０５－１はてしない物語を咀嚼した記事の色付け

私事ですが、母がなくなりました。

０５の「何もかも永遠にくりかえされるのじゃ。・・・・世界は空虚で無意味なのじゃ。・・・・環になってぐるぐるめぐっておる。・・・・だいじなことは一つもない。」
夢に見た憂いの沼に住む沼ガメ、太古の媼、モーラがアトレーユに告げた言葉。
なんという符合か！！

今度も１０年前に作った曲でいきます。
名古屋の喫茶店を閉じ、家に帰った時、母ならこう言うだろうなとイメージして作りました。
実際は一言も言われなかったんですが・・。


ばっちゃ


いつまでたっても　嫁っことらず
ほんにバカたれが　帰ってくると
仕事を無くして　田舎がいいと
親にばっかし　面倒かけて
くやしかったら　良かおなごでも
連れて来んかい　このかいしょなし
そろそろ老いぼれ　ちゃうというのに
おちおち病気も　できゃせんじゃろが

借金無いだけ　ええじゃろうがと
なにを偉そうに　しゃべってるのか
いまごろ田んぼの　一つや二つ
親に贈るの　あたりまえじゃが
くやしかったら　孫の顔でも
見せてみんかい　このこんじょなし
ほんとのばっちゃに　なりたいもんだ
いくつになったか　知りゃせんじゃろが

見よう見まねで　野良にはでるが
わしの仕事の　役には立たん
親孝行の　つもりじゃろうが
だれもそんなの　望んじゃおらん
くやしかったら　これから先の
おまんの幸せ　みせてくれんか
老い先短い　親のことより
自分のことだけ　考えりゃええ

自分のことだけ　考えりゃええ


いろんな手続きが残っているし、独りになるし、大型台風が来そうだし、まだまだ試練は続きそう。
目の前の事から順に、かたづけようと思います。