これは実話に基づいたお話です。
なぜ最初にこんなことを言うかというと・・・
特典映像にご本人が出演していました。
というより、いっぱいお話してました。
んで、映画(DVD)ですが・・・
ロビン・ウィリアムズが素晴らしい!
シリアスでユーモアがたくさんの映画です。
自殺未遂を起こして、自ら進んで精神病院へ入院した「ハンター・アダムス」。
その入院中、周りにいる患者達と暮らすうちに、彼らを喜ばせ癒すことが自分をも癒して回復へ導いてくれたこと、大切なものの見方について教えてくれたことに気づく。
そして、医師の患者を見下した冷たい態度にも気づく。
この入院中に大切なことを教えてくれた人に付けられたあだ名が「パッチ」(傷を治すの意?)
自分で入院した病院を、これまた自分の意思で退院し・・・
「パッチ・アダムス」と名乗るようになった彼は、2年後名門大学へ入学し、自らの信念を貫き医者になるべく奮闘する。
この大学での内容がすごいです。
今では常識とも言える『笑い』の効用。
彼はこれに早くから気づき、実践しようとします。
というか、実践しちゃいます。
大学病院は、もちろん「白い巨塔」で描かれたように、他聞に漏れず縦社会の閉鎖的な世界です。
その中で一人の学生が信念を貫くなんて不可能です。
規則もあれば、その旧態依然としたものを踏襲したからこそ出世した人もいます。
まあー大変です。
でも、実践し続けるんですねぇ・・・
しかも、成績がトップであったということ。
これは頭が下がります・・・
信じるという事の大切さ。
人の為に尽くすことの素晴らしさ。
あといろいろと教えてくれます。
嫌いな人は嫌いかもしれません。
でも事実ですから。
その事実(パッチ・アダムス)はこの映画で描かれた後、更にすごいことになっているようです。
そうそう、特典映像のご本人・・・
まるで山本寛斎さんのような派手な服装に、どこかの王様のような口ひげ。
映画のイメージそのままでした。
きっと何かに迷っている方には勇気をくれる映画かもしれません。
ぜひ機会があったらご覧下さい。
ちなみに私は心理学の授業が「昨日」休講だと思っていたので、その分のレポートの課題が「心理学の登場する映画を見て見解を書く」でしたので、借りてきて見ました。
しかーし!
休講は「来週」でした・・・orz
(つまり今日はサボったことになる・・・)
えー・・・
最後に入院中彼の仲間が教えてくれた事。
『目に見える物では無い。その奥にあるものを(全体を)見ろ!』
だったかな・・・?
ネタバレあらすじ(goo映画より)
『1969年。自殺未遂の果て、精神病院に入院したハンター・アダムス(ロビン・ウィリアムス)は、ジョークで患者たちを笑わせ、心を癒す能力に目覚める。そんな彼に富豪で天才病の患者アーサー(ハロルド・グールド)は「パッチ(傷をなおす)」というニックネームをつける。2年後、パッチは精神科医を目指し、バージニア大学医学部に入学。同級生トルーマン(ダニエル・ロンドン)と白衣を着て病院に潜入し、患者たちの心を掴んでいく。パッチの笑いの療法が次第に功を奏で、ベテラン看護婦たちも温かな目で見守ってくれるようになる。しかし、学部長のウォルコット(ボブ・ガントン)はパッチを快く思わず、放校処分に。常に成績がトップクラスのパッチに学長が理解を示し、学校に残ることが許される。一方、冷淡な同級生カリン(モニカ・ポッター)へ思いを募らせるパッチは彼女の誕生日を温かく祝い、いつしか心を通わせるようになる。パッチは病院や医療制度の理不尽さから無料の病院を作りたいと考えるようになる。精神病院で患者同士として出会った富豪のアーサーの出資により、夢が現実となる。トルーマン、カリンと共にさまざまな患者を無料で受け入れてきたが、ある患者がカリンを殺し自殺するという事件が起こる。ショックから診療所を閉め病院もやめる決心をするが、再び患者の心を捉えたことをきっかけにやり直すことに。しかし、そんな時、医師免許も無いうちに無料で診察していたことを理由に退校が申し渡される。医師会の裁定に判断を仰いだパッチは、裁定の場で医者と患者は対等であることや心をほぐすことが何よりの治療になることを主張。認められ無事大学を卒業し、独自の治療方法を広く伝えることになるのだった。』