京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 報恩講

2012年12月02日 | 日々の暮らしの中で

 くらい夜みちをお寺へつけば、
 とても大きな蝋燭と、
 とても大きな火鉢で、
 明るい、明るい、あたたかい。

金子みすゞに「報恩講」という詩があるのを知りました。その一節です。

親鸞聖人の命日である11月28日を中心に、聖人の遺徳を偲ぶ法要が行われます。
一年を通じ最も大切な行事であります報恩講を12月1日・2日と勤めました。
たくさんのお参りがありました。
また、早朝から夜遅くまで、裏方さんとして当番の組みの方々にはとりわけ大きな協力をいただきました。
おかげさまで無事終了です。
  


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8 コメント

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お役目 (ryo)
2012-12-03 03:35:58
お役目ご苦労様です。
お寺には温かな暖と気持ち、あかるい灯
どんなに寒くてもたどり着けば
待っててくれるのですねえ~
でも、いつもそうして迎えてくれる方の
ご苦労を忘れてはいけないですね。
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報恩講 (yattaro-)
2012-12-03 07:17:38
二日間にわたる報恩講。先ずはご苦労さまでした。
色々ある年中行事の中でも大切なお勤めですね。
何かと気苦労も多かったのでしょうが、無事に終えられ何よりです。
お正月準備に一段と弾みがつくのでしょうか。
お東さんにしても、西本願寺でも、あの広い畳の間に独りぽつねんと座っても、それだけで何かしら心安らぐ落ち着きを取り戻します。
聖人の遺徳を偲ぶ法要、ご苦労さまでした。
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「報恩講」 (Rei)
2012-12-03 10:55:41
言葉は知っていましたが、内容、謂れは知りませんでした。
お寺さんと檀徒さんの協力でなさるのですね。
おかげさまで無事終了です。>ようございました。
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老若男女、ryoさん (kei)
2012-12-03 14:54:07
以前はもっともっと生活の場に寺は身近であったようです。
大きな行事ですからお参りも多く、子供も含めて賑わい温かな安らぎを感じたのでしょうね。

お参りされる方は子供の手が離れた年齢層から上、とおおかた相場が決まっているような…。
老いも若きも集える、そんな場にはなかなかなりません。
当番になると“若手”が顔を、力を出してくださいます。

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心安らぐ落ちつき、yattaro-さん (kei)
2012-12-03 15:10:36
東本願寺では11月28日が最終日、お西は旧暦でお勤めするようですから年が明けてからになります。
寺内のことは私どもで準備しますが、
外回りに幕を張り境内を整えて、お参りの方々への接待、導師・役僧さんやお説教師さん、尼講さん方々の食事
… もろもろは当番の組みの方々に世話になります。
じっとしている間もなくですから御苦労さまです。
終わりました。



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おかげさまで。ほっとします、Reiさん (kei)
2012-12-03 15:27:54
東本願寺での報恩講最終日には坂東曲(ばんどうぶし)と言われる念仏の声が響くようです。
門主をはじめとして50に役の僧侶が、頭を前へ、右へ左へ、のけぞるように、
上半身大きく体を揺すってお念仏を唱えます。
古くは、オオカミが吼えているように聞こえていたようです。
由来ははっきりしないと言われますが、越後に流された親鸞聖人が船上で揺られながら念仏を唱えた姿だとは聞きます。
今年もこの日に8000人近いお参りがあったようです。

二日ほどは寺に詰めるようにして、みなさん動いて下さいます。

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報恩講 (マーヤンです。)
2012-12-04 11:02:39
keiさんへ
私共のお寺も先日報恩講を行いました。当家のお寺は「浄土真宗本願寺派」です。浄土真宗の僧侶・門徒にとっては、年中行事の中でも最も重要な法要であるのにも係わらず、私は檀徒総代の一人でありながら、どうしても都合が付かず。欠かしたことのない報恩講を欠席してしまいました。さぞ親鸞聖人はお怒りかも知れませんね。二日間、大切な行事御苦労さまでした。私の御寺さんは報恩講は一日だけですが、二日間とは、大勢の門徒さんをお持ちな大きいお寺さんなのですね。
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終わったのですね、マーヤンさん (kei)
2012-12-04 15:29:16
できたご用事に精を出されれば何よりとご覧でしょう(笑)

日程はずれることがありますが、知る限りずっと土・日の二日間勤めています。
土曜朝から組の皆さん総出で準備に掛ってくださって、
午後2時から勤め、法話もいただき、夕食後の時間から、お逮夜もお勤めに法話とあります。
翌二日目、お内仏の間で遅めにお斎がって、昼から再度お勤め、法話…と。真っ暗になってみなさんお帰りです。

最後は当番の組みの方々とテーブルを囲んで~。
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