九州っ子

九州大好き九州っ子の初心者日記記事

VSオーストラリア戦(日本代表)

2007-07-21 23:33:46 | サッカー日本代表
日本代表(1)PK(4)VSオーストラリア代表(1)PK(3)

先発メンバーとフォーメーション(4-4-2)

     CF巻   CF高原
OH遠藤            OH中村俊
     DH鈴木  DH中村憲
SB駒野            SB加地
     CB阿部  CB中澤

        GK川口

ドイツWCのリベンジであるオーストラリア戦

アジアカップでは事実上の決勝戦といっていいだろう

日本代表が2トップでくるや否や、オーストラリア代表は、3バックできました

同代表のフォーメーションは、3-5-2(3-3-2-2)か、3-4-3(3-3-3-1)ぎみだったような気がします

相手CFのビドゥカ選手には、CBの中澤選手か、阿部選手がしっかりマークしていました(同選手には、ミドルシュート以外、仕事をさせなかった)

日本代表は、中盤でのパス回しから、両SBの駒野選手、加地選手がオーバーラップして、クロスを上げてチャンスを作る形であるが、オーストラリア代表は、右サイドから、ブレッシアーノ選手とエマートン選手が起点となり、左サイドから、カーニー選手が起点となって、ドリブルを多用しながら、クロスを上げて、パワープレーで勝負する形をとっていました

試合が動いたのは、後半の中頃になって、オーストラリア代表のCKからでした

キューエル:グランダー(低い弾道)CK→アロイージ:TS

日本代表がオーストラリア代表の高さを警戒してCKに備えていたのを見越して、同代表がその逆に、低い弾道のCKでゆさぶって得点したのは、さすがとしかいいようがなかった




その2分後に、日本代表に待望の1点が入る

1点目:中村俊:C→巻:折り返しH→相手DF:クリアミス→高原:反転T、S

巻選手の折り返しの繋ぎによる執念が相手DFのクリアミスを誘って、高原選手の同点ゴールを産みだしたといえるだろう

その後、グレッラ選手がセカンドボールを拾う高原選手を肘討ちして、レッドカードをもらって、オーストラリア代表は10人になり、日本代表が数的優位の状況になる

そこから、日本代表の問題点が浮かび上がってくるのである

①オーストラリア代表がキューエル選手を残して、後は全員、守備をしているにもかかわらず、日本代表は中盤でボールを持ちすぎて、サイドからクロスを上げても、オーストラリア代表に跳ね返される点(攻守の切り替えが遅い

相手ゴールエリア内でシュートまで勝負する選手がいない点(途中から入ったフレッシュな佐藤選手、矢野選手に勝負してほしかった)

③高さに強いオーストラリア代表に対して、日本代表は高い弾道のCKばかり蹴って相手に跳ね返される点(CKに工夫が足りない、オーストラリアの先制点がヒントになったのではないか!?

相手を脅かすミドルシュートがほとんどない

試合の変化を付けられるドリブラーが先発メンバーにいなかった点(水野選手を使うべきではなかったのではないだろうか!?)

日本代表が数的優位にありながら、パスワークに固執しすぎて、ついに、延長まで得点がとれなかった

相手10人でも崩せぬ「限界」

PK戦で勝てたのは、日本代表に運があったのだと思う(川口選手が最初の2本を止めたのが素晴らしかった)

PK戦をもう一度、観たい人は、どうぞ!!(高原選手は力みすぎたのかな!?)




オシム監督が試合後のインタビューで、日本代表はPKに持ち込まないでも勝てたとコメントしていた




日本代表が数的優位にありながら勝てなかったのが同監督にとって不満だったと思う

いかに、数多くのシュートチャンスを作って、確実なシュートに持ち込めるか、これが、日本代表の長年の課題だろう

日本代表がアジアカップで優勝するためには、イランを筆頭とした強豪国と決勝戦で対戦しなければならない

もし、イラン代表が決勝戦に上がってきたとき、オーストラリア代表と同様、ドイツWCのリベンジとなる

日本代表にはアジアカップという舞台の中で成長してほしいと思うこの頃である























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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます (DAIなも)
2007-07-22 15:49:44
グループリーグの様に日本より格下と思える相手が5バック、7バックで来るのは仕方ないですが、退場者が出たとはいえ、オーストラリアが同じ様に守ってくると難しくなってきますね。

よく勝ちました。
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TBありがとうございます ()
2007-07-22 16:36:52
勝ってよかった!!
一人退場になったことで、守りを固めたオーストラリアを崩すことが出来なかったのは課題ですが、PK戦になる過程でオーストラリア代表の疲労やストレスを蓄積したことが、一つの要因になったと思います。
確かに運ですが、最後まで諦めず戦った結果だと思います。
次は25日です。
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Unknown ()
2007-07-22 16:49:00
こんにちは。
まずは、次に進めることが出来て本当によかったです。
10人相手に勝ちきれないというのは日本代表のみならずよくある光景ですが、特に日本代表はそれが顕著だなと思いますね。
水野は私も観たかったのですが、やはり経験が浅い選手をギリギリの戦いで起用するのは難しいのでしょうかね。
太田なんかも、もっと以前に代表デビューしていたら起用があったのかもなぁ…なんて思ってしまいます。
もっと「怖い」攻撃が出来るようになるといいんですけどね。
気候の問題もありますから一概には言えないかもしれませんが…。
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ホント・・・ (マカ)
2007-07-22 17:25:52
勝ててよかったですよね~。
オシムの言うとおり、PKまで行かなくても勝てたと思います。
やっぱなかなか切り崩せないですよね~。
それが今後の課題ですかね。
決定力はいつものことなので課題と言うより・・・
問題?って感じでしょうか。
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ハ~イ!毎度で~す( _ _)ペコ (オージェ!)
2007-07-22 17:50:01
相手に退場者が出たのに
勝ち越せないままPK戦。。。
いやな流れだったけど
川口が頑張ってくれましたね!

いまの代表には1試合でも多く
本気モードの試合を経験してほしいですね~
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優勝に向けて (らぷぽ)
2007-07-22 19:19:47
 こんばんは、本当ですね。数的有利になってからが思い切りがないように感じてしまう展開になりました。これは日本の課題ですね。

 準決勝の相手が今日決まりますが、相手が引いても突破口を切り拓いて欲しいです。
楽しみです。
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Unknown (macot_united)
2007-07-22 21:14:37
九州っ子さま、こんばんはっ!

コメントありがとうございます!

得点シーン、巻のあきらめない姿勢、高原のワザと2トップの持ち味が出てましたね!

セットプレーでは、、高さや早さだけでなく、、
遠藤がPK戦でみせたような、
相手を挑発するようなのがあってもよかったですね。

でも、勝ってこそできる成長もあります、
アジアカップは、、
勝ち上がってチームが熟成できるよう応援しましょう!
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Unknown (あっき~)
2007-07-22 22:46:08
まずは準決勝に進めたんでよかったですよね~
水野ですかぁ.羽生とか出てもよかったかなぁって試合見てて思ってたんですよね~

ミドルシュートが少なすぎたのは気になりました...
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勝てましたね~ (milie)
2007-07-22 22:54:14
九州っこさん、こんばんは!
TBアリガトウございます!

さてさて。勝てましたが。
数的優位がうまい事生かせないですね。
この間もそんな試合があったように思います。
なんというか、突破口が見つけられないまま終わった試合だった気がします。
それにしても、川口選手はよく止めますね、PK。
頼もしいです!
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TBありがとうございます (バレンタイン)
2007-07-22 23:49:59
相手が少ない状態でPKまでもつれこんでほんとギリギリだったと思うけど
勝ててほんとにうれしかったです。
アジアカップで日本があと2試合できることが保証されたわけなので。
いい経験をして1試合ずつ強くなってもらいたいですね。
そして3連覇!してほしいです。
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