オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

スキーロッジ と 湯治場

2023年09月16日 19時01分06秒 | スキー

明日は、スキーに行く日ですから、今朝は、その準備をしました。

準備といっても、、、スキーの道具と衣服、シーツ、タオル類、食糧、パソコンなどを積み込むだけなのですが、、、今シーズンは5回目ですから、準備にも慣れてきて、、、1、2時間もあれば準備は出来てしまいます。

毎回、忘れ物をしないように、良ーく、チェックをするのですが、、、毎回、何かしらの忘れ物があって、途中で気が付いてお店に寄ったりしますが、今回は、忘れ物がないようにしたいものです。

スキーロッジは、自炊が基本ですから、食糧を持って行きます。スキー場の小さなスーパーで買う事も出来なくはないですが、足元を見られ、通常の値段の2倍か3倍の値段なので、、高過ぎて、買う気がしないのです。

日本でも、東北地方には湯治といって、農家さんとか漁師さんが、お仕事の閑散期に2週間とか1ヶ月とかの湯治で疲れを癒す共同の炊事場がある温泉が今でもあるそうですよね。僕は、湯治場には行ったことがありませんが、自炊をして、相部屋に泊まれば、普通の温泉旅館の4分の1ぐらいの値段で泊まれるそうです。共同炊事場があって、食料を持って行けば、安く長期間泊まれて、疲れた体を温泉で癒せるそうです。

今日のお題の通り、オーストラリアのスキーロッジは、日本の湯治場と非常によく似ていると思います。ググってみたら、湯治文化が良く分かる記述があったので、下にコピペします。

東北の湯治場と湯治文化   永井登志樹

「自炊部でプライバシーがないといえば、相部屋も湯治客が多かったころは当たり前であった。初めて会った見ず知らずの他人同士が、狭い部屋の中で何日も寝起きをともにするなんて、とてもできないと思う方もいるだろう。だが、かつてはそれが普通で、相部屋になったのをきっかけに毎年の湯治にしめし合わせて来るようになったり、家族ぐるみの付き合いに発展して、親戚、兄弟のように仲良くなったという話を何度か耳にしたことがある。現在では相部屋を勧める湯治宿は、玉川温泉(仙北市)など一部の人気宿を除いてほとんど見られなくなった。」

いかがでしたでしょうか。

湯治の宿と同じ様に、スキーロッジで良いのは、他のロッジの会員やゲストの人達と話して友達になれることです。まさに、家族ぐるみの付き合いができるというか、当然、子供達は直ぐに一緒に遊んで友達になるし、ロッジに泊まるだけで、ファミリーの一員というか、親戚の様に接してもらえるのです。

なので、僕一人でロッジに行っても、寂しいことは全くありません。大抵、誰か知っている人が泊まっているし、もし知っている人がいなかったら、新しい人達と話して、友達になれば良いからです。

ロッジのキッチンや食堂、ラウンジは共用ですから、皆で使うので話す機会は沢山あります。また一緒にスキーをすることもありますし、相部屋で同じ部屋で泊まることになれば、正に寝食を共にすることになります。

もし、知らない人達と話すのは嫌だという人は、そもそも、ロッジには泊まらず、家族や友達とシャレー(山の家)を借りたり、ホテルに泊まったりするのだと思います。但し、宿泊料金は、ロッジの2倍か3倍か、それ以上になると思います。

ホテルやシャレーでは、日本の温泉旅館と同じです。つまり他の宿泊客とは喋る機会がないので、僕にとっては、無機質に感じるのです。もし、こんなところに一人で一週間も泊っていたら、、、気が滅入ってしまいます。いくら料理が美味しくて、温泉が気持ちよくても、、、独房にでも入れられたかのように、寂しい思いをすると思います。

皆さんは、温泉派ですか?それとも湯治場派ですか? 僕は、他人と話せるオーストラリアのスキーロッジが大好きなので、、、日本に行く機会があれば、湯治場で自炊をしながら何日も泊まって、他の湯治客とお喋りして癒されたいです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする