オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

豪州が日本政府に「共同親権」促す ヤフーニュースの記事

2023年03月23日 16時19分35秒 | 国際結婚

既にヤフーニュースで読まれた方も多いと思いますが、今日のヤフーニュースの記事とヤフコメ二つを紹介します。

【シドニー時事】オーストラリア政府は22日までに、父母どちらか一方の単独親権しか認めていない日本の民法の見直しに関し、父母双方が親権を持てるようにする「共同親権」制度の導入を促す意見書を日本法務省に提出した。

日豪間で、離婚後に片方の親が子供を無断で連れ帰る「連れ去り」が多発している現状を踏まえ、親子の面会・交流が容易になるよう法改正を要望した。

続いて僕が選んだヤフコメ二つ、

「先日、オーストラリアの国営放送、新聞3社が日本を拉致国家だと報じました。 オーストラリア以外にアメリカ、フランス、欧州議会からも勧告を受けていたと記憶しています。 両親が離婚したから子供が片親と会えなくなるような人権無視の単独親権制度はDV事例など一部の親にのみ適用すべきで、どちらの親からも愛情を受け続けられる共同親権制度が世界標準です。 日本の親権制度で苦しめられている子供達が1日でも早く笑顔になれることを祈っています。」

「日本以外のまともな国家からみたら異常な制度でよく男親が被害者としてクローズアップされることもあるが、これでは男親が妻側にいる子供に金銭的援助をしようとする気も最終的には失せ、結局シングルマザーで生活に困窮し、子供が被害者になるということにもなる。 心ある国会議員の皆さんはなぜこれをほうっておくのか?一部の特殊なケースだけをもちだし単独親権は危険と言う議員もいるが、そのときどきで単独親権にすればいいわけで、「原則」単独親権で連れ去ったほうが親権を取れるというのではまともな国家ではない。 多分遠からず大きな国際問題になりその時に改めるだろう、日本国はこういうことに異常に保守的だから。」

2日程前のブログで全国紙に日本の国際離婚の問題について書きましたが、オーストラリアのメディアは(オーストラリア)政府が近日中に意見書を日本政府に提出することを知っていたようですね。オーストラリア人や欧米諸国からしてみると、日本が拉致国家だと思われても仕方がないくらい、異常な親権制度だということがお分かり頂けたと思います。国際離婚には他の国の国民が絡んできますから、自国の子供達、辛い思いをしている親達の為に、日本政府は一刻も早く国際標準的な親権制度にして欲しいと思います。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« WBCとオーストラリアの野球 | トップ | チョコレートが買えなかった事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

国際結婚」カテゴリの最新記事