舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

あと3週間

2006-10-23 23:58:06 | 徒然話
昨夜のF1ブラジルGPは、けっきょく観ながら何度か寝てしまいまして、ハッと気付いたらマッサがブラジルカラーのユニフォームで表彰台に立ったところでした。ううう、やはり4時過ぎはきついよお。

しかし、ミハエル・シューマッハ最後の勇姿はこの目でしかと見届けましたぞ。
皇帝の乗ったフェラーリ様は、開始後わずかでなんとタイヤにトラブルが発生しスピードダウン!!
どうも直前に大破したマシンの破片を踏んでしまった模様です。
這々の態でピットインし、タイヤを交換した皇帝(しかしその所要時間なんと11秒!さすが天下のフェラーリ様!!!)。

そこから皇帝の猛攻が始まりました。このトラブルで一度は最下位まで落ち、スーパーアグリコンビより下(いや、だからあの人たちも今回は随分がんばったんだって)になってしまったにもかかわらず、華麗なテクニックで一人二人と追い越しまくり、最後には4位にまで到達したのです!!!

レース結果は先ほど述べた通り、皇帝のチームメイトのマッサが故郷に錦を飾りました。
かえるちゃんは前々からマッサが好きといってましたよ。確かに彼は今回ずいぶん目覚ましく活躍してて、ブラジルGPでもポールポジション取ってましたものね。
2位は私の愛するアロンソで、やっぱり彼が総合優勝ということになりました。

つまり、皇帝が最後のレースで表彰台にのぼることはかなわなかったのですが、しかし凡庸な入賞(なにぶん皇帝なので入賞さえ凡庸になりうるのです)より遥かに素晴らしいラスト・ランだったと、私は思います。
最後に彼の卓越したテクニックをもう一度堪能することができ、彼の偉大さが改めて私の記憶に刻まれたのでありました。
アロンソを応援しているために、「皇帝ったら強すぎるわのよアッチョンブリケ(※あんたはピノ●か)」と何度叫んだか知れませんが、それほどの名レーサー同士の戦いを見られたのはやはり幸運でした。
皇帝との戦いがあったからこそ、アロンソの良さも光っていたのでしょうしね。

さて、こうなってくると心配なのが皇帝引退後のアロンソです。
まあ才能ある好敵手たちはマッサをはじめ豊富に揃ってますが、チームもルノーから移っちゃうし、なによりあの若さで連続して総合優勝しちゃって、慢心しないかというのが非常に心配です。
沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらわすと申します。ぜひ昨日の新庄さんじゃないですが、レーサー人生のしかも絶頂期なんてほんとに短いのですから、今この時を大切に来季も素晴らしい走りを見せてくださいませ。

なんてね。いくら天才アロンソ様でも、20代半ばと思うとついコドモのように感じて説教垂れてしまう私であります。
ってアンタは幾つだよ、と鋭く突っ込んでるもう一人の自分がいるにはいるんですが、平家物語とか持ち出しちゃうあたり、23歳という公表年齢の方が間違ってるような気がしてくるなあ。
ただ私をよく知る人たちからはものすごい餓鬼と思われてます(笑)。しょせん精神年齢は低いのか...。

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