移住にあたりいろいろ助けてくれたグアダラハラ在住の友達のお母さんが亡くなったので、お葬式に行ってきた。
お母さんは数年前からガンと闘っていて、カンクンから30キロくらい南下したリビエラ・マヤというリゾートでの静養に合流したときに会った。息子が日本人のGFと別れて傷心してた頃よく相談に乗ったんだが、そのときのことをとても感謝された。
一生を看護士+看護学の教授として過ごした、素晴らしい人。昼過ぎに市内の大きな病院でお別れ式があり、それから墓地内の教会でお別れのミサ。QEPD。
不謹慎な話で申し訳ないが、ミサでセリフを言ったり立ったり座ったり全員揃うのは、日本人でいうと誰でもラジオ体操ができる…みたいなものか。
墓碑が低いというか地面に埋め込むタイプに統一されているため、供えられた花で花畑のように見える。メキシコでもあまりないスタイルでとてもいいと、友人の新しいGFのお母さんが話してくれた。
霊柩車がゆっくり進み、後ろでマリアッチが音楽を奏で、参列者が続く。火葬の建物内部にお棺が入れられて散会となる。全体的に、日本の葬式のような堅苦しさがない。
そのあと、友達とその友達と神父さんと一緒に夕食を取った。グアダラハラはメキシコ第2の都市で、レベルの高い大きな大学があってその校舎が点在する、とても文化的な街だ。
2両編成。架線がないトロリーバスみたい。決まった車線を走り、プラットフォームになった駅もある。ちなみにグアダラハラには電車も地下鉄もある。おんぼろバスだけのメリダとは大違い。
芸術とか医学とか知識とかの女神だったと思う。それだけのことはあって、大学の建物や美術館や図書館などの文化施設がとても多い。で、さらに新しい施設も建設中。
メキシコシティは空気は汚いし道路の渋滞は酷いし、小洒落てる地区もあるけど全体としては単なる大都市。住むなら断然グアダラハラのほうがいいと思った。
でもやっぱり都会はつまんない…というか、それなら東京でいいですから。夜は寒かったし。。。
一泊4千円ちょっと。帰りの便が翌朝の5時28分発で、3時半起き。いいホテルだったのに、チェックインしたのが11時前で、なんとももったいなかった。