京医ボート部ブログ

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2日目

2019-08-12 21:47:09 | 日記

遅い時間の投稿ごめんなさい!西医体毎日ブログ企画、2日目は僕、谷口が担当します。よろしくお願いします!

 

西医体も中盤を過ぎ、残すは決勝となりました。皆さん、本当に応援ありがとうございます。おかげ様で、一般付きフォア、新人付きフォア、シングルが1艇ずつ、ダブルが2艇決勝に進出しました。

各艇、優勝を目指して最後まで頑張ります!

 

さて、明日は決勝ということでまだまだ気は抜けないのですが、僕なりに夏シーズンを簡単に振り返ってみようかなと思います。

 

5月に入り朝日レガッタが終わって、本格的な夏シーズンが始まりました。

ボート部には珍しく2回生だけの対校クルー。それを言い訳にはしたくないですが、大変な面が多いクルーでした。

バランスが全然とれずにまともに力が出せない。ミーティングをしても改善されずに時間だけが過ぎていく。

東大戦では全学エイトに乗ってバランスの良さに感動したのですが、全学のメンバーはまだまだフラットじゃないと言っていてレベルの違い、自分たちのフォアの完成度の低さを痛感しました。

技術がなかなか向上しない中でパワーを最後の砦に頑張っていましたが、そんなゴリ押しのスタンスは東大戦では通用しませんでした。スタートこそ出たものの、200m付近で抜かされ、そのままジタバタしているうちに鉄門に2連覇を許してしまいました。終わった後に言われるのは鉄門の揃い方と僕らのバラバラ具合ばかり。そんなことは分かってる。でもどうしたらいいのか。このまま負けのシーズンを過ごすのか。

その後、コーチの指導もあり、僕らはシート順をそっくりそのまま逆にするという大幅なシートチェンジを行いました。

僕としてはここが転換点だったと思っています。

正直シートチェンジ自体に効果があったかは判断の難しいところです。それよりも変わったのは気持ちでした。大きな変化のあと、まるでクルー組みたてのように僕たちはやり直していきました。これまでうやむやのまましていた練習前後のミーティングを課題がはっきりするまでやりました。バラバラにやっていたエルゴをペアごとにやるようにしました。どこかで見ないふりをしていたブレードワークを揃えるように練習をしました。

強いクルーなら当たり前にしていることを、僕たちがこれまでにできていなかったことをやることで課題が一つ一つ小さくなっていきました。

 

そんな中ふとした気付きが。それまで僕たちの艇は揚艇時に水がバッシャーと落ちていました。つまりはバランスが悪くてスプラッシュが上がるので水が艇の中に入りまくっていたのです。それがある日を機に何の音もしなくなったのです。明らかな成長でした。

僕はずっと手探りで訳の分からないまま練習している気でいたので、この目に見える変化が嬉しくてその日は人知れずテンションが上がっていました。

 

そんな中迎えた近医体。成長を感じたレースでした。しかし、ラフコンの中挑んだ決勝ではどうしてもうまく漕げず、西医体までの1ヶ月でどう改善していくかが課題として残りました。

 

コーチの指導を仰いだり先輩に聞いたりして、安定した漕ぎを目指して練習を積み重ねました。

 

そしてとうとう西医体。落ち着きはこれまでより格段にアップし、前半出られても焦らずじっくり抜かしていく流れをつくることができています。ここまできたら優勝しかない。本当の本当にそう思っています。

 

夏シーズンの締めくくり。必死に漕ぎきるので、是非応援よろしくお願いいたします。

 

最後に第Xクルーへ、この2試合細かい課題はあるけれど、力を見せる漕ぎができていると思う。

クルーを組んでから、雰囲気が悪くなることもあったけど、その度にコミュニケーションを図って立て直してきた。今の気持ちは「このクルーで本当に勝ちたい。」ただそれだけ。最後出し切って最高のクルーを完成させよう。

 

2回生谷口雄生


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