京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「阪神ファンばかりだと思うなよ」

2024年09月30日 | 日々の暮らしの中で
「巨人、セ制覇」
9月28日、対広島戦(マツダスタジアム)に勝利し、阿部監督胴上げの様子が翌朝の地元紙一面で報道されていた。
4年ぶり。もう前回のことは忘れたが、自分がジャイアンツ一筋のファンであることは何度か書き記したことがある。テレビ中継が終わったあとはラジオで、父と一緒に試合の成り行きを楽しんだ。「父とラジオ」と題して書いた日があったなと振り返ってみたらそれが4年前で19年9月25日、前回の「巨人、セ制覇」のときだった。

阪神、「2位確定」と今朝。スポーツ欄にではあったが、なに、なに!?この紙面の大きさは。2位ですぞ。


しかも、「日本一へ仕切り直しや」ですって。日本一はセ・パの覇者が争ってこそ決まるのではないかと考える私はCS不要論者だから、この言葉はあまり気分良くない。

かつてみた映画「かば」のなかで、登場する男子高校生が「阪神ファンばかりだと思うなよ」と言うシーンがあった。舞台は大阪西成区。
他の言葉は忘れても、このひと言だけは今もこうしてしっかと記憶している。彼はこっそり、はっきりと、言ってのけたんだった。そりゃあ、周囲は阪神ファンばかりでしょうから。
そうだ、そうだ!と肩をたたいて声を掛けたくなったわ。
巨人ファンと口にするのはなんやら肩身が狭いのですわね。誰に遠慮がいるもんか、と思うのだけど。

あまり声高にものは言いたくない。何熱くなってんのって笑われるのがオチか。


今夜は虫の音が少ないが、夜長の過ごし方を工夫しなくっちゃ。
野球中継は多分あまり見ない…。見なくても巨人ファンは変わらない。
コメント (2)
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