolaとかああいうのです。特にドラレドラが入ってるDevdasは全編通じて衣装もゴージャスだし、伝統舞踊を取り入れた振付はレベルが尋常じゃなく高くてガチオススメ……って、通じる人が少な過ぎる(であろう)ボリウッドの話をしてどうする私!!
は、話をフラに戻そう(笑)。
演奏してくださったアーロン・サラーさんは歌唱力は勿論ピアノの方もハワイアン・ミュージック業界屈指の腕前で、他のアーティストのCDを聴いてて「お、このピアノ随分素敵だなあ」と思って調べるとアーロンさんだった事もザラです。
とりわけ、ご本人の歌声とピアノだけという技術的に逃げも隠れも出来ない状況で感動的に美しくしかもパワフルに聴かせる力を持っている方といえば、アーロンさんとロバート・カジメロ様のお二方をおいて他にないといっても過言ではないでしょう。
今回ももちろんこの曲はアーロンさんの独唱とピアノのみで、後ろのウェルドンさん達は参加してらっしゃらないんですが、シンプルな弾き語りには前回記事のHo'ohaehaeのような大勢のミュージシャンのコラボレーションから生まれる音色とはまた異なる魅力がありました。
そんな素晴らしい生演奏で踊らせて頂けるなんて、これまさに幸甚の至りでした。
この曲も、選んでホントに良かったなあ~。
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