舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

2009-10-02 22:18:35 | 徒然話
アメリカの大人気コミックX-MENの劇場最新作、「ウルヴァリン」を見て参りました!!
と言っても、元々X-メンのことはあまり知りませんし、ウルヴァリンが主要キャラの一人だと言われても、いまいちピンとこないんですけどね。
でも、アメリカの映画はそんな初心者にも親切に作ってあるので、結構大丈夫だったりします。

この映画、何がいいって出て来る人達がわりかしタイプ(笑)なのがいいです(うぉい)。
数少ない女性キャラの一人・ウルヴァリンの恋人役の女優さんも、なかなかどうして私のタイプです。
後半で出てきた金髪の妹よりいいねぇ。妹さんもまあ可愛かったけど。

私は、基本的に金髪より黒髪が好きです。もちろんロングヘアで。
それもアラブのセクスィー歌手、ハイファ・ワフビさんみたいに濡れたように艶やかな黒髪だと最高ですね。
今回の映画に出てきたヒロインはそこまでセクスィーじゃなかったけれど、濃い色の髪とそれに似合うハッキリした理知的な目元は私好みでしたね。
なんか男性はブロンドの女性の方が好きな人も多いみたいですが、私は髪の色だけでなく、顔の系統的にもブルネットの方が好きです。

私の場合、その好みは男性に対してだと更に顕著になり、もう黒髪専門のきらいすらあります(しつこいけど「元黒髪のロマンスグレイ」ならマッチ・ベター)。
というわけで、今回出てきた男性キャラの大半は私目線だとことごとくイケメン揃いでした。
主人公ウルヴァリンはもちろん、彼のお兄さんのヴィクター、因縁の敵であった少佐まで...って、どの人を見ても一般的な女性からは「あれがイケメン? うゔぇ~」とか言われそうな感じだな(笑)。

と思いながら見ていたら、いましたいました、普通の女性から見ても充分にイケメンな美青年が。
彼は「エージェント・ゼロ」という名前で、彫りが深いけれどどことなく東洋っぽさを感じさせるエキゾチックな顔立ち、すらりとした長身、白い肌...あれ? この美青年、どっかで見た事あるぞ???


って、『春のワルツ』のフィリップこと、ダニエル・ヘニー様じゃあーりませんか!!!


最初気のせいかと思ったら、エンドクレジットを読むと確かにダニエル様であったことが発覚しました。
そらそうだ。こんな美しい青年がそんな何人もいてたまるか!!(笑)
周りがムサいので(まぁ私好みの人が多いってことは必然的にそうなりますわな)、よけい彼の清廉な美しさが際立って見えます。
血なまぐさい戦闘シーンにあっても、涼やかに白い衣で佇んでいた諸葛亮様のごとく、一人ダニエル様だけは血とも汗とも無縁な感じでクールにスナイプしてます(彼は超人的な狙撃手なんですね)。


...ん?
そういや私って、けっきょく「ムサい男」と「美しい男」のどっちが好きなんだ?
ちなみにマミちゃんはもちろん「美しい男」派です。つーかムサい男は嫌いですあの人は。

あまり節操がないのもどうかと思うので、ここら辺で自分の主義主張ってモノをハッキリさせとくべきだと思って検討した結果、私にとって美しい人はあくまでも目の保養対象であり、私が最も男性に求めるのは「色気」であって、そのためにはムサいのもやむなし、という結論が出ました(笑)。

いかん。こんなにイケメン云々の話に終始してたら、まるで私が無類の男好きみたいじゃないですか。
でもこの映画、ホントに出て来る人が男性ばかりで、女性はと言えば黒髪が美しいヒロインと金髪の妹、それから悪の組織の助手みたいな人だけだったのですから、仕方ないと言えば仕方ない。
所詮発祥はヒーローもののアメコミですからな。

この作品はXメンの代表キャラの一人・ウルヴァリンの過去を描いたものなので、つまり主人公のウルヴァリンは絶対に無事なことが分っている訳で、彼がどれほど大変な目に遭おうとも、安心して観ていられる点は良かったです。
まぁ、肉体が無事と言っても、最後には一切の記憶を失ってしまうんですけどね。
ただ、世の中には忘れた方が良い過去もある。彼の過去はまさにそういう辛い過去でした。それに囚われていたら、どうしたって復讐の鬼になってしまいます。
だから、彼のためには却ってこれで良かったのかもしれません。

Xメンを知らなくても充分に楽しめるアクション映画でしたし、どう考えても続編が作られそうな終わり方だったので、次回作も是非観てみたいと思います。

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