肉。焼いてきました。
遅ればせながら、朝日レガッタのクルー打ち上げであります。
GWの余韻も薄れつつあるこの季節、雨上がりの鴨川は等間隔に賑わっておりました。早めに到着した僕は少し離れた川沿いに腰掛け、今日一日を振り返りながら己の為体を叱責していたのです。三条大橋に流れる雲は、羽毛のようにやわらかく僕を撫でてゆきました。
ゆっくり街を観察していると、ポケットからピコピコとお知らせが届きました。
どうやら宴が始まるようです。
お店に入ると、天井からは数々のダクトが伸びており、いかにもといった雰囲気です。小さな網にぎゅうぎゅうとお肉を敷き詰め、焼けたはしから食っていく。箸が止まらないのは勿論、ボート談義も尽きることなく白熱しました。
春はセカンドフォアとして漕いでいましたが、夏はそれぞれ小艇としてシーズンを漕いでいます。不安・悩みの相談や、乗艇技術、トレーニングメニューなど、議題は多岐にわたります。時に笑い、時に泣き、お肉をつまみながら、侃々諤々と討論するありさまは、各国首脳も目をみはるほどであったといいます。
やはり、皆が思いを馳せるのは夏。それぞれの思いがもくもくと立ちのぼり、一つになって京都の夜に馴染んでゆきます。
夏はまだ始まったばかり。ここからが本番です。梅雨を乗り越え、暑さを乗り越え、この季節が終わるとき、何か残せるものがあるでしょうか。
最近、いろいろな人と話すたび、夏にかける思いが少しずつ積もっていきます。そこで浮かぶ課題をきちんと整理して、丁寧に克服していかなくてはいけません。世の中そんなに甘くないし、自分はできるやつではないことは百も承知なので、もっともっと精進せねばと思っている次第です。
以上、ちょっとまじめな西崎でした。
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