京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 底冷えは家の中まで

2013年02月09日 | 日々の暮らしの中で

昨日の最高気温は2.9度とあった。胸の奥がほってってくるような温かさでも感じられるのなら、極上のエコ防寒法になることだろうに。
どこからかすき間風だ…。襖を開ければひやーっとした寒冷地の空気が入り込む。北極のような冷気が沁みついた廊下を肩をすぼめて足早に移動する。家の中にいて吐く息が白く見えるだなんて、笑われそうだけれど冗談ではない。

      首と腰を温めると体全体が温かくなるという。家の中にいて、これほどの重装備は不可能だとしても、首の付け根が凝るのは冷えからくるのだろうか。

桜の開花予想が京都では3月25日の見込みだと発表された。そう聞くだけですでに身も心も浮き浮きしてくる方もいるらしい。ちょっとばかり気が早いんじゃな~い?って思ってしまうが、あのお花見の光景など思い浮かべて、少しでも心を温めたほうがいいに決まっている。やっぱり春は喜びだ。

「もうすぐ春、恋してみませんか?」って新聞のコラムにあった。結果を気にして身をすくめていては何にも始まらない。そうか、街へ飛び出そう~!! って? やっぱりさっむーっ。寒過ぎる。プリンターのインクを買いに出かけたついでにスーパーに立ち寄り、直行で家に戻った。朝から掃除も洗濯もパスして、今日は完全フリータイム。
あれこれ何かはしていた。が、基本的に何もしないでいられる日だったのでなんと幸せな~。

枯れ尾花のてっぺんに綿のような白い花が咲いた朝だった。

コメント
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