太陽の光が満ち、ふくいくたる香りが辺りを埋めています。甘い、少し重ったるい匂いが漂っています。
境内にはモクレンや泰山木、サツキなど、花をつける樹木がいくつかありますが、この梅の老木がこの場に最もふさわしい清らかさかと思っています。今、本堂の前で満開。わが世を満喫の風格です。白梅であることが、またいいのです。などとは、単に好みの問題でしょうか。
温かさで心身も緩もうかと、1時間ほどのウォーキングに出てみることにしました。午後2時半過ぎ、通りかかった道の電光表示によると、なんと気温20℃でした。どこへ行っても歩くことは多かったオーストラリア滞在中でしたが、改めてウォーキングとなるとどうも体にリズムがありません。足の運びにもぎこちなさを感じるから不思議。多くの場合はサンダルやビーサンでペタペタ歩いていたからでしょうか。
三寒四温を繰り返して春本番へ。何かすべてに乗りきれないでいる私の足踏みも然り。けれど、どなたのことばにありましたんでしたか、「悠々として急げ」とは…。
今の私は「悠々」とならざるをえません、
心は急いでいます。焦っていると言う方が正しいでしょう。
お帰りになってまだ間がありませんから
お疲れもありましょうし、まずはゆっくりと回復なさってください。
なかなか悠々と急ぐのは難しい。
でも、良いですよね~。
白梅や泰山木やサツキや、これから花が咲きそろい
ますね。でも白梅とお寺の境内の雰囲気
好きですね~。
せめて傍目にはバタバタしたところを見せないようにと、体裁だけは気にしてしまうようです。
なにもかもそううまく事は運びませんね。
寒さが戻るようですね。
せっかく緩んだ心身が再び縮こまりそうです。
最後に来てみれば肝心なところが抜け落ちていて、
今度は本当に大慌て! こんなことがしょっちゅう起こりす。
せめて傍目には涼しげにクリアーしたいのですが…。
悠々と急ぐ、きれいですね~。難しいですね。
泰山木の白い花も好きですが、古木の白梅が気に入っております。