オサレなお店が立ち並んでいるのだが
そこにもブラックホールみたいなとこはあるわけで
そういう居酒屋に
今日のダンスセラピーWSに参加したねずみ男が
「洞窟のような店があるのだ」と言って連れて行ってくれた
安い早い味は至ってふつう
たまごかけごはんとかキャベツの塩昆布とか
家でも作れるようなメニューばかり
だからオサレな南青山では異色のゾーンであるわけで
そこでうどんすき840円→今だけ特価640円とか
たこ焼き280円などを食べながら
ぐだぐだと今日起こったことやあれやこれやを話した
さまざまな話をしたのだけれど
最終的にはなぜか
自分の中の腹黒いスポットを大事にしようということになり
まぢめ妖怪の雪女は
腹黒スイッチを作る!と帰り道で宣言していた
なぜかこのWSにやってくるひとは
わたしの妖怪腹黒ポイントを見てとって
安心して
腹黒とかいろいろ出しているらしい
こういうWSはとかく
自分をさらけ出さなきゃとか
何か得て帰らなくちゃとか
いい子でいなくちゃとか
いろんな誤解を持たれるのだが
腹黒いところも鼻水も涙も出るなら出るがままにしていればいいのだ
それを誰も責めはしないのだし褒めもしない
でも共感することはある
雪女もやがて腹黒から色黒になるかもしれぬ
わたしはもともと腹黒の色黒なので
色は変わらぬ
白いのは今や髪くらいなものだ
腹黒さも後ろ暗さも怒りも悲しみも不安も
そのまま踊って
そのあとはワハハと笑えればいいと思った
ほんとだいじなんだ、
ワハハは。