親鸞聖人の血脈を継いで750年の本願寺、利休の茶の湯の伝統を400年受け継ぐ三千家、創業数100年を誇る老舗などがある。「継続こそ美なり」と、継続することに価値を見出す美意識というものがある。
千利休―小庵―宗旦―【武者小路千家・表千家・裏千家】、この三千家に見る継続の知恵や抱える問題を、ジャーナリストの立場からの「京都文化論」として伺う機会があった。
三千家の一子相伝、家元制度でお家継承の知恵、養子縁組。血は混入しながらもここまで続けてきた。が、今、高齢化と椅子の普及で正座ができずに茶席は危機。カルチャーで学んでも流派に属す人も少ない。家元制度存続の危機を抱えているとおっしゃる。
そこで一肌脱がれた本日の講師、若手の後継ぎが流派を越えて集い、異分野との交流で学び合う、NPO京都法人伝統フォーラムを立ち上げられたと言う。
次代を担う、後継者の若者の話は興味深く拝聴。
オープンして間もなく1ヶ月、寄り道して烏丸四条北西角にある「LAQUE (ラクエ)」を初めて覗いてみた。女性向け衣料や雑貨・丸善書店の文具店・飲食店などが入って…。周辺の商業施設とも共同企画で、このエリアの活性化を目指すと注目されている。とは、新聞紙上だけで、こうした場所も縁遠くなっていけない。
ここの「駅ナカ」も東京資本の店がほとんどだとかだが大賑わい。ドーナツを買うために延々と並び続ける長蛇の列ができる店には目もくれず、地下鉄の改札口へと向かう。
街の彩りや形は、伝統文化とは別に変わりつつあるのだろうか…。
クリスマスに間に合うように…、要望に応えるのも楽じゃないわ。
錦帯橋周辺でも、桜の季節からもみじが終わる頃まで、折に触れ至る所でお茶席などが設けられますが、先ずは床几に赤い絨毯。
靴を脱いでお膝に座って・・・というお茶席を見かけなくなりました。
頂く側も、あまりにも気軽にコーヒーを頂くくらいの気分で喉を潤すことくらいしか考えないところにも問題ありなのでしょうね。
街の彩りにしても、われ先に目立って客寄せを・・・この気持ちが何よりも最優先される世の中、ゆとりの無さを感じます。
次代を担う継承者達の熱い想い、実現に向けて応援したくなりますね。
利休、宗旦の肖像画は胡坐をかいています。胡坐が正式だったのではと言うわけですが、前屈みになって実際は点てにくいようです。
初釜の席も10年前は40人、今は20人ほどだそうで、はたから見ると危機意識が湧くようですよ。
次代の若い人がどう学んで継承していくのか。東京でまったく別の業種で働く裏千家の後継ぎさんです。
大型の商業施設を初め、なん店舗もがものすごい勢いで今年の春からでもオープンし続けています。
活性化、活性化と言い続け…。買い物難民と言われる暮らしもあるのになあ~、などと思ってますが。
やはり、さびしいものがありますね。
若手の方の継承問題もむずかしいことだと
思います。
おいしい店に長蛇の列、
クリスマスのイルミネーションは平和の象徴なので
しょうか..。
クリスマスプレゼントはやっと人数分そろいました。
来週には送らないと間にあいそうにもありません~~
内部からはそうした内容は言えないようですが、周りで見ていると感じる危機感は強そうです。
講師の方が中に入って張り切っておられました。若手をまとめて、どんな活動になるのか期待してみたいです。
ryoさんが着々と準備されてらっしゃる様子でしたので、私も発送の日を考えつつ、ボチボチと。遅れることがあっては興ざめですものね。