【2/29, 3/1の作業】 壁下地1層目、階段の鉄筋と型枠
さあ、ペチペチが始まった。ブロックを積んだ壁にコテでモルタルを投げつけた下地。ここでも海辺の家と同じく基本的に3層だが、海辺ではその後ペンキを塗るのが定番だったのが、ここでは3層目が仕上がりとなる。マシヤというモルタルというかプラスタの一種というか、そういう粉が売っていて、ペンキを塗る家はほとんどない。そういえば、メリダや海辺ではスーパーにさえたくさん並んでいたのに、ペンキを見かけない! 隣村に一軒、小さいペンキ屋があるだけ。
ペチペチする前に、漏れてついたコンクリとモルタルを削り、型枠を固定していた針金を切る。以前は気がつかなかったが、結構大変…というか、面倒くさそうな工程。
ペテラン2人で組むんだが、長さなど確認しながら慎重に、かつ陽気に(メキシコ人なんで)進む。
狭いところでいちいち小さい板を打つのが大変らしく、外でセットを作り始める。
手で押さえながら釘で固定した。逆ならいいけど角度が広いのは困るw
海辺の家ではバカっ広いリビングに片持ち踊り場なしの階段だったので、明るさは問題なかったが念のため命綱をつけていた。今回は踊り場があるし両側が壁なので、全然怖そうじゃない。体重を預けながら何事もなく登ったり降りたりしていた。
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設備工事の材料を買いに隣村のチェーン店へ行った。うちの村の小さい店で買うより2割くらい安いという。海辺の村でもLさんに連れられて行ったニプリトという店。
親方と店の品出し係2人の3人で、オンボロピックアップにどんどん積み込む。荷台への固定も慣れたもんだった。
特にこだわりがないので、村の業者に作ってもらうよりここで買ったほうが安かろうということになった。それはともかく、ドアスコープが付いているものも展示されてたんだが、付いてる位置がこう。相棒の身長は180近いので、この辺の人だと誰1人覗いて見ることはできないであろうw。
なんというか、田舎には敬虔な人が多くて家に神棚(カトリックの)を作ってあったり、何か壁に宗教画(紙に印刷した安いの)が貼ってあったり、車にもじゃらじゃらと人形が飾ってあったりする。そのノリなんだろうが、このタイルはちょっと度肝を抜いた。特に、奥の下にあるのはイエスの磔。日本人には少々気味悪いんだが、飾り慣れてるとこういうのでもいいのか?
何かが変化してたらこわっww