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脱線、趣味の話

2020-04-18 11:55:09 | 日記
こんにちは、3回生の松本です

 怒濤のテストラッシュを超えて迎えた春休み、部員旅行から帰って趣味に打ち込んでいるうちにいつの間にやら新学期、ついに僕も3回生か〜
 そういう時期ではあるのですが、どうも世間がコロナコロナしてて対面授業は中止、ボートも中止、バイトも最低限、ということで見事、新春から引きこもり生活が始まってしまいました。

 今日は少し、そんな引きこもり生活の中で僕が慰みにしている趣味について話そうと思います。
 僕は自分が多趣味だと思っています。実際小さい時から色々なことに興味を示して、いろいろなものに手を出してきました。プラモデル作り、木工作、電子工作、化学実験、映画鑑賞、自転車いじり、油絵、水彩画、ギター、漫画を描く、飛行機作り、筋トレ、料理、田植え、などなど 掘り下げたものもあれば、三日坊主になってしまったものもあります。実家が割と京都の中でも自然あふれる方なので、昔から伸び伸び手を出せる環境にあったのも大きいですかね。

 一人暮らしを始めてからは、少し手狭な部屋ということもあって、なかなかかつてのように色々手を出すことはできなくなってしまいました。下宿で田植えなんてしたらどうなるんでしょうね?
 下宿に移って、最初に手を出したのは油絵でした。昔から油絵には憧れがあって、高校生の時に大塚国際美術館に行って色々な絵を鑑賞し、自分の絵を自分の家に飾りたいと思うようになってたんですね。

 高校生の選択科目が美術だったので油絵の具は持っていました。後は適当に筆と油壺とキャンバスを買って、パレットを作って、さぁ書き始めようと。
 いや、題材を決めてないじゃないかと思い立ちました。これから数ヶ月は手掛ける作品でしょうから、ある程度愛着のある題材を選ばないといけません。結局こういうところで自分の深い興味みたいなのが明るみに出るのでしょうね、僕の場合、心震わせる興味の的は兵器でした。鉄砲とか、戦車とか、戦闘機とか、大砲とかです。
 この興味の原点というものを僕は自覚していないんですが、気づいた時からなぜか強く惹かれていて、特に宮崎駿の描く兵器はすごく好きでした。

 だったらそういうものをを描こうかと、さらばとその辺の戦車の写真を引っ張ってきて描いたらよかったのかも知れないんですが、ここで欲が出てしまいました、何かストーリー性を持たせたかったんですね。
 そこで思い立ったのが、かつて美術館で「第九の波」を見た時に感じた、美しい海に冒される人工物への儚さに馳せる情緒と、大好きな飛行機を組み合わせたものを描こうということでした。こういう考えのもとネットで題材を探し始めて、しっくりくるものを見つけるまでにあまり時間はかかりませんでした。題材は、海底に朽ちる戦闘機の残骸です。


 役者が揃ったってこれからが大変です。美術の授業で描いたことがあるったって、描いていたのは植物だし、描き方なんて忘れているしそもそも手取り足取り教えてくれる先生ではなかったし… でも、どうしたらうまく描けるのかな、とか考えながら筆を進めていくのは実際楽しかったんでしょうね。絵具を乾かすのにめちゃくちゃ時間がかかるので1週間に一回しか描けないんですが、時間はすぐ過ぎました。平日あれやこれや推敲して、休日に実行してみるんです。なかなかこれが楽しい。
 6回くらい描いてみて、今の姿がこんな感じです。何度か描くうちに、ここが良くなかったなーとか、もっとこうした方が良かったと思うことがあってリセットしてしまうのでなかなかに進みません。油絵は上に何回でも塗り重ねられるので、リセットできるというのも魅力です、進まなくなりますが。

 実は飛行機作りにも精を出しています、もともとは木の板だったものが飛行機の姿になっていくのは楽しいものですね。今春は設計から始めてみました。CADを使って設計したのですが、これはなかなか手間がかかって、随分勉強になりました。



 最近手を出し始めたのが、解剖の復習ですね。これは趣味か?
 ひたすら去年やった解剖の授業のまとめノートをTwitterに投稿し続けるという遊びです。なんか、誰かのためになったらいいですね。


 いつもいつも、長くなりすぎる気がします。こんなもので。
 
 3回生 松本侑

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