香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

2021年カレンダー 牛耳筆で「丑」を書く

2020年12月22日 17時56分12秒 | 講師のお仕事

本日は、講師をしている書道サークルの年内最終日。
毎年お配りしている鳥の子紙のカレンダー用に、うし年に因んで牛耳筆で「丑」を半紙に書いていただきました。

牛耳筆は、14~15年前に行った山梨の市川大門碑林公園の売店で、長鋒で面白い線が書けると聞いて購入したものです。
牛の耳の毛で、濡らすとまとまりがよいです。
左から、筆全体、筆の名前の拡大、乾いた筆先、濡れた筆先。

黒板に貼った見出しの書は、ちょっとしわが気になりますが、見本に書いた隷書体の「丑」です。
側筆を使って太さを出しました。
墨持ちは良くないので、2度ほど墨継ぎをしています。

カレンダーに貼るのは、はがせるのりを使います。
揮毫用のカレンダーなので、直接書いてもいいのですが、新たに書いた書を差し替えながら1年間楽しんでいただけるように、編み出しました。

皆さんが書いた「丑」も撮りたかったのですが、時間がなくて残念でした。

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2 コメント

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いいアイディア! (あひる)
2020-12-23 22:24:14
このカレンダー、私も使ったことがあります
でも、一発で決めなきゃ、と思えば思うほど上手く書けず、残念な結果になったのを覚えています。

はがせるノリを使えば良いのですね!ナイスアイディア
次回は心おきなく作品制作ができそうです。
あひるさんへ (香彩)
2020-12-29 17:31:09
ありがとうございます
直接書くのは勇気入りますよね!
皆さんには、季節に合うものを書いて貼りかえるようおすすめしています

私は百均で見つけましたが、付箋が作れるような紙に貼ってもきれいに「はがせるのり」をお使いください。
書は、乾ききる前に新聞に挟んで重しを載せれば、しわしわにならないと思います

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