京医ボート部ブログ

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自粛期間中に見つけた娯楽について

2020-07-19 10:40:15 | 日記
こんにちは。今の時期は専門科目より一般教養のほうがつらいと思っている2回生の谷口です。履修の抽選、早押しゲームに負けてジェネとかいう鬼単をとることになったんですよ。これがね、コロナの自粛でオンラインになったからさらにきつくなったんですよ。普段の授業分は事前にビデオ形式で渡され予習、zoomの授業では先生の結構突っ込んだ"concept"の理解を問う質問に答えさせられる(しかも全部英語)っていう激やば授業になったの、ここに関しては本当にコロナを恨みましたね。僕の学年から選択必修じゃなくなって人数少なかったのも一因でしょう。まぁ、こんな愚痴は置いといてなんか楽しい話でもしましょう。春期にやってたアニメは、再放送のヴァイオレット・エヴァーガーデンにめっちゃ感動しましたし、球詠も最後のほうで本当に尊かった…。今やってるアニメでは、再放送のAngel Beats!がなかなか面白いです。ついつい先に配信で全話見たくなっちゃってます。新作では放課後ていぼう日誌に期待ですかね。これの聖地はいま大雨で大変なことになってる芦北町です。早く復興することを心より願っております。多少気分も上向いてきましたので、本題にでも入りましょうか。自粛中に新しい楽しみを見つけたので是非紹介したいという話です。新しい趣味というのはニコニコ動画で解説動画を見るというものです。解説動画とはその名の通り様々なことを解説してくれる動画です。しっかり参考文献読んだ人が作ってたりして、知的好奇心が刺激されいいものですよ。以下にいくつか紹介しましょう。
まず始めは「チルノのパーフェクトイングランド史きょおしつ」です。

このシリーズの動画がフォローしてる王党派の人のtwitter(こういう人のtwitterを見てると結構歴史に関する興味深い情報とか流れてきて楽しいですよ)で流れてきて解説動画の存在を知りました。イングランドの歴史を先史時代当たりからヘプターキーの時代、ノルマンコンクェストからの各王の時代をねっとりと詳しく解説してくれています。フランスとの関係含めいろいろ新たな視野と知識を持つことができ面白いです。この動画の目的としては、イギリスがなぜ世界の中心となったのか(産業革命を起こせたのか)を明らかにすることだそうなので、それが少しでも見えてくるようになるとさらに面白くなると思います。
次は、ゆはるさんのあげている「アルゼンチン財政破綻9回の歴史」、「アルバニア国民3分の1が詐欺で破産した歴史」などのシリーズ動画です。

voiceroidふたりによる掛け合いで進む動画です。国家の失敗や成功など外側から見る分には面白い歴史についてコミカルに描かれていて(その場では相当大変なんでしょうが)見ていて面白いです。国家による失敗はやはり、歴史的文脈や世界情勢などに大きな影響を受けるものでここをしっかりと説明してくれるのでわかりやすいし教訓にもなります(別に生かされるところはないですが)。あと、最新の動画で、マハティールは超有能だということを再確認しました。
「EU・NATOって何?」もお気に入りです。

EU・NATOの設立理由、その裏にあるヨーロッパ諸国の様々な思惑、ヨーロッパの社会情勢への対応などについて、いくつかの視点に立ってじっくりと説明してくれます。ヨーロッパの現代史が建前抜きに説明されているのは本当に面白いですね。知っている事件なんかの裏の思惑や国際情勢が垣間見える。これは本当に好奇心をくすぐるものです。
「3分即決!国際法廷」これも面白い。

国と国との争いである国際法廷。ここでの裁判のいくつかをこれでは紹介しています。国家同士の対決を背景とそれぞれの主張、国家の行動などから説明してくれるなんてこれは面白いに決まっているでしょう。国際法廷ゆえ最後に結果が出てくるのもこの争いに対してどう法律家が考えたのかがわかり興味深いです。
Teaさんの紛争解説のシリーズも面白いです。

いくつかの紛争について解説しているシリーズです。これは、基本的に軍事史的なものなので政治的な関係はあまり出ていません。フォークランド諸島の回では、アルゼンチンは案外粘ったんだなぁという発見がありました。キプロス紛争では政治史も絡めてやっていて、周りの国や大国に翻弄される様子などがなかなか興味深いものでした。
かやさんの雑学シリーズもおすすめです。

これは参考文献などもそれほどしっかりしているわけではないのでちょっとした雑学を楽しむ程度におすすめです。どちらかというと、voiceroid漫才のほうがメインで知的好奇心を満たすよりかは、voiceroid同士の掛け合いを楽しむものでしょう。
最後にニコニコの解説動画という趣旨からは多少外れるかもしれませんが、今日僕が徹夜する原因となった動画を紹介しましょう。「やる夫はアフリカで奇跡を起こすようです」というシリーズです。

これは、アフリカの英国保護領だったボツワナを一端の国へと成長させたセレツェ・カーマの人生を中心に、南部アフリカの近現代史と、その運命の分岐についての考察を行ったやる夫スレを動画に編集したものです。最終章最後に出てくる参考文献の多さからもわかるようによく調べられたうえでのわかりやすい解説、独立後もうまく国家が回らない状態の多いアフリカ諸国とボツワナのどのような違いが独立後の運命を分けたのかについての1(スレ主)の考察、南アフリカ、ローデシア(現在のジンバブエ)の白人至上主義とそれに対する情勢の変化の紹介などがあり、普段は気にすることもないような南部アフリカについてよく考えさせられる動画となっています。夢中になって夜通し見てしまいました。
全体的に見て、歴史関係の動画が多いですね…。僕は文理選択を間違えたのかもしれません…。ともあれ、ニコニコ動画の解説動画はなかなか興味深い面白いものが割とあります。是非に調べてみてはどうでしょうか。あ、あと、どの動画でも最初に書いてあるように、動画の投稿主の考えが多分に入りますし、ずさんな調査で動画を作っている可能性もあります。解説動画を丸のみにすることは危険なことですので、もし気になったら参考文献などにあたってみるのがよいと思います。それでは、よい夏休みを。たくさん山に登りたいなぁ。

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