オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

富裕層のAさん (2)

2023年10月01日 18時46分38秒 | 海外移住

今日のメインイベントは、元職場の同僚の日本人女性Aさんに会ったことです。Aさんが、僕が以前働いていた職場に来たのは、お金の為というよりも、社会貢献が理由のようです。

僕の知り合いの中で、断トツで裕福なのは、Aさんだと思います。

以前、このブログに登場してもらったこともありますが、Aさんは、シドニーの繁華街の一角のレストランのオーナーであり、最近では韓国にもレストランをオープンさせていらっしゃいます。繁華街に繁盛するお店があるということは、お店の値段は、数億円はするでしょう。しかも、全て自己資金で、銀行からお金は一切借りていないとおっしゃるのです。

日本では不動産を所有しておられないそうですが、日本でのお住まいは、ホテル。しかも、一流ホテルの最上階に数か月単位でお住まいだそうです。ということは、家賃だけで、ひと月に百万円は下らないでしょう。ご両親の豪邸が近くにあるのに、です。

一番驚いたのは、お召し物で、、僕の昔の職場には、毎日違ったお洋服を着ていらっしゃったのですが、、、それも、1か月単位とかではなく、年単位なのです。つまり、服のコレクションだけでも、数百着はあるでしょう。

今日、お召しになっていたネックレスや指輪は、ピカピカ光る大きなダイヤモンド。いくらなのか見当もつかないような、高価なものだと思われます。

日本ではなく、海外のビジネスに投資する理由を聞いたら、法人税が日本よりも安いことだとおっしゃっていました。それに、これからの日本は人口減少に伴い、経済も縮小していきますから、投資先としては、リスクが高いのでしょう。

ただ、Aさん、お母さまのお世話の為に、コロナ以前から拠点を日本に移しているので、オーストラリアの永住権の渡航ビザが更新できるのか、心配なようです。少し、永住権のビザについて説明すると、、、

オーストラリアの永住権の渡航ビザは、5年ごとに更新可能で、オーストラリア国内に住んでいる限り、ビザ(入国許可証)が切れても、永久に住めるビザなのですが、ビザが切れた時に海外旅行中で、オーストラリア国外にいると、オーストラリアに再入国出来なくなるのです。

そして、ビザの更新の時に国内にいても、ビザの有効期間の5年間に3年以上、オーストラリア国外に住んでいると、更新出来なくなる可能性が出てくるようです。

元の職場の同僚や、オーストラリア人の友達の殆どは、僕がオーストラリア人(=市民権保持者)だと思っているようですが、まだ、帰化していません。理由は、日本に長く帰れるという選択肢を残しておきたいからです。帰化してしまうと、日本は2重国籍を認めていないので、外国人の扱いになってしまって、ビザなしで日本に滞在できるのは、最長3か月までなのです。なお、オーストラリアの移住者の中で、一番、市民権をとって帰化したがらない国民が、日本人だそうです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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